触媒とは? わかりやすく解説

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しょくばい【触媒】


しょく‐ばい【触媒】


触媒

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

キャタライザー


触媒

読み方しょくばい
【英】: catalyst
同義語: 流動床式  

触媒とは、化学反応においてそれ自身変化せず、その存在他の物質反応速度速めたりいくつかの反応共存する系で目的とする反応選択的に促進させたりする物質をいう。触媒はただ反応速度変えるのみで、可逆反応の場合、その平衡状態は触媒により影響されることはない石油精製業では、多くの精製プロセスで触媒を利用しており、触媒なしでは今日石油精製業考えられない主な精製プロセスとそれに利用されている触媒の組合わせ大略次のとおりである。水素化脱硫用触媒はアルミナまたはシリカアルミナのような多孔質担体金属成分Ni, Co, Mo, W など)を担持させたものであり、円筒型をしたもの多く使われている。接触改質用触媒は Ptアルミナ系のものが主体である。近年はこれに ReIrGe などの第二金属併用したバイメタル触媒が高活性であり、安定性優れているところから一般化している。触媒の形状円筒型や球型である。接触分解用触媒はシリカアルミナまたはゼオライトのような適度に酸性有するものが使用される。触媒は高温で、流動させながら利用されるので、数十ミクロン粒径有する粉末状態である。

流動床式


触媒

同義/類義語:触媒作用
英訳・(英)同義/類義語:catalyst, catalysis

化学反応において、自身は変化せず特定の反応促進させる作用を持つ物質総称特定の光学異性体合成する触媒の研究野依博士ノーベル賞生体内では、酵素が触媒となり、低い温度特異的な反応効率よく促進させている。

触媒(しょくばい)


触媒

読み方:ショクバイ(shokubai)

作者 寺田寅彦

初出 昭和9年

ジャンル 随筆集


触媒

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 01:45 UTC 版)

触媒(しょくばい、: catalyst)とは、一般に、特定の化学反応反応速度を速める物質で、自身は反応の前後で変化しないものをいう[1]


  1. ^ a b IUPAC (2012-03-23). “catalyst”. Compendium of Chemical Terminology (the Gold Book) (2nd ed.). Oxford: Blackwell Scientific Publications. doi:10.1351/goldbook.C00876. ISBN 0-9678550-9-8. http://goldbook.iupac.org/C00876.html 
  2. ^ a b 田中一範『あなたと私の触媒学』裳華房、2000年、3頁。
  3. ^ 田中一範『あなたと私の触媒学』裳華房、2000年、4頁。
  4. ^ 尾崎萃. “「触媒」の名付け親は誰か”. 2012年7月12日閲覧。
  5. ^ IUPAC (2012-03-23). “catalysis”. Compendium of Chemical Terminology (the Gold Book) (2nd ed.). Oxford: Blackwell Scientific Publications. doi:10.1351/goldbook.C00874. ISBN 0-9678550-9-8. http://goldbook.iupac.org/C00874.html 
  6. ^ ベルセリウス著(田中豊助、原田紀子訳)「化学の教科書」p145、内田老鶴圃、ISBN 4-7536-3108-7
  7. ^ 触媒研究所. 一 触媒化学と化学工業. 二 触媒研究所の設置. 三 触媒研究所の概要. 四 触媒研究所拡充期成会. 五 研究内容の概略. 六 研究成果. 七 紀要『触媒』及び『JRIC』の刊行. 八 触媒学会誕生と触媒研究所. 九 研究交流. あとがき. 年表」『北大百年史』 1980年 p.1251-1309, 北海道大学
  8. ^ IUPAC (2012-03-23). “poison in catalysis”. Compendium of Chemical Terminology (the Gold Book) (2nd ed.). Oxford: Blackwell Scientific Publications. doi:10.1351/goldbook.P04706. ISBN 0-9678550-9-8. http://goldbook.iupac.org/P04706.html 
  9. ^ IUPAC (2012-03-23). “inhibitor”. Compendium of Chemical Terminology (the Gold Book) (2nd ed.). Oxford: Blackwell Scientific Publications. doi:10.1351/goldbook.I03035. ISBN 0-9678550-9-8. http://goldbook.iupac.org/I03035.html 


「触媒」の続きの解説一覧

触媒

出典:『Wiktionary』 (2021/09/21 13:47 UTC 版)

名詞

しょくばい

  1. それ自身化学反応前後変化しないが物質反応速度変化させる物質
  2. 比喩的他の物事促進する別の物事

翻訳

動詞

-するしょくばい-する)

  1. (他動詞) 触媒となって〔その化学反応の〕速度変える

活用

翻訳

  • 英語: catalyze

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