縁語とは? わかりやすく解説

えん‐ご【縁語】

読み方:えんご

修辞法の一。和歌文章の中で、ある言葉意味内容上で関連のある言葉。主に連想により導き出され相互照応により表現効果を増す。例えば、「糸による物ならなくに別れ路の心ぼそくも思ほゆるかな」〈古今羇旅〉では、「よる」「ほそく」は「糸」の縁語。古今集以降の歌に多い。


縁語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/03 06:37 UTC 版)

縁語(えんご)とは、一首の中に意味上関連する語を連想的に2つ以上用いることで歌に情趣を持たせる、和歌修辞技法のひとつ。 ただし、単なる日常語のイメージからなる連想ではなく、古今和歌集などに掲載される和歌で繰返し連想的に用いられているものでなければ、縁語にはならない。




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