貨車
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貨車(かしゃ、英語: Freight Car)とは、鉄道において貨物を輸送するための列車(貨物列車)に用いられる車両を指す呼称。日本では、かつて小荷物・郵便物は旅客輸送の対象としていたが、現在ではほとんど廃れたことや運送の形態により、これらが「貨物」として含まれることもある。自走式電動貨車(貨物電車)については電車を参照。
注釈
- ^ カブースもボギー車が基本だが、そこそこ2軸カブースも存在しており(比較的大きい鉄道ではデラウェア・ラッカワナ・アンド・ウェスタン鉄道が20世紀中盤まで使用)、「bobber(ボバー、揺れるもの)」と呼ばれた。[1]
- ^ なお “reefer” は略語で、本来は “refrigerator car” と呼ばれていた
- ^ ただし、Wagonは英語で「貨車全般」を指し日本のように有蓋車を区分する意味にはならず、狭義だと「無蓋車」となり日本とは逆の意味になる。
- ^ a b ただし、児童書などでは便宜上使用されている場合がある。[3]
- ^ 「生魚」を由来とする説は汽車会社の手帳に見ることが出来る[4]
出典
- ^ 松本健一「All about Cabooses・魅惑のカブース」『Rails Americana(とれいん2005年6月号増刊)(雑誌コード06760-06)』、株式会社エリエイ・アイゼンバーン、2005年、P.33・44。
- ^ 『国有鉄道建設規定』第61条「客貨車の車輪一対の軌条に対する圧力は停車中において13t以下たることを標準とし(後略)」・第64条「固定軸距は4.6m以下とする」より
- ^ 例)『学研の図鑑 機関車・電車』株式会社学習研究社、昭和48年初版・昭和52年改訂版発行、P141・189。
- ^ 「鉄道ファン」2009年5月号133頁に1968年版手帳の複写あり。
- ^ a b c 吉岡心平「保存版記号別貨車図鑑」ネコ・パブリッシング「レイルマガジン」1996年2月号
- ^ 鉄道ピクトリアル1994年4月号 p.60「幻の貨車形式・番号改定案」
- ^ せり上がり脱線『朝日新聞』昭和42年8月28日夕刊、3版、9面
貨車(本所)
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チキ5200形 (2両)レール輸送用の長物車でチキ5348とチキ5349の2両が配置されており、いずれも松任駅常備となっている。 ホキ800形(3両)バラスト輸送用ホッパ車でホキ1166・ホキ1255・ホキ1693の3両が配置されている。
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貨車(新幹線)
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「国鉄の車両形式一覧」の記事における「貨車(新幹線)」の解説
931形(←3000形。ホッパ車) 932形(←5000形。軌きょう敷設車) 933形(レール研削車) 934形(分岐器運搬車) 935形(保守用車の救援車・工事用貨車の緩急車) 936形(積雪対応の散水タンク車) 937形(自動散布ホッパ車) 938形(道床交換車) 939形(ロングレール輸送更換車) 942形(救援貨車)
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「貨車」の例文・使い方・用例・文例
- 手荷物運搬用貨車
- 貨車1両分の石炭
- 学校へ行く途中に貨車一杯の石炭が運ばれるのを見たものだ。
- 貨車が脱線したため中央線は不通になった。
- 貨車.
- 鉄道無蓋(がい)貨車の連結を切り離す.
- 列車から貨車を切り離す.
- 無蓋貨車
- 冷蔵貨車
- 十トン積み貨車
- 鉄道平台型貨車で
- トレーラーは、国中で平台型貨車に乗った
- 船や貨車、その他の貨物が、予定された出発時間を過ぎても引き止められていること
- 貨車の上で商品を積んだトレーラ・トラックを引っ張る
- 屋根があり側面に引き戸がある貨車
- 牛を輸送するための貨車
- 一定の側面があり屋根がない貨車
- 常設の側面または屋根のない貨車
- 屋根のない脇の固定された低い平底の列車の貨車
- 格子面のある有蓋貨車
貨車と同じ種類の言葉
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