生成とは?

せい‐せい【生成】

[名](スル)

ものができること。また、ものを新たにくり出すこと。「薬品生成する」

哲学で、事物がある状態から他の状態になること。また、その過程転化


うみ‐な・す【生成】

〔他サ四〕 生んで作りあげる。生成する。

古事記(712)上「国土(くに)を生成(うみなさ)むと以為(おも)ふ」


せい‐せい【生成】

〔名〕

① ものができること。また、ものを生じさせること。しょうじょうせいじょう。

太平記14C後)二五「陰陽成(セイ)生して、正哉吾勝勝々速日天忍穂耳尊を生み給ふ」〔杜甫‐屏跡詩〕

② 育つこと。成長すること。

随筆文会雑記(1782)二「幼時病身にて中々生成したまふべきに非ず

哲学で、静止不変存在対す概念で物がその状態を変えて、他の状態に変化する過程、あるいは非存在存在となる過程をいう。転化。成。

ネオヒューマニズム問題文学(1933)〈三木清〉三「無は人間ではない、むしろそこから芸術における人間の生成があると考へられるところの根源である」


おい‐な・る おひ‥ 【生成】

〔自ラ四〕 成長する。育つ。生い立つ

宇津保(970‐999頃)国譲下「よくおいなり給へるを〈略〉むつまじき人の、いとたてまつらせまほしきを」


き‐なり【生成・生形】

〔名〕

① (形動生地のまま、飾りけのないこと。また、そのさま。

寛永刊本蒙求抄1529頃)二「敦樸は厚淳朴なるそ。其ままきなりなを云ぞ、かざらぬぞ」

② 生のままで、染めたりさらしたりしない糸や布地


なま‐なり【生成】

〔名〕

① (形動) 十分にできあがっていないこと。未熟であること。また、そのさまや、そのもの

史記抄(1477)六「此ほと秦は彊て新造之趙とてまたなまなりで」

(ふな)や(あゆ)などで作る熟鮨(なれずし)の、十分に熟(う)れていない半熟の状態。また、その状態で食べる一説に、早鮨(はやずし)。一夜鮨なまなりずし。なまなれ

殿中申次記(15C末‐16C中か)「生成三十例年上之

能面一つ小さな角を生やし、髪を乱した女面で、怨霊表わす。「般若(はんにゃ)」になりきっていないもので、「鉄輪(かなわ)」の後シテにだけ用いる。〔八帖花伝書(1573‐92)〕


生成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 09:07 UTC 版)

生成(なまなり)とは、「般若(はんにゃ)」と呼ばれる女のの面の中でも、まだ魔性が充分に徹底しない状態を表しているものを指す[1]


  1. ^ a b c d 戸井田道三「生成」『演劇百科大事典 4』(平凡社、1961年)P280
  2. ^ a b 『岩波講座 能・狂言Ⅳ』(岩波書店、1987年)P224


「生成」の続きの解説一覧

生成

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 13:29 UTC 版)

この単語漢字
せい
第一学年
せい
第四学年
音読み 音読み

発音

せ↗ーせー

名詞

(せいせい)

  1. 物がじること。ものを作り出すこと。
  2. (哲学) ある状態事物別の状態へと変化すること。転化

動詞




品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

「生成」に関係したコラム

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「生成」の関連用語

生成のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



生成のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの生成 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの生成 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2022 GRAS Group, Inc.RSS