傘とは?

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さん【傘】

常用漢字] [音]サン(呉)(漢) [訓]かさ からかさ

[一]サン

かさ。「傘下鉄傘落下傘

略字「仐」の分析から)八十歳。「傘寿

[二]〈かさ(がさ)〉「雨傘番傘日傘


かさ【傘】

《「笠」と同語源》雨・雪日光などがじかに当たらないように、広げて頭上差しかざすもの。竹や金属の骨に紙や布をはり、柄をすえて開閉ができるようにしたもので、「笠」と区別するために「さしがさ」ともいう。「傘を差す」

傘の画像

から‐かさ【傘/唐傘】

唐風のかさの意》割り竹の骨に紙を張って油をひき、柄をつけてろくろ開閉できるようにしたかさ。さしがさ


から‐かさ【傘・唐傘】

〔名〕

① (唐風のかさの意) 竹の細い骨に紙を張って油をひき、轆轤(ろくろ)で開閉できるように作ってあり、または炎天時にさす具。さしがさ手傘

宇津保(970‐999頃)楼上下「落つる滝の、からかさの柄さしたるやうにて、岩の上落ちかかりて

紋所の名。①を組み合わせ図柄のものの総称三つ開き傘、糸輪三本傘など種々ある。

糸輪三本傘@三つ開き傘の画像

*壒嚢鈔(1445‐46)一「幕紋の事不際限歟頗荒涼至りなれ共随見及之。〈略〉唐傘(カラカサ)又唐笠

③ 「からかさぎゅう傘灸)」の略。


かさ【笠・傘・暈】

〔名〕

① (笠) 防ぎ、また日光をさえぎるために頭にかぶるもの。上代から(すげ)を編んで作ったものが多く用いられたが、その他、材質、形は種々のものがあるあみがさかぶりがさ

書紀720神代上(兼方本訓)「素戔嗚尊青草(くさ)を結束(ゆ)ひて笠(カサ)(みの)と為(し)て」

② (傘) (①と同じ目的で)柄をつけ、手に持つように用いられた「きぬがさ」、のち、紙を張った「からかさ」、現代の「こうもりがさ」などの総称さしがさ

(10C終)九九一条殿よりかさ持て来たるをささせて」

③ ①の形をしたもの、または上にかぶせるものをさす。

(イ) (一般に)「かさ(笠・傘)」の形をしたもの石灯籠などの上方の部分電灯ランプのかさ、天蓋(てんがい)など。

万葉(8C後)一〇・二二三三「高松のこの峯も狭(せ)に笠(かさ)立ててみち盛りたる秋の香のよさ」

桑の実(1913)〈鈴木三重吉二三電気のかさを引きよせて灯を捩ぢた」

(ロ) (「梂」「毬」をあてることがある果実の殻。「松かさ」など。〔十巻本和名抄(934頃)〕

(ハ) きのこの上部の傘状、状または半円形をなす部分。普通下面多数のつば、または管孔があり、胞子をつける。

吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉二「椎茸の傘を前歯で噛み切らうとしたら」

(ニ) ハチクラゲ類やヒドロクラゲ類の体の主体をなす、かさ状の部分

(ホ) 類のふた。〔今川大双紙(15C前)〕

(ヘ) 筆のさや。筆帽。

遊学往来14C中‐後)下「又筆持様、夏者不笠、冬者可笠」

④ (比喩的に) 覆うようにかばうものをいう。「権力笠に着る」「核の傘

(5) 紋所の名。神宮笠、丸に笠、柳生笠、三階笠などがある。

三階笠@丸に笠@神宮笠@柳生笠の画像

(6) (暈) 巻層雲などが太陽や月をおおったとき、そのまわり生ずるやや赤みがかった白色の光の環。太陽月の光巻層雲氷片によって反射されるためにおこる。視半径約二二度内暈(うちかさ)と、四六度の外暈(そとかさ)とがある。

続日本紀養老五年(721)二月癸巳日暈白虹。暈南北珥」

十六夜日記(1279‐82頃)「有明の月さへかさきたり」


読み方:カラカサ(karakasa)

笠に柄がつき手でにぎってさしかざすもの。


作者干刈あがた

収載図書11歳の自転車―物は物にして物にあらず物語
出版社集英社
刊行年月1988.4

収載図書十一歳の自転車―物は物にして物にあらず物語
出版社集英社
刊行年月1991.7
シリーズ名集英社文庫


作者鄭人澤

収載図書近代朝鮮文学日本語作品集―1939−1945 創作篇 4
出版社緑蔭書房
刊行年月2001.12


作者野川義秋

収載図書短篇小説十二面体アンソロジー
出版社新日本文学会出版
刊行年月2003.5


作者泉鏡花

収載図書新編 泉鏡花集 2 金沢2
出版社岩波書店
刊行年月2004.2


作者谷口

収載図書谷口短編集 1
出版社西海出版
刊行年月2004.12


作者田村泰次郎

収載図書田村泰次郎選集 第1巻(早稲田在学時代)
出版社日本図書センター
刊行年月2005.4


作者本間赤人

収載図書大阪下町風委員会
出版社スターツ出版
刊行年月2005.7


作者平山夢明

収載図書いま、殺りにゆきます
出版社英知出版
刊行年月2006.9
シリーズ名英知文庫

収載図書いま、殺りにゆきます
出版社情報センター出版局
刊行年月2007.9


作者江口良史

収載図書つぶれるやつら
出版社日本文学館
刊行年月2007.1


作者石田千

収載図書部屋にて
出版社角川書店
刊行年月2007.6


作者神吉拓郎

収載図書曲り角
出版社文芸春秋
刊行年月1988.8
シリーズ名文春文庫


作者堀内貴和

収載図書僕が嘘をついた理由
出版社PHP研究所
刊行年月1990.10


作者三木卓

収載図書となりの女
出版社河出書房新社
刊行年月1993.9


作者梓林太郎

収載図書血の雪崩
出版社広済堂出版
刊行年月1993.10
シリーズ名広済堂ブルーブックス


作者島田和世

収載図書水鳥
出版社ふらんす堂
刊行年月1996.1


作者勝目梓

収載図書蟻地獄
出版社徳間書店
刊行年月1998.6
シリーズ名トクマ・ノベルス

収載図書もうひとつ理由
出版社双葉社
刊行年月2001.8


作者石田泰照

収載図書子どもが息をのむこわい話ふしぎな話 3
出版社黎明書房
刊行年月1998.8


作者田中芳子

収載図書水萌ヶ原
出版社審美
刊行年月2000.3


読み方:からかさ

  1. 小芋ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・大阪府
  2. 里芋ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・福井県
  3. 。〔第六類 器具食物
  4. 里芋小芋其他八ツ頭等を云ふ。それ等が傘に似たるより。又「からかさぼーひん」の略。
  5. 里芋

分類 ルンペン大阪大阪府福井県

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:51 UTC 版)

(簦・かさ、からかさ)とは、日光などが体に当たらないよう、頭上に広げ差しかざすもの[1]金属などの骨になどを張り、を据えて開閉ができるようにしたもので、「」と区別するために「さしがさ」ともいう[1]。「笠」とは同語源である。


注釈

  1. ^ 日本の多くの辞書では和製英語とされているが、本項目英語版 umbrella には beach parasol でもリダイレクトが貼られ、また図版の説明文にも用いられている。

出典

  1. ^ a b 三省堂「大辞林(第二版)」
  2. ^ 小学館「日本大百科全書」
  3. ^ コトバンク -傘”. 2020年1月24日閲覧。
  4. ^ a b c “日傘さす女性は日本だけ!? 中国や韓国など訪日9カ国女性が「使わない」ワケ…アンケートでも「驚き」1位”. 産経WEST (産業経済新聞社). (2016年7月20日). http://www.sankei.com/west/news/160720/wst1607200004-n1.html 2016年8月2日閲覧。 
  5. ^ a b “【NOW!ソウル】夏のソウルで日傘韓国女子が急増中!”. 中央日報. (2016年7月21日). http://japanese.joins.com/photo/397/2/159397.html?servcode=800&sectcode=850 2016年8月2日閲覧。 
  6. ^ 小泉和子編 『昭和のキモノ』 河出書房新社〈らんぷの本〉、2006年5月30日。ISBN 9784309727523 
  7. ^ 男の日傘:クールに決める…熱中症対策、売れ行き好調 毎日jp(毎日新聞) 2013年8月7日
  8. ^ https://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14039
  9. ^ http://www.jupa.gr.jp/
  10. ^ 岐阜市歴史博物館展示より。
  11. ^ 長野県商工会連合会 公式サイト 「信州我が市町村、日本一自慢」(2005年12月28日、Internet Archive
  12. ^ 和傘工房・朱夏 公式サイト
  13. ^ 雑貨工業品品質表示規程”. 消費者庁. 2013年5月23日閲覧。
  14. ^ a b 『傘物語』しばた洋傘店(柴田嘉和:『洋傘ショールの歴史』大阪洋傘ショール商工協同組合(昭和43年刊行)を参考)
  15. ^ a b 古い歴史を更に新しく飾った仙女香 洋傘界流行の先駆者万朝報 1919.5.10 (大正8)
  16. ^ 対清貿易影響大阪朝日新聞 1911.11.14-1911.11.21 (明治44)
  17. ^ 日印貿易の大勢大阪毎日新聞 1912.10.22 (大正1)
  18. ^ 長傘(ナガガサ)とは - コトバンク
  19. ^ 洋傘の歴史 - 日本洋傘振興協議会
  20. ^ ビニール傘の消費量世界一No.1の日本。傘をシェアするサービス「アイカサ」渋谷の企業オフィスに無料導入を開始! – Smooth Life Magazine | スムースライフマガジン
  21. ^ 朝日新聞 2011年10月8日夕刊4ページ『昭和史再訪』ビニール傘誕生
  22. ^ TBS系『噂の!東京マガジン2009年11月8日放送より
  23. ^ もう持たなくていい 飛ぶ傘が日本で開発 - Sputnik 日本
  24. ^ “貸し傘に企業広告/久我山など7駅で5社/京王電鉄が試み”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 37(東京). (2003-11-30(朝刊)) 
  25. ^ News Up 傘、どちらに向けて持ってます? - NHK
  26. ^ 金志賢 「相合傘図様の生成 ─菱川師宣『やまとゑの根元』まで時代を遡りながら考える─」『美術史』No.176、美術史學會、2014年3月、pp.355-369。
  27. ^ 『日本庶民文化史料集成 第五巻』 三一書房、1976年、p.364。
  28. ^ 『相合傘』と『貸し傘』”. 洋がさタイムズ. 2008年5月12日閲覧。
  29. ^ 図書カード:No.1809『寛永相合傘』”. 青空文庫. 2008年5月12日閲覧。
  30. ^ 連載・日本語塾”. 日国フォーラム. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月12日閲覧。
  31. ^ Men's Fashion Brand NAVI”. 2019年1月3日閲覧。



出典:『Wiktionary』 (2021/08/25 11:01 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. かさ。日光雨雪などを防ぐために部分を持って広げ頭上差しかざすもの。

熟語


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