し‐にょう〔‐ネウ〕【×屎尿】
屎尿
屎尿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 06:36 UTC 版)
火薬の必須成分たる硝酸カリウムの不足は極めて深刻だったため、連合国は各地にエージェントを派遣してこれの確保にあたらせた。アラバマ州セルマに派遣された硝石・鉱業局職員ジョン・ハラルソン(英語版)は、地元紙に次のような広告を載せた。 セルマの淑女各位には、硝石の生成に用いるべく、敷地内の便所から収集された尿を確保するようにお願い申し上げる。これを回収するための樽が毎日送られる。"The ladies of Selma are respectfully requested to preserve the chamber lye collected about their premises for the purpose of making nitre. A barrel will be sent around daily to collect it." 広告が掲載された直後、南北双方の軍民によってこれを揶揄する詩が書かれた。南部では「ジョン・ハラルソンへの訴え」("An appeal to John Haralson")として知られる詩が書かれた。少し後に北部でもハラルソンに関する詩が書かれた。
※この「屎尿」の解説は、「硝石・鉱業局」の解説の一部です。
「屎尿」を含む「硝石・鉱業局」の記事については、「硝石・鉱業局」の概要を参照ください。
- >> 「屎尿」を含む用語の索引
- 屎尿のページへのリンク