せっちゃく‐ざい【接着剤】
接着剤
2つの物体を貼り合わせるために用いる物質。糊、ボンド(商品名)、ガム、膠(にかわ)などの総称。原料としては、従来はゼラチン、アラビアゴムなどの天然産物が用いられてきたが、最近は有機高分子系物質が主流になっている。とくに工業的に使われる接着剤は、ほとんど合成樹脂か合成ゴムである。大別すると溶剤系、水分散系、ホットメルト系、反応系などがある。自動車の生産ラインでは、有機溶剤による作業環境の問題、作業性などから現在は溶剤系の接着剤はほとんど使われていない。ねじ締め、ファスナー止めなど、ほかの結合方法に切り替えたり、ホットメルト系の接着剤に切り替えている。
接着剤
接着剤
接着剤
接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 12:14 UTC 版)
接着剤(せっちゃくざい、Adhesive、Glue)は、物と物をつなぐ(接着)ために使われる物質。塗料やラミネート・シーリング材なども、片面を接着するという機能から接着剤の一種に含まれることがある。
- ^ a b c d e “化学はじめて物語”. 日本化学工業協会. 2020年2月10日閲覧。
- ^ a b c d e f 坪田実「塗膜の機械的性質」『色材協会誌』第62巻第3号、色材協会、1989年、 164-175頁、 doi:10.4011/shikizai1937.62.164、 ISSN 0010-180X、 NAID 130004994407、2020年9月8日閲覧。
- ^ “雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “接着剤の知識”. 東リ. 2020年9月8日閲覧。
- ^ “Nature's strongest glue could be used as a medical adhesive: IU News Room: Indiana University”. newsinfo.iu.edu. 2021年5月16日閲覧。
- ^ a b c d e f “5.接着剤の使い方”. セメダイン. 2020年9月8日閲覧。
接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 19:32 UTC 版)
1980年代頃まではほとんどのキットに小型のチューブや平行四辺形のパックに入ったものが付属していたが、近年では組立てに必要な場合でも付属しないことが多い。現在はレベル、エアフィックスの一部製品にのみ付属する。接着剤を使用せずに組み立てられる、スナップフィット・キットと呼ばれるプラモデルも増えている。
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接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 01:17 UTC 版)
膠と合成樹脂とが使用されている。炭酸カルシウムなどの充填剤が配合されることもある。おもな合成樹脂は、フェノール樹脂、エポキシ樹脂である。 膠(glue)を「G」、樹脂(resin)を「R」であらわし、図1の「下引き接着剤層」「上引き接着剤層」の順に、G/G、R/G、R/Rなどと記号し、レジンオーヴァーグルーなどと呼ぶ。 膠は柔軟性に富むが、耐熱性・耐水性に乏しく、湿式の環境で作業する耐水研磨紙(『JIS R 6253』)用には使えない。
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接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 13:31 UTC 版)
感圧接着剤、ホットメルト接着剤、ラテックス系接着剤、ゴムセメントなどに接着力を高めるために添加されている。
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接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 07:32 UTC 版)
初期の集成材は、接着剤にカゼインを利用していた。アメリカには1930年代にカゼインを利用した集成材で建設された図書館が現存する。
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接着剤(セメント)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 19:32 UTC 版)
元来は二つ以上の物質の接着に用いられるものだが、後述のパテとして使用可能なものもある。最近は後述の様に強固な接着の為ではなく、仮止めや完成品の耐震・安定展示用の一時(仮)接着を目的としたものも出回り始めている。
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接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 06:14 UTC 版)
ラバーとラケットを接着するために使用する。現在使用が認められているのは、水溶性接着剤、接着シート、固形接着剤である。かつてはゴムを有機溶剤で溶いた接着剤が広く使用されていたが、有機溶剤が人体に有害であるという理由から、有機溶剤を含む接着剤の使用は、日本国内の小学生の大会で2007年4月1日より使用が禁止されたのを皮切りに、2007年9月1日以降は日本国内の大会で禁止された。国際大会では2008年9月1日より禁止となった。 現在、日本国内においては日本卓球協会公認の接着剤の使用が認められている。しかし、2009年現在においても、国際卓球連盟に公認された接着剤はない。これは、塗った接着剤とラバーにわずかに含まれている残留溶剤が反応するおそれがあるためであり、たとえ使用が認められている接着剤を用いたとしても、試合後のラケット検査で残留溶剤が検出された場合は失格となる。よって、これを未然に防ぐために、ラバーのパッケージを開けてから72時間放置した後、公認の接着剤を使用してラケットに貼ることが推奨されている。
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接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 21:24 UTC 版)
「ティップ (ビリヤード)」の記事における「接着剤」の解説
接着剤の結合が弱いと手球を撞いたときの衝撃でティップが外れてしまうことがあるため、どの接着剤を使うかを研究しているプレイヤーもいる。木工用ボンドが用いられることもあったが乾燥までに時間が掛かることもあり、ゲル状の瞬間接着剤が用いられるなどしている。
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接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:27 UTC 版)
粘着性を発揮しやすくする為に物体間の隙間に入り込めるゼリーの特質を生かしている。
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接着剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:07 UTC 版)
縄文時代から漆で固定された矢じりが出土しており、人類はまず接着剤としての用途を発見していたと考えられる。江戸時代などには、漆を接着剤として用いることもよく行われた。例えば、小麦粉と漆を練り合わせて、割れた磁器を接着する例がある。硬化には2週間程度を要する。接着後、接着部分の上に黒漆を塗って乾かし、さらに赤漆を塗り、金粉をまぶす手法は金継ぎといい、鑑賞に堪える、ないしは工芸的価値を高めるものとして扱われる。
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「接着剤」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は余分な接着剤をその道具でこそげ落とした
- あの壊れたカップを強力な接着剤で直せるだろうか
- 2枚の板を接着剤を使ってつなぐ
- 接着剤を塗るのに塗り道具を使う
- 瞬間接着剤は、止血に大いに役に立つ。
- 接着剤と水溶液が化学反応している。
- これは、接着剤です。
- この流動体は接着剤の代用になります。
- このねばねばした流動体は接着剤の代わりになる。
- 瞬間接着剤.
- 割れた茶わんを接着剤でくっつける.
- (壊れた)ティーポットを接着剤でくっつけたが 2,3 日で壊れてしまった.
- 接着剤は 5 分で硬化します.
- まるで接着剤で行われたかのように結合したさま
- 接着剤の粘質の特性を持っている
- 接着剤で覆われる
- まるで接着剤であるように、固定する
- 接着剤、または接着剤のようなものでつなぐ、または取り付ける
- 接着剤が固まるまでイスを固定する
接着剤と同じ種類の言葉
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