ところどころ

実用日本語表現辞典

処々

読み方：ところどころ

 「あちこちに」「ここにもあそこにも」といった意味。所々。

（2010年10月8日更新）

デジタル大辞泉

ところ‐どころ【所所／^▽処^▽処】

読み方：ところどころ

１ あちらこちら。あちこち。「—に支店をつくる」「—誤りのある文章」

２ 「人々」の敬称。かたがた。

「ここかしこにうち忍びて通ひ給ふ—は」〈源・葵〉

気象庁 予報用語

ところどころ

分野：

地域に関する用語

意味：

ある現象が散発して発生しているとき、それらの状況を総括的に表現する場合に用いる。
（所々）と書いてもよい。

用例：

ところどころで霧が発生している。

備考：

a) その発現域の合計面積が、対象予報区全体の50%未満である。
b) 実況に対して用い、予報に対しては「所により」を用いる。

Weblio日本語例文用例辞書

「ところどころ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼の演説はところどころ明確でなかった
• 彼の説明はところどころ間違っている
• 見渡す限り広々とした草原で、ところどころに小さな森があった。
• 彼の散文はところどころで韻文に似かよっている.
• 歌のところどころ.
• 彼は本文のところどころに説明用の図表を載せ(て変化をつけ)た.
• 毛布にところどころ穴があいていた.
• ペンキがところどころはげていた.
• 天井はところどころ雨でにじんでいた.
• 壁のしっくいがところどころはげていた.
• 漆がところどころはげている
• 刃がところどころこぼれている
• 目的の模様や形を作りだすために、硬質の素材からところどころを取り除くこと
• ところどころ抜かして書く
• ところどころに,小さくかすったように置かれた模様
• 頭髪がところどころはげていること
• 頭がところどころはげているさま
• 歯がところどころ抜けていること
• 歯がところどころ抜けている人
• 糸などの,ところどころ瘤のようにふくれている部分