リパーゼとは? わかりやすく解説

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リパーゼ【lipase】


リパーゼ(りぱーぜ)


リパーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/09 15:08 UTC 版)

リパーゼ (lipase) は、脂質を構成するエステル結合を加水分解する酵素群である。語源は、ギリシャ語の“lipos(脂肪)”+“ase(酵素)”に由来する。普通はそのうちで特にトリグリセリドグリセロール脂肪酸エステル)を分解して脂肪酸を遊離するトリアシルグリセリドリパーゼEC 3.1.1.3)を指す。消化液(胃液膵液)に含まれ、脂質の消化を行う消化酵素であり、多くの生物の細胞で脂質の代謝に関与する。

リパーゼはすべての生物に存在し、その遺伝子は一部のウイルスにもある。機能も立体構造もさまざまであるが、活性中心にセリン求核性の酸素原子を持つ)と酸性アミノ酸残基(アスパラギン酸など)およびヒスチジンを持つタイプが多い。

基質のグリセロール骨格の特定の位置(3か所のいずれか)を分解するものが多い。また逆反応(エステル合成)にも働くことから、人工的なエステル合成・交換反応にも用いられている。その際、目的とするエステルの加水分解を避けるため、有機溶媒中で反応が実施されることもある。また、リパーゼのその他の利用用途として消化薬、あるいは洗剤などに添加される。

広義のリパーゼとしては、リン脂質生体膜の主成分)を分解する各種のホスホリパーゼがある。これらはエイコサノイドプロスタグランジンなど)の合成や、細胞内でのシグナル伝達といった、細胞内外での機能調節に関与する。


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