日の丸

デジタル大辞泉

ひ‐の‐まる【日の丸】

読み方：ひのまる

１ 太陽をかたどった赤色や金色の丸。古くから、扇や指物(さしもの)などに用いられた。

２ 白地に、太陽をかたどった赤い丸を描いた旗。日の丸の旗。→日章旗

３ 《日の丸の旗を国旗とするところから》日本または日本政府のこと。「親方—」

隠語大辞典

日の丸

読み方：ひのまる

1. 日の丸。月経の隠語。日の丸国旗の赤の縁語。
2. 旗日の条を見よ。〔情事語〕
3. 月経の事。
4. 旗日の条を見よ。（※参照箇所欠）
5. 〔隠〕旗日と同じ。その項を見よ（※参照箇所欠）。
6. 旗日をいふ。
7. 月経のこと、旗日には日の丸を掲げるから出た語。「ハタビ」参照。

分類 情事語

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日章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2025/04/11 12:58 UTC 版)

日章（にっしょう）は、太陽をかたどった意匠。

日本においては通常円形で描かれ、色は赤色系統・金色系統の場合が多い。白地に赤の日章をあしらった日本の国旗は「日章旗」と称される。なお、日章に光条（旭光）をあしらった意匠は「旭日（きょくじつ）」と称し区別される。

日本の例

日章

現在では、日本の国旗である日章旗（日の丸）が代表的である。

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  日本の国旗（日章旗）
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  ^??琉球政府旗（2代目の琉球船舶旗）
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  ^??艦首旗（海軍の2代目艦首旗）
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  ^??皇国旗（遣米使節が発注した旗）
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  日本陸軍、日本海軍、航空自衛隊の国籍マーク

日章を取り入れたもの

明治時代初期には日章を取り入れた旗が多く採用された。

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  ^?旧税関旗
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  ^?旧郵便旗
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  ^?博愛社の旗

旭日

旭日の意匠は同じ太陽でも勢いよく昇る朝日を表している。円形の部分が日章と称されることがある。

• 旭日旗 - 軍旗、自衛隊旗など。
• 旭日章（勲章） - 日本の勲章の一種。
• 旭日章（警察章） - 日本の警察のシンボルマーク。

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  一般的な十六条の旭日旗の意匠
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  日本陸軍の軍旗（陸軍御国旗）
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  自衛隊旗（八条旭日旗）
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  日本海軍の軍艦旗、自衛艦旗
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  日本の警察のシンボルマーク（旭日章）
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  明治時代の看守の帽章
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  関東都督府の看守の帽章
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  警防団の徽章（略日章に桜花）

その他

これらは必ずしも日章とは称されないが、太陽をかたどった意匠として挙げる。

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  マケドニアの旧国旗（ヴェルギナの太陽）
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  ギリシャ領マケドニアの旗（ヴェルギナの太陽）
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  マケドニアの国旗
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  ドネツィク州の州旗
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  占星術・天文学で太陽の記号
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  ソ連空軍の軍旗
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  グルジア共和国の国旗。ソ連邦からの独立後は全く別の意匠の国旗に変更（グルジアの国旗)
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  クルディスタンの旗
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  カレン民族同盟 (KNU) の旗
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  紋章学で太陽のチャージの例
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  太陽十字の例
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  黒い太陽の例
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  アステカの太陽の石の復元
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  アルゼンチンの国旗（五月の太陽）
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  アンティグア・バーブーダの国旗
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  旧イラン赤十字旗（赤獅子太陽）
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  ウルグアイの国旗（五月の太陽）
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  カザフスタンの国旗
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  木下氏の家紋（木下日足）
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  キリバスの国旗
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  アリゾナ州の旗
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  チベット国旗
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  キルギスの国旗
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  ^? ルーマニア人民共和国の国旗 (1948-1952) 1948年3月制定
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  ^? ルーマニア人民共和国の国旗 (1952-1965)
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  ^? ルーマニア社会主義共和国の国旗 (1965-1989)
• 
  グリーンランドの旗
• 
  中華民国の国旗（青天白日満地紅旗）
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  中華民国の国章
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  中華民国海軍旗・中国国民党旗（青天白日旗）
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  東京都旗（東京都紋章）
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  ナミビアの国旗
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  ニジェールの国旗
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  ネパールの国旗
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  フィリピンの国旗
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  ブリティッシュコロンビア州の旗
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  マーシャル諸島の国旗
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  マラウイの国旗
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  バングラデシュの国旗
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  ルワンダの国旗
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  ロシア空軍の軍旗

なお、パラオの国旗、ラオスの国旗はデザインが日章に似ているが、月（満月）を表している。

関連項目

• 日本の国旗

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日の丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/18 03:50 UTC 版)

「昇平丸」の記事における「日の丸」の解説

1854年(嘉永7年)3月の日米和親条約調印後、外国船と区別するための標識が必要となり、日本国共通の船舶旗(「日本惣船印」)を制定する必要が生じた。幕臣達は当初「大中黒」(徳川氏の先祖である新田氏の旗。白地に黒の横一文字)を日本惣船印に考えていたが、薩摩藩主島津斉彬、幕府海防参与徳川斉昭らの進言によって、「日の丸」の幟を用いることになり、同年7月9日(1854年8月2日)、老中阿部正弘により布告された。昇平丸が幕府献上のために江戸へ回航された際、日の丸が船尾部に掲揚されたが、これが日の丸を日本の船旗として掲揚した第一号であるとされている。 一方で上記の説は俗説に過ぎず、日の丸の船印は浦賀奉行の提案によるものであり、徳川斉昭の強い支持もあって鳳凰丸竣工に際し日本船の総印として規定され、その後の昇平丸にも適用されることになったとの見解もある。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

日の丸

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 08:45 UTC 版)

和語の漢字表記

日の丸（ひのまる）

1. 「ひのまる」を参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「日の丸」の例文・使い方・用例・文例

• 日本代表にはもっと日の丸の重さを感じてほしい。
• 私は日本の日の丸が一番好きです。
• 日の丸がはためいていた。
• その日、日の丸の旗がはためいていた。
• あの連中は親方日の丸だ.
• 日の丸が門になびいている
• 日の丸が門に翻っている
• 日の丸の旗が門に翻っている
• 日の丸が檣頭に翻っている
• 朝日に輝く日の丸の旗
• 門に日の丸がひるがっている
• 彼は「ワールド・ベースボール・クラシックで日の丸のために戦う野球選手に心を動かされた。自分がまだ代表チームの一員として泳ぎたいと思っていることに気づかされた。」と語った。
• 天皇，皇后両陛下が二(に)重(じゅう)橋(ばし)に姿をお見せになると，集まった約３万5000人が日の丸の小旗を振った。
• 彼は「バンクーバー五輪の表彰台から日の丸が揚がるのを見た景色は今でもはっきりと思い出せる。」と答えた。