ホーリズム
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ホーリズム(Holism,Wholism)とは、ある系(システム)全体は、それの部分の算術的総和以上のものである、とする考えのことである[1]。あるいは、全体を部分や要素に還元することはできない、とする立場である[2]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 野家啓一「ホーリズム」『哲学・思想 事典』岩波書店、1998年。
- ^ 坂本賢三「全体論」『世界大百科事典』1988年。
- ^ 石黒武彦『科学の社会化シンドローム』岩波書店2007、p.111〜112
- ^ Holism and Evolution ISBN 0548114323。翻訳本:『ホーリズムと進化』ISBN 4472403161
- ^ (注)ヤン・スマッツは 化合物→植物→動物→人格→国家集団→真善美の理念、というような創造進化統合の過程の意味で使用した。
- ^ a b c 「全体論」。
- ^ 『医学的人間学とは何か?』ISBN 978-4-901654-63-0 の第一章「医学的人間学の根本問題」(V.ヴァイツゼッカー)が参照可能
- ^ 白水社 中国語辞典
- ^ 漢方の基礎 第6回 河村昭 別府薬剤師会
- ^ 『世界大百科事典』(平凡社)
- ^ 「アリストテレスから動物園まで―生物学の哲学辞典」(1985年)ISBN 4622039486
- ^ 知識社会学の背景のマルクス主義全体論を批判する文脈で用いているので、本来の進化観的ニュアンスは既に後退している
- ^ ポパー『歴史主義の貧困』(1960) ISBN 4120004759
- 1 ホーリズムとは
- 2 ホーリズムの概要
- 3 参考文献
- 4 関連文献
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