大腸菌とは?

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だい ちょうきん -ちやう- [0] 【大腸菌】

グラム陰性桿菌かんきん)で、哺乳類腸管内に常在する腸内細菌群の一。腸内でも病原性のある大腸菌もある。飲料水食品に大腸菌が検出される場合糞便による汚染を意味するので、例えば、水道法基準では検出されないこととされている。遺伝学生化学バイオ-テクノロジー研究材料として使われることが多い。

大腸菌

大腸菌は、哺乳類結腸寄生する腸内細菌で、健康な人の腸内にもいます。本来は無害ですが、腸以外の臓器侵入すると下痢泌尿器の感染症などを起こすことがあります汚染有無指標とされ、水質検査に用いられます。水道水基準では、検出されないことが原則になっています。

大腸菌 [Escherichia coli]

 大腸菌は腸内細菌科属すグラム陰性桿菌である。多くは周毛性の鞭毛持ち、活発に運動する。他の腸内細菌科細菌区別しうる生化学性状として、多く場合大腸菌は乳糖分解能を持つ。血清学的に耐熱性O抗原抗原)、易熱性のK抗原莢膜抗原)とH抗原鞭毛抗原)により分類される。大部分の大腸菌はヒト病原性を持たないが、一部病原性を示すものがある
病原性のある大腸菌は、1) 腸管病原性大腸菌(EPEC)、2) 腸管組織侵入性大腸菌(EIEC)、 3)腸管毒素原性大腸菌(ETEC)、4)腸管出血性大腸菌(EPEC)と5)腸管付着性大腸菌(EAEC)の5つに分類される。この中で腸管出血性大腸菌O157:H7赤痢菌同様に志賀毒素産生し、1996年大阪府堺市でおきた学校給食による大量食中毒で有名になったが、ほかの大腸菌も、様々な外毒素産生し、色々な病気起こす事が知られている。

大腸菌 (群)

一部菌株を除き、多くは非病原性であるが、人や動物の腸官内に寄生しまた土存在している。消化器系伝染病になる事もあり、その存在場所から食品衛生度の目安になる。  

大腸菌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/05 00:23 UTC 版)

大腸菌(だいちょうきん、学名: Escherichia coli)は、グラム陰性桿菌通性嫌気性菌に属し、環境中に存在する細菌(バクテリア)の主要な種の一つである。この菌は腸内細菌でもあり、温血動物鳥類哺乳類)の消化管内、特にヒトなどの場合大腸に生息する。アルファベットで短縮表記でE. coliとすることがある(詳しくは#学名を参照のこと)。大きさは通常短軸0.4-0.7μm、長軸2.0-4.0μmだが、長軸が短くなり球形に近いものもいる[1]




  1. ^ 巌佐庸・倉谷滋・斎藤成也塚谷裕一 『岩波生物学辞典 第5版』 岩波書店2013年2月26日、p.858b「大腸菌」。ISBN 9784000803144
  2. ^ a b c d 腸管出血性大腸菌Q&A
  3. ^ ポステリザン
  4. ^ Anselm Levskaya、Aaron A. Chevalier「Synthetic biology: Engineering Escherichia coli to see light」、『ネイチャー』、Nature Publishing Group、2005年11月24日、 441-442頁。


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