接着剤
2つの物体を貼り合わせるために用いる物質。糊、ボンド(商品名)、ガム、膠(にかわ)などの総称。原料としては、従来はゼラチン、アラビアゴムなどの天然産物が用いられてきたが、最近は有機高分子系物質が主流になっている。とくに工業的に使われる接着剤は、ほとんど合成樹脂か合成ゴムである。大別すると溶剤系、水分散系、ホットメルト系、反応系などがある。自動車の生産ラインでは、有機溶剤による作業環境の問題、作業性などから現在は溶剤系の接着剤はほとんど使われていない。ねじ締め、ファスナー止めなど、ほかの結合方法に切り替えたり、ホットメルト系の接着剤に切り替えている。
接着剤
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/22 14:55 UTC 版)
接着剤(せっちゃくざい、Adhesive、Glue)は、物と物をつなぐ(接着)ために使われる物質。塗料やラミネート・シーリング材なども、片面を接着するという機能から接着剤の一種に含まれることがある。
- ^ a b c d e “化学はじめて物語”. 日本化学工業協会. 2020年2月10日閲覧。
- ^ a b c d e f 坪田実「塗膜の機械的性質」『色材協会誌』第62巻第3号、色材協会、1989年、 164-175頁、 doi:10.4011/shikizai1937.62.164、 ISSN 0010-180X、 NAID 130004994407、2020年9月8日閲覧。
- ^ “雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “接着剤の知識”. 東リ. 2020年9月8日閲覧。
- ^ a b c d e f “5.接着剤の使い方”. セメダイン. 2020年9月8日閲覧。
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