漆
漆
漆
姓 | 読み方 |
---|---|
漆 | うるし |
漆 | うるしさき |
漆 | うるしざき |
漆 | しつ |
漆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 14:29 UTC 版)
漆(うるし)とは、日本、中国、朝鮮半島ではウルシ科ウルシ属の落葉高木のウルシ(漆、学名: Toxicodendron vernicifluum) から採取した樹液であり、ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料および接着剤である。その他ベトナムなどの東南アジア、ミャンマー、ブータンにも成分や用途は異なるものの一般的に漆と呼ばれる天然樹脂が存在する。
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注釈
- ^ ウルシ科の落葉高木、ビルマウルシ。学名: Gluta usitata(シノニム: Melanorrhoea usitata)、ビルマ語: သစ်စေး、IPA: /sɪʔsí~t̪ɪʔsí/[1] スィッスィーあるいはティッスィー。ビルマ語は現代語における綴りと実際の発音との乖離が激しく、ALA-LC翻字法で綴り通りに転写すれば sacʻce" となるが、西欧の文献では thitsi などの表記で見られる[2]。
出典
- ^ 大野, 徹『ビルマ(ミャンマー)語辞典』大学書林、2000年、734頁。ISBN 4-475-00145-5。
- ^ 『熱帯植物要覧』熱帯植物研究会、養賢堂、1996年、第4版、270頁。ISBN 4-924395-03-X。
- ^ 漆の艶に包まれて「JAPAN」と国名でも呼ばれた漆『日本経済新聞』朝刊2018年12月9日(NIKKEI The STYLE)。
- ^ 透明性高い漆液 福井県工技センター、パステル調可能『日本経済新聞』朝刊2018年3月13日(北陸経済面)。
- ^ 「sơn mài ハノイの漆絵 混沌の艶」『日本経済新聞』朝刊2018年7月8日(NIKKEI The STYLE)。
- ^ 漆の造り方,林野庁
- ^ 「情報誌 林野 12月号」p5 林野庁 2017年
- ^ 加藤一二三 (2018年12月4日). “「加藤一二三九段専用の駒」についてのツィート” (日本語). Twitter. 2018年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月11日閲覧。
- ^ “遺跡紹介:垣ノ島A・B遺跡(函館市)”. (公式ウェブサイト). 北海道. 2016年7月21日閲覧。
- ^ 白水智「産業の発達と物資の流通」『山梨県史』通史編2(中世)
漆
漆
「漆」の例文・使い方・用例
- 月は漆黒の空に青く見えた
- このお箸は漆塗りです。
- 脱活乾漆
- 黒い天使は、その漆黒の翼を大きく広げて、空へと舞い上がる。
- ひとの声に似た不気味な鳴き声、漆黒の羽、死肉を啄む姿などから、鴉は不幸に舞い降りる不吉な鳥として世界に知られています。
- どういうわけか家族の中で僕だけが漆にかぶれる.
- 漆を塗る
- 器物に漆が塗ってある
- 漆がところどころはげている
- 漆にかせる
- 漆に負ける
- 漆喰を塗る
- 漆喰板
- 漆にかぶれる
- 漆喰天井は頭の上へ落ちかぶさる憂いがある
- ミノア漆器の新しいスタイルは、はっきりと定義づけされた
- 漆喰を調合して混ぜる
- 古典的な漆器
漆と同じ種類の言葉
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