ガウン【gown】
ガウン 【gown 英】
ガウン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 06:02 UTC 版)
ガウン(英語: gown)とは、洋服の一形式で、膝あるいは床に届くような丈の長い衣を指す[1]。中世ラテン語の "gunna" (毛皮の服の意)に由来し、長くてゆったりとした外衣として中世ヨーロッパにおいて男女ともに着用された。また、ガウンはドレスとほぼ同義にも用いられ、フランス語の「ローブ」(robe)とも重複する概念である。また、男性用のガウンもしくはナイトシャツ状のものをハウスコート(英:housecoat)と呼ぶ。
- 1 ガウンとは
- 2 ガウンの概要
ガウン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:25 UTC 版)
現代のガウンは、カッパクラウサ(cappa clausa 丈が長く黒いマントに似ている衣服)の下で着用していたローバ(roba)に由来する。早期中世では、すべての大学生は下級聖職にいて、カッパあるいは黒か他の暗い色の衣服といった他の聖職者の服を着なければならなかった。 もっとも、一般的に着用されている学士 (Bachelor of Arts) と修士 (Master of Arts) のガウンは、英語圏では本質的に同一である。後方のヨークにギャザーが入れられ、両方とも伝統的に黒い布で作られている。学士のガウンは鐘型の袖があり、その一方で修士のガウンには、腕を肘の上のスリットを通して着用する長袖がある。アメリカのガウンが正面で閉じることが一般的になる一方で、イギリスではガウンの起源であるローバ同様、正面を開けて着用する。 多くの歴史の古い大学では、他にもこのようなもガウンを着用している。たとえば、オックスフォード大学の自費生のガウンは膝丈で袖がなく、後方に2つの吹流しがある。セント・アンドルーズ大学のような歴史の古いスコットランドの大学の場合、在学生のガウンが深紅色で、典型的なベッチン・カラーを特徴としている。
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「ガウン」の例文・使い方・用例・文例
- 着心地のよいガウン
- 彼女はダンスパーティーのためにガウンにスパンコールをつけた。
- ロッカールームでガウンに着替えてください。
- 彼女は派手なガウンを着ている。
- 彼女は繻子のガウンを着ていた。
- 彼女のガウンは安物だった。
- 手伝って彼女にガウンを着させてやった。
- そのガウンは絹からできている。
- このガウンに着替えてください。
- 大学のガウン.
- (帽子とガウンをつけて)大学の式服で.
- 《主に英国で用いられる》 (かつらとガウンをつけて)法官の正装で.
- 教授たちはガウンを身にまとっていた.
- ガウンを着る
- 豪華なビクトリア朝のガウン
- ガウンを着用している
- 美しくガウンを着た女性
- お針子は、私の結婚式のガウンをぶちこわした
- レースのガウン
ガウンと同じ種類の言葉
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