緩急車
緩急車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/15 07:29 UTC 版)
両端の1号車と6号車が該当する。 スハフ12形の乗務員室を編成内側に向け、便所・洗面所を撤去した上で車端部から6.2メートル分を展望室とした。展望室はフリースペースのサロンとしても用いられるため、1人がけソファーを5脚設置し、さらにL字型4人がけソファーを設置した。ソファーに着席した際の視界を大きく取れるように、サロンエクスプレス東京のような3枚構成の二重合わせガラスとしたほか、屋根部分にも3枚ガラスの箇所を設けた。また、側面ガラスも窓の下辺を床から65センチメートルとし、幅1.8メートル、高さ1.28メートルの大窓とした。展望室と客室の間は業務用室とした。 客室中央部には欄間を設置し、カーテンで2室に区切ることも可能である。デッキ側にはジュースクーラーを設置した。 本形式では床下に発電用ディーゼルエンジンを設置することから、防音のため側面窓を開閉可能な2段窓からはめ殺しの固定窓に変更した。ただし、展望室隣接の1箇所のみ開閉可能のまま残したほか、業務用室部分には下降式の開閉窓を設けている。
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緩急車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 03:17 UTC 版)
「やすらぎ (鉄道車両)」の記事における「緩急車」の解説
両端の1号車と6号車が該当する。 スハフ12形の乗務員室側連結面を編成内側に向け、便所・洗面所を撤去した上で車端部から5.85 m分を展望室とした。この展望室の中央部の妻窓は幅2 m・高さ1.47 mという大きな1枚ガラスとしたほか、展望室側面の窓も幅1.53 mの窓と幅1.3 mの窓2枚(高さはいずれも1.27 m)を配置した。これにより、既に登場している「サロンエクスプレス東京」や「江戸」と比較しても遜色のない視界を確保した。展望室にはソファーを11席配し、この区画については完全な洋風とした。 なお、展望室の一角には推進運転のための機器を設置した。展望室の妻窓にはワイパーを設置し、室内側にはデフロスター(くもり取り装置)も装備されており、推進運転時の視界を確保している。
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