展着剤

デジタル大辞泉

てんちゃく‐ざい【展着剤】

読み方：てんちゃくざい

殺虫剤や殺菌剤が植物や害虫に付着・浸潤するように、主剤にまぜる薬剤。

園芸用語辞典

展着剤

殺菌剤や殺虫剤などの粉末の薬剤を水に溶かすときに加える補助剤。薬剤を水中に均一に分散させ、葉への接着性を高めて薬剤の効果を持続させる働きをする。

らん用語集

展着剤

殺菌剤や殺虫剤を株に付着しやすくするために、殺菌剤や殺虫剤に混ぜて使う薬剤。《例》ダイン、リノー液剤。

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展着剤

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/10/09 22:28 UTC 版)

展着剤（てんちゃくざい）とは、農薬や緑化資材や除草剤を散布する際、散布対象への付着を容易にするため、媒介的に用いられる薬剤のこと。農薬の場合、植物や害虫に付着を促すとともに水和剤（水に溶けない農薬を微粒子にしたもの）を水に均一に混じりやすくするために用いられる。

多くの展着剤は、界面活性剤を主成分とする粘稠な液体で、ほとんど全ての農薬に混合可能である。展着剤自体は殺虫作用、殺菌作用、殺草作用などを持たない。

一般的に、農薬が乳剤/液剤/フロアブル剤の場合は展着剤は少なめもしくは不要だが、水和剤の場合は水と均一に混じりにくいので展着剤を使う。また、ネギやブロッコリーのように水を弾きやすい植物には、展着剤を多めに使うとよい。

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「展着剤」の例文・使い方・用例・文例

• 展着剤という,農薬に混ぜる補助剤