展望車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/04 06:14 UTC 版)
展望車(てんぼうしゃ)とは、軌道上の風景を展望できる座席や大型の窓を特に設けた鉄道車両である。
注釈
- ^ もしこの計画が実現していた場合は密閉式のスイテ30形が東海道線特急に使用され、山陽線特急にはマイテ39形が転用されていたかもしれないともいわれている。
- ^ 「アルファコンチネンタルエクスプレス」「フラノエクスプレス」「トマムサホロエクスプレス」 「サロンエクスプレスアルカディア(後・Kenji)」「リゾートライナー」「ゆぅトピア」「ゴールデンエクスプレスアストル」「スーパーサルーンゆめじ」「リゾートサルーン・フェスタ」「エーデル丹後・鳥取・北近畿」もハイデッカー展望車であった。
- ^ 加えて小田急20000形はハイデッカー構造とされた。
- ^ 2012年をもって「あさぎり」からは撤退し、両者とも富士急行の「フジサン特急」に転用された。
出典
- ^ 『朝日新聞』朝刊2009年1月19日1・4面
- ^ “About Our Train”. ナパバレー・ワイントレイン. 2015年3月10日閲覧。
- ^ 「展望車特別急行に連結」国民新聞明治45年5月23日 『新聞集成明治編年史. 第十四卷』(国立国会図書館近代デジタルライブラリー)
- ^ 以上戦後の変遷は、星晃「1等展望車変遷記」(『回想の旅客車』下巻、交友社、1985年、pp.270 - 283・学研、2008年、復刻版pp.96 - 109)による。
- ^ 京都鉄道博物館「マイテ49形」収蔵へ:豪華展望列車 乗り納め『毎日新聞』夕刊2022年10月7日(社会面)2022年10月17日閲覧
展望車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 06:42 UTC 版)
展望車は従来のスハフ12形の乗務員室側連結面を内側に向け、従来の連結面側の端部約4mを切り落として展望室部分を接合している。また、乗務員室側連結面は編成の中間を向くため、車体断面が従来の丸妻から切妻に改造されている。 展望室の前面部分は車体断面に約10度の傾斜がつけられ、窓ガラスは平面ガラスの2枚窓となっている。展望室の側面部分には大きな窓を2枚設け、車体上部に天窓を設けている。展望室内にはソファを置いている。また展望室の窓にビデオカメラを設置し、このビデオカメラで撮影した列車後部の映像を各車のビデオスクリーンに流すことができる。 展望室以外の一般客室の構造は中間車と同一で、窓も中間車と同様の固定窓となっており、デッキ寄りの窓1枚がふさがれている。展望室と一般客室はアコーディオンカーテンで仕切ることができる。 冷房装置は従来のAU13形分散式冷房装置5台設置のままである。連結面側を切断したため便所・洗面所はなくなり、出入口も側面1か所のみとなっている。暖房は中間車と同様、温風暖房を新設している。
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展望車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/28 23:52 UTC 版)
大宮工場(現・大宮総合車両センター)が改造施工。 種車となったスハフ12形の車掌室側連結面を内側に向け、連結面側の端部を切り落として新たに製造した展望室部分を接合。車体下部にはスカートが装備。車体長の約1/4が展望室でそれ以外が一般車と同仕様の客室とした。 展望室は前面・側面とも大部分をガラス張りとしたほか側面には天窓が設けられ車内の窓枠は金色に着色。展望室内天井には金色枠にクリスタル・ガラスをはめたシャンデリアを取付。室内にはソファを設置し床には絨毯を敷く。 1号車と6号車ではソファの配置が若干異なり6号車では円形ソファとしカーテンは横引き式とした。 展望室以外の部分の室内基本構造は一般車と同一であり仕切り板を装着して車内を3室に仕切ることが可能である。 トイレ・洗面所は撤去。 従来の12系客車と同様サービス電源用にDMF15HZ-G形発電用エンジンとDM93形発電機を床下に装備し編成全体に給電する。
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展望車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/28 23:50 UTC 版)
スハフ12形の前位側(トイレ側)の車体を台枠を残して撤去の後に、前頭部(展望室)を設けたもので、展望部と客室は床の間で仕切られている。客室部分は、中間車と同一仕様となっている。展望室部分の窓は全て固定式となり、前頭部の窓は眺望を考慮して大型化されている。
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展望車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/05 22:55 UTC 版)
「ユーロライナー (鉄道車両)」の記事における「展望車」の解説
展望車は従来のスハフ12形の乗務員室側連結面を内側に向け、従来の連結面側の端部を切り落として展望室部分を接合。サロンカーなにわと同様に元のドア部分に配電盤を移設している。 展望室は前面、側面とも下部に至るまで大部分がガラス張りとなっており、室内には大き目の可動式スツールが置かれている。展望室以外の部分は一方に1人掛け、他方に2人掛け座席を配した横3列配置のリクライニングシートが互い違いに配置されている。このリクライニングシートもサロンカーなにわと同様に前後の向きを変えるだけでなく、45度ごとに固定することが可能となっている。 展望車では原形とは異なるが窓上に荷物棚を設置しているほか、天井にはビデオモニターを設置しており、窓は固定窓となっている。天井高さは従来のままで、冷房装置も従来のAU13形分散式冷房装置をそのまま使用している。連結面側を切断したためトイレ・洗面所はなくなり、出入口も側面1か所のみとなっている。暖房も従来通り電気暖房としているが、展望室部分には温風暖房を新設している。
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展望車(1等車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 06:54 UTC 版)
最後尾に連結されており、原作の後半と劇場版で登場している。基本的に展望車は1等車であるとされるが、公式設定上では単に『展望車』とされており、『1等展望車』とは記述されない。展望車のモデルは、特急「つばめ」「はと」に使用されたマイテ49形展望車、マイテ58形展望車と言われており、マイクロエースから発売されたNゲージ銀河鉄道999セットではマイテ58形が同封されている。また、台車は劇場版及び原作アンドロメダ編ではTR47形台車様のウィングバネ式2軸台車が描かれているが、このような形式は存在しない。原作エターナル編ではマイテ49・マイテ58が装備していたTR73形様の3軸台車となっている。
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展望車(ADm101型)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/04 03:09 UTC 版)
「ラインゴルト (列車)」の記事における「展望車(ADm101型)」の解説
車両の中央部分が2階建てとなっており、階上部分は強化ガラス製のドーム状の屋根を備えた展望席となっている。展望席の定員は22名。階下部分は荷物室および郵便室となっている。また両側の平屋部分のうち、片方には6人用コンパートメント2室、もう片方には開放座席12席と飲み物を提供するバーがある。車両の全長は26.4m、重量は50トンあり、このため台車はバネを特別に強化したものが用いられた。
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展望車(1・10号車/E001-1, 10)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 14:47 UTC 版)
「TRAIN SUITE 四季島」の記事における「展望車(1・10号車/E001-1, 10)」の解説
屋根部分まで大型の窓を備えた展望車。車両前部は床面を嵩上げしたハイデッカー構造で、先頭形状は正面上部が前方に突出した独特の形状となっている。前照灯・尾灯は前面窓側部ピラーに縦に配置され、テールライトは上部に左右1つずつ、ヘッドライトは下部に左右4つずつ装備している。車両の後方部分にはEDCシステム・ディーゼル発電機を床置き搭載した機械室・補助電源装置・主変換装置・主電動機を搭載している。その為、連結面寄りの屋根上にはディーゼルエンジン用のラジエーターファンやグリルが装備されており、1号車は64.1t、10号車は63.9tという異例の重さになった。展望室は東日本や北海道の大自然を背景に、車窓の眺めをダイナミックに楽しむ開放感と高揚感にあふれるデザインとしており、運転室との間の仕切りをガラス張りとし、側面に大きな窓を連続的に配置して、側面方向に1人掛けソファー4脚と2人掛けソファー1脚を設けており、床下は苔をイメージしたカーペット敷きとしている。展望室の名称については、「先を予感する」と「何かが起きるワクワク感」の意味を込めて、1号車を「VIEW TERRACE(ヴューテラス)きざし」、10号車を「VIEW TERRACE(ヴューテラス)いぶき」としている。この車両には乗客用の乗降口がないため、乗客の外への出入りは隣の車両から行う。フリースペース車のため定員は0名である。
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展望車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 18:48 UTC 版)
テンイ1形 満鉄鉄道部工作課において設計された1等展望車で、初の純国産客車。定員は1等室32名・特別室6名・展望室(ガラス張り)12名の鉄骨木製3軸ボギー車で、1924年に運転開始した大連駅 - 長春駅間の急行列車の最後尾に連結された。1924年満鉄沙河口工場製。
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