客車とは? わかりやすく解説

かく‐しゃ【客車】

読み方:かくしゃ

きゃくしゃ(客車)」に同じ。

「普通の—でも」〈漱石満韓ところどころ


きゃく‐しゃ【客車】

読み方:きゃくしゃ

鉄道で、乗客乗せるための車両かくしゃ


客車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/17 14:39 UTC 版)

客車(きゃくしゃ)とは、主に旅客を輸送するために用いられる鉄道車両である。座席車[1]寝台車を中心とするが、展望車食堂車荷物車郵便車なども構造的には共通であり、旅客車と一体での運用も多いことから、これらも客車に分類される。


注釈

  1. ^ 動力の種類によって動力車操縦者の免許、整備資格、配置区(主に一般形と急行形の気動車は機関区に、電車は電車区に配置される)が異なる。客車列車の電車・気動車化など動力方式の切り替えや新形車の導入のたび、リストラ(職場や人員の整理)を推進したい本社や各鉄道管理局と、それによって雇用が脅かされるとする労働組合が対立し、折衝に多大な時間と労力を要するようになっていた。

出典

  1. ^ 『KSK技報』 1957, p. 29-32
  2. ^ 『鉄道ピクトリアル』 (2007, pp. 10–12, 785号特集『50系客車』)
  3. ^ 朝倉 1980, p. 100, 技術随筆 汽車の今昔14「17.連結器」
  4. ^ 関田 2009, p. 13
  5. ^ a b 関田 2009, pp. 19–20
  6. ^ 奈街三郎『汽車 : きしゃのちしき』安井小弥太(絵)、東京:二葉書房、1947年。全12p ; 37cm、マイクロ資料、NDLJP:8345575、国立国会図書館内公開。原資料所蔵機関:メリーランド大学プランゲ文庫整理番号:520-257(絵本)。
  7. ^ 関田 2009, p. 17
  8. ^ 関田 2009, p. 12



客車(気動付随車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 06:41 UTC 版)

三井芦別鉄道」の記事における「客車(気動付随車)」の解説

旅客営業廃止直前時点で、ホハ10・ナハニ1・ナハニ2の3両のボギー客車が在籍したいずれもキハ100形中間車として使用するため、総括制御回路を引通しており、実質的に気動付随車といえるものであったホハ10 - 1941年9月購入したフホハ1 → ホハフ1(1921年日本車輌製造製の元飯山鉄道フホハ2。鉄道院基本形客車準拠)を、1956年1月自社で半鋼製車体に更新した自重21.5tの15m級客車である。窓配置は3D2222D3で、切妻妻面には貫通扉設けられていた。1958年1月総括制御回路を引通した1971年3月31日廃車。 ナハニ1・ナハニ2・ナハニ3 - 1948年10月地方鉄道転換に際して日本鉄道自動車復旧した戦災国電購入した自重25tの17m級客車で、旧番号モハ31036・モハ31052(モハ31070との説もあり)・モハ31104とされている。いずれも基本的な配置国電時代変わらず2D22D22D2であるが、中央の扉には1960年ステップ設けている。屋根切妻とされ、妻面も非貫通化されるとともに幕板通風器設けている。入線時はモハ3600形サハ1・サハ2・サハ3)と称したが、1957年12月気動車中間連結用として総括制御回路の引通し設けとともに車体一端荷物室と暖房用ボイラー設置し、ナハニ1 - ナハニ3に改番した。なお改番からしばらくは形式表記モハ3600のままであった。ナハニ3は1964年9月30日余剰廃車。ナハニ1は1970年3月30日、ナハニ2は1971年1月30日廃車されている。

※この「客車(気動付随車)」の解説は、「三井芦別鉄道」の解説の一部です。
「客車(気動付随車)」を含む「三井芦別鉄道」の記事については、「三井芦別鉄道」の概要を参照ください。

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客車

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:31 UTC 版)

名詞

きゃくしゃかくしゃ

  1. 鉄道旅客乗せる車両旅客車
  2. 1のうち特に、自走するための動力持たない車両

発音(?)

きゃ↗くしゃ
か↗くしゃ

対義語


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