漆とは? わかりやすく解説

しつ【漆】

常用漢字] [音]シツ(漢) シチ(呉) [訓]うるし

[一]シツ〉木の名。ウルシまた、それから採った塗料。「漆器漆黒乾漆金漆膠漆(こうしつ)・丹漆

[二]〈うるし〉「漆絵生漆(きうるし)」

難読漆喰(しっくい)・可漆(ベクうるし)


うるし【漆/漆樹】

ウルシ科落葉高木山野にみられ、羽状複葉で、小葉楕円形雌雄異株で、初夏黄色小花総状に咲く。果実はほぼ球形で白黄色樹液から塗料をつくり、果実からは(ろう)をとる。中国原産で、古くから日本でも栽培皮膚かぶれることがあるウルシ科双子葉植物木本で、樹脂道をもち、約600種が主に熱帯地域分布。ハゼノキ・ヌルデ・マンゴーなども含まれる。《 花=夏 実=秋》

ウルシ樹皮に傷をつけて採取した樹液生漆(きうるし))に、油・着色剤などを加えて製した塗料乾燥すると硬い膜を作り水や酸に強い。


読み方:ウルシ(urushi)

漆の木の幹からとった塗料


読み方:うるし

漆は漆樹外皮と材部の間にある漆液溝と呼ばれる隙間入っている樹液で、空気中に出ると乳白色褐色変わります。この原液を「なやし」と「くろめ」を行って精製したものが、塗料として工芸品に使われるわけです。漆が他の塗料比べ優れている点は、・熱・酸・アルカリに対して非常に強いことです。また、他の塗料違い、漆が乾くいうのは空気中の酸素化学変化起こして、液体から固体になることですから、湿度温度調節することによって、ある程度乾燥時間自由に伸縮できるという点も漆の大きな特徴です。

読み方:ウルシ(urushi)

ウルシ科落葉高木薬用植物

学名 Rhus verniciflua


読み方:ウルシ(urushi)

所在 鹿児島県姶良郡蒲生町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
うるし
うるしさき
うるしざき
しつ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 14:29 UTC 版)

(うるし)とは、日本、中国、朝鮮半島ではウルシ科ウルシ属落葉高木のウルシ(漆、学名: Toxicodendron vernicifluum) から採取した樹液であり、ウルシオールを主成分とする天然樹脂塗料および接着剤である。その他ベトナムなどの東南アジア、ミャンマー、ブータンにも成分や用途は異なるものの一般的に漆と呼ばれる天然樹脂が存在する。




注釈

  1. ^ ウルシ科の落葉高木、ビルマウルシ。学名: Gluta usitataシノニム: Melanorrhoea usitata)、ビルマ語: သစ်စေးIPA: /sɪʔsí~t̪ɪʔsí/[1] スィッスィーあるいはティッスィー。ビルマ語は現代語における綴りと実際の発音との乖離が激しく、ALA-LC翻字法英語版で綴り通りに転写すれば sacʻce" となるが、西欧の文献では thitsi などの表記で見られる[2]

出典

  1. ^ 大野, 徹『ビルマ(ミャンマー)語辞典』大学書林、2000年、734頁。ISBN 4-475-00145-5
  2. ^ 『熱帯植物要覧』熱帯植物研究会、養賢堂、1996年、第4版、270頁。ISBN 4-924395-03-X
  3. ^ 漆の艶に包まれて「JAPAN」と国名でも呼ばれた漆『日本経済新聞』朝刊2018年12月9日(NIKKEI The STYLE)。
  4. ^ 透明性高い漆液 福井県工技センター、パステル調可能『日本経済新聞』朝刊2018年3月13日(北陸経済面)。
  5. ^ 「sơn mài ハノイの漆絵 混沌の艶」『日本経済新聞』朝刊2018年7月8日(NIKKEI The STYLE)。
  6. ^ 漆の造り方,林野庁
  7. ^ 「情報誌 林野 12月号」p5 林野庁 2017年
  8. ^ 加藤一二三 (2018年12月4日). “「加藤一二三九段専用の駒」についてのツィート” (日本語). Twitter. 2018年12月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月11日閲覧。
  9. ^ 遺跡紹介:垣ノ島A・B遺跡(函館市)”. (公式ウェブサイト). 北海道. 2016年7月21日閲覧。
  10. ^ 白水智「産業の発達と物資の流通」『山梨県史』通史編2(中世)


「漆」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 00:22 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. うるしウルシ科ウルシ属に属す落葉高木。花は夏の季語で実は秋の季語
  2. うるし) 1.の樹皮から採取した状の樹液

熟語


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