胆汁とは? わかりやすく解説

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たん‐じゅう〔‐ジフ〕【胆汁】


胆汁

同義/類義語:胆液
英訳・(英)同義/類義語:bile, gall

胆のうから分泌される消化助けとなる褐色の液。消化酵素含まれていないが、胆汁酸乳化作用持ち消化助けとなって働く。
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胆汁


胆汁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/09 07:05 UTC 版)

胆汁(たんじゅう)は、肝臓で生成される黄褐色でアルカリ性の液体である。肝細胞で絶えず生成され、総肝管を通って胆のうに一時貯蔵・濃縮される。食事時に胆のうが収縮され、総胆管の十二指腸開口部であるオッディ括約筋が弛緩し十二指腸に排出されて働く。


  1. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ). “胆汁” (日本語). コトバンク. 株式会社DIGITALIO. 2022年11月9日閲覧。
  2. ^ 中村宜司、佐藤克行、秋葉光雄「胆汁色素代謝物ウロビリノーゲンの抗酸化作用」中村宜司 『日本農芸化学会誌』2001年3月5日、75巻、144ページ。胆汁 - J-GLOBAL
  3. ^ NAKAMURATakashi; SATOKatsuyuki; AKIBAMitsuo; OHNISHIMasao (2006). “Urobilinogen, as a Bile Pigment Metabolite, Has an Antioxidant Function”. Journal of Oleo Science (日本油化学会) 55 (4): 191-197. doi:10.5650/jos.55.191. NAID 130000055572. 


「胆汁」の続きの解説一覧

胆汁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 23:14 UTC 版)

排泄」の記事における「胆汁」の解説

肝臓では常に胆汁が生成されていて、ここに水溶性高くない排出物質が含まれている。一旦胆嚢貯蔵濃縮され食事の際に十二指腸へと放出される。ただし、胆汁には胆汁酸による脂肪分の乳化という作用もあり、老廃物の排出のみがその機能ではない。胆汁酸構成するコレステロールなどは再び腸管から吸収されリサイクルされる(腸肝循環)。再吸収されなかった残り最終的に糞便として体外排除されることになる。 糞便は胆汁や大腸排出される重金属など生体からの老廃物含んでいるが、大部分消化吸収されなかった食物である。したがって糞便排泄物と呼ぶのは適切ではない。また糞便の約1/3は細菌であり、ほとんどは無害なのであるか、腸にとって役に立っている。その他に有害なものや、病原性場合によっては致死性を持つウイルス細菌アメーバ寄生虫なども含まれている。

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胆汁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 04:58 UTC 版)

ウシ」の記事における「胆汁」の解説

水彩画では胆汁をぼかし・にじみ用の界面活性剤として用いる。 タウリンtaurine)は牛の胆汁から発見されたため、ラテン語雄牛意味するタウルスtaurus)」から命名された。

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胆汁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 09:47 UTC 版)

消化」の記事における「胆汁」の解説

胆汁は脂肪乳化し消化しやすくする。

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胆汁

出典:『Wiktionary』 (2016/02/29 04:53 UTC 版)

名詞

 たんじゅう

  1. 肝臓生成される、脂肪消化する消化液

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「胆汁」の例文・使い方・用例・文例

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