応急処置とは? わかりやすく解説

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おうきゅう‐しょち〔オウキフ‐〕【応急処置】

読み方:おうきゅうしょち

急場間に合わせに、とりあえず施す処置手当て


応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/22 05:24 UTC 版)

応急処置(おうきゅうしょち、英語: first aid)とは負傷病気などに対してのさしあたっての手当てを指す。厳密にいえば応急処置救急隊員が行う行為と定義されているため、一般市民(バイスタンダー)が行うものは応急手当(おうきゅうてあて)と呼ぶことになっている。


  1. ^ 総務省消防庁平成11年7月6日付通達「応急手当の普及啓発活動の推進に関する実施要綱の一部改正について」(消防救第174号)別紙


「応急処置」の続きの解説一覧

応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:59 UTC 版)

窒息」の記事における「応急処置」の解説

窒息解決するための手動のテクニックあります(以下を参照)。 さらに、現在市場出回っている窒息防止装置いくつかあります(LifeVacおよびDechoker)。

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応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 13:46 UTC 版)

急性アルコール中毒」の記事における「応急処置」の解説

時間の経過以外、病院内外での効果的な対処法ほとんどないため、頭と体横にする回復体位をとらせ目を離さず様子をみることが第一である。その際呼吸確保と体温の維持留意点である。吐瀉物窒息する危険があるので“応急処置の目的”で嘔吐させてはならないつねって起きず呼吸に異常(浅く速い呼吸あまりにもゆっくりした呼吸)がある場合には危険性が高い為、即座に救急車を呼ぶこと。もし、心肺機能の停止があるならば心肺蘇生法人工呼吸心臓マッサージ)を施すこと。AED適用激し嘔吐吐血鮮血場合もあるが茶褐色場合もある)がある場合にも救急車呼んだ方がよい。 酔いつぶれてになった場合には、寝ているうちに舌がのどに落ち込んだり、嘔吐物がのどに詰まって窒息する危険があるので、回復体位を必ずとらせ胸の動き注視する体温低下しないように毛布掛けるなど保温に気を配る。 飲酒量として1時間ほどで、日本酒で1升、ビール10本、ウイスキーならボトル1本程度飲んで酔いつぶれた場合には、生命にかかわる危険があるので、ただちに救急車を呼ぶこと。その際意識しっかりした付添人が1名必要である。

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応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 19:13 UTC 版)

スズメバチ」の記事における「応急処置」の解説

医師から処方を受けるなどの方法事前にアドレナリンを主剤とした自己注射のアドレナリン製剤エピペンなど)を入手している場合は、これを用いることによって一時的にアナフィラキシーショック症状緩和することが出来る。ただし、これも補助的な役割を果たすだけに過ぎない傷口強く絞った吸引器を用い方法毒液体内から外に出す。この際、口で毒液吸い出してはならない(口に傷があった場合、そこから毒が染み込む可能性があるため)。 傷口流水ですすぐ(患部冷却毒液排出のため)。

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応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:52 UTC 版)

熱傷」の記事における「応急処置」の解説

ただちにぬるま湯や、水道水12-18度)で冷却し、熱を除去することが、火傷進行防止し痛み緩和し清潔にすることにもなる。濡れタオルなどは第二選択肢となる。氷や非常に冷たい水は、血管収縮起こし逆に傷を深くする可能性があり避けられる化学熱傷では、pHが正常となるまでより長い流水を必要とする。目は減菌された生理食塩水十分に洗う 。目は水道水でもよい。広範囲(あるいは内ももなど体幹)を長時間冷やしすぎは不整脈意識障害起こす場合もある。寒くて震えはじめたらやめる。イギリス熱傷学会2015年声明では、流水時間は5分でも30分でもなく、20分が最適し、また子供低体温注意促している。流水早いほどよいが、3時以内まで有益である。衣服装飾品を外す。 日本皮膚科学会2017年ガイドラインは、小範囲では治療推奨するが、広範囲重症では、公共施設などでは感染原因ともなるため、感染対策施したうえで推奨している。 国際的なガイドラインでは、冷やした後、ラップなどのドレッシング材用い乾燥細菌コロニー形成防止し曝露し末端神経の痛み緩和するポリ塩化ビニールフィルム(ラップ・サランラップ)は応急ドレッシング材として優れており、締め付けず火傷被せるように覆う。次の選択肢は、清潔なコットンシーツやこれに似たものである。セロファンフィルム化学熱傷場合悪化させる可能性がある。生理食塩水浸した包帯でもよい。亜熱帯熱く湿気の多い気候では、細菌感染しやすいため、火傷露出したままか、清潔なタオル緩く覆うか、保湿性軟膏用いる。 イギリス声明では、ラップ用いなければ代替として清潔な布、あるいは非粘着性被覆材用いる。ラップは顔に用いない手近にあるコップでもお茶でもまずかけること。15分ほど冷やした速やかに医師診察を受けること。 服は脱がせず、そのまま水をかけること。無理に脱がそうとすると皮膚剥がれ損傷酷くなる。 水疱水ぶくれ)は破らないこと。破ると感染起こしやすくなる乳幼児老人低体温起こしやすい。ひととおり冷やしたらすぐに病院搬送する気道熱傷おそれがある場合は、息ができなくなってからでは手遅れになってしまうので、直ち救急搬送依頼する電撃傷などで心肺停止状態にある場合心肺蘇生優先されるオーストラリア研究者は、応急処置に、唾液アロエベラティーツリー含有ジェル Burnaid、の使用推奨していない。これらは以前の豚を使った真皮までの深い熱傷治癒研究により、治癒期間短縮や、外観に差を生じなかった。アロエベラは、ジェル状となり鎮痛作用あるようだが、もっと治癒効果としては浅い火傷において有益だ考えられるティーツリー含有冷却材のBurnaid ジェルも、期待できるのは主に鎮痛作用だが、広範囲熱傷では低体温リスクがある。

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応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/10 09:07 UTC 版)

クロロアセトフェノン」の記事における「応急処置」の解説

目に入った場合は、大量流水または生理食塩水15分以上洗眼する皮膚についた場合は、刺激少な石けん大量洗浄する炭酸水素ナトリウムがある場合は、溶かす5-10%程度)と効果的である。少ないと刺激増大させてしまうことがあるので、大量洗い流す

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応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/03 18:00 UTC 版)

鼻血」の記事における「応急処置」の解説

脱脂綿コットンなどのやわらかいもの詰め物をし、やや前屈み姿勢をとり(血液が喉に回らないようにする)、小鼻柔らかい部分5-10分ほど強く圧迫することで大抵は止まる保冷剤濡れたタオルなどで鼻を冷や行為も有効と言われているが、凍傷には注意が必要である。 止血行って出血止まらない場合は、早めに耳鼻科受診したほうがよい。 あまりに長時間かつ大量出血は、貧血引き起こすこともあるので注意し状況によっては救急車を呼ぶことも考慮する

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応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 04:50 UTC 版)

水死」の記事における「応急処置」の解説

溺れた人を水死させないためには、早期応急救護(BLS)が必要である。一般的に心臓停止からBLS開始までに3分たてば死亡率50%、10分たてばほとんど生存見込めなくなる。呼吸停止場合BLS開始まで10分で死亡率50%、30分たてばALS開始しても殆ど生存見込めない。

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応急処置

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 20:53 UTC 版)

農薬中毒」の記事における「応急処置」の解説

一般的には下記のような処置行なう農薬ラベル説明書記載があれば、そちらに従うこと。 経口摂取場合、催吐(但し、石油溶剤を含むものおよび粘膜腐食性のあるもの、意識障害を伴う場合については禁忌皮膚付着した場合流水で十分間ほど洗浄 目に入った場合流水で十分間ほど洗浄 吸入した場合汚染されていない空気のあるところに移動 遅発性症状現れることもあるので、原則として医療機関受診することが望ましい。状況によっては心肺蘇生法119番通報が必要かもしれない受診の際は、原因農薬種類がわかる場合はそれを伝えラベル説明書があれば医療機関持ち込むこと。 なお、薬物誤飲し場合牛乳飲ませて希釈胃壁保護をするという応急処置が良く知られているが、脂溶性薬物場合牛乳脂肪により吸収早まるため逆効果である。 クロルピクリン有機リン剤飲んだ患者吐物により救急医療従事者二次被害遭う例がある。複数有効成分合わせた混合剤である場合や、補助成分である展着剤有機溶媒により症状生じ場合もあるので、可能な限り薬剤情報多く得ることが必要である。

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