たい‐しゃ【代謝】
物質交代
代謝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 06:05 UTC 版)
代謝(たいしゃ、英語: metabolism)とは、生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のことであり、新陳代謝の略称である[1]。これらの経路によって有機体はその成長と生殖を可能にし、その体系を維持している。代謝は大きく異化 (catabolism) と同化 (anabolism) の2つに区分される[1]。異化は物質を分解することによってエネルギーを得る過程であり、例えば細胞呼吸がある[1]。同化はエネルギーを使って物質を合成する過程であり、例えばタンパク質・核酸・多糖・脂質の合成がある[1]。
- ^ a b c d e f 生化学辞典第2版、p.776-777 【代謝】
- ^ Friedrich C (1998). “Physiology and genetics of sulfur-oxidizing bacteria”. Adv Microb Physiol 39: 235–89. doi:10.1016/S0065-2911(08)60018-1. PMID 9328649.
- ^ a b 生化学辞典第2版、p.192-193 【エネルギー代謝】
- ^ 生化学辞典第2版、p.115 【異化作用】
- ^ 生化学辞典第2版、p.115 【同化作用】
- ^ 生化学辞典第2版、p.246-247 【解糖系】
- ^ 生化学辞典第2版、p.365-366 【クエン酸回路】
- ^ ストライヤー生化学(第8版). 東京化学同人. (2018年8月28日)
- ^ 生化学辞典第2版、p.193 【エネルギーの流れ】
代謝
「代謝」の例文・使い方・用例・文例
- 天然成分が肌の新陳代謝を高めます
- ビタミンCが肌の新陳代謝を促します
- 基礎代謝が低い人というのは、体温の低い人を指します
- 細胞内タンパク質は代謝回転が速い。
- 肝臓が脂質代謝において重要な役割を持ちます。
- 新陳代謝は自然の法則である.
- 体は常に新陳代謝する.
- 新陳代謝は絶えず行われている
- 世界は絶えず新陳代謝している
- 世の中は新陳代謝だ
- 人体は新陳代謝する
- 酸素を取り込み、一酸化炭素を生産することにより、呼吸の生医学的、代謝過程を経る
- エネルギーを与え、組織を形成するために動物が代謝する物質
- 構成代謝を特徴付けられるか、または促進するさま
- 破壊的な代謝によって特徴づけられる
- 新陳代謝に関連する
- 代謝的に重要な物質
- 血流から有害物質や代謝によってできた不要物を除去するための血液の透析
代謝と同じ種類の言葉
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