グリコヘモグロビンとは? わかりやすく解説

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グリコヘモグロビン ( glyco-hemoglobin )

糖とヘモグロビン結合した糖化タンパクのこと。このタンパクは本来のタンパク質性質異なり高血糖状態にあるときほど糖化される割合多くなります。グリコヘモグロビンの持つこの性質利用して糖尿病患者さんの血糖コントロール状態をみたり、管理するうえでたいせつな検査指標となってます。

糖化ヘモグロビン


グリコヘモグロビン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 03:00 UTC 版)

グリコヘモグロビン(glycohemoglobin)とは、ヘモグロビングルコースが結合した糖化産物の総称である。糖化ヘモグロビンとも呼ばれる。ヘモグロビンは1種類のタンパク質で構成されているわけではないため[1]、グリコヘモグロビンも1種類ではない。ただ、中でもHbA1c(ヘモグロビンAワンc)は臨床検査に利用されることで有名である。


  1. ^ ヘモグロビンは4量体のタンパク質で、成人型のヘモグロビンの多くは2本のα鎖と2本のβ鎖による4量 体から成るヘモグロビンA(HbA)である。しかし例えば、健常なヒトでも、約2.5 %のヘモグロビンは2本のα鎖と2本のδ鎖から成るヘモグロビンA2(HbA2)である。


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