エプロンとは? わかりやすく解説

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apron

別表記:エプロン

「apron」とは・「apron」の意味

「apron」は、日本語で「エプロン」を意味する英単語である。主に料理掃除など、汚れ可能性のある作業を行う際に身に着ける保護具を指す。素材形状多種多様で、用途によって選ばれる例えば、料理用のエプロンは食材飛び散りを防ぐために使われ木工用のエプロンは木くず切り屑から身体を守るために使われる

「apron」の発音・読み方

「apron」の発音は、IPA表記では /ˈeɪprən/ となる。IPAカタカナ読みでは「エイプロン」となり、日本人発音するカタカナ英語では「エプロン」と読む。発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「apron」の定義を英語で解説

An "apron" is a protective garment that is worn over the front of one's clothes to keep them from getting dirty during certain tasks. It is often used when cooking or cleaning. The material and shape of aprons can vary greatly depending on their intended use. For instance, a cooking apron is used to prevent food splatter, while a woodworking apron is used to protect the body from wood chips and sawdust.

「apron」の類語

「apron」の類語としては、「smock」や「coverall」が挙げられる。「smock」は、主に芸術活動ガーデニングなどで使用される全身を覆うタイプのエプロンを指す。「coverall」は、全身を覆う作業着全般指し、特に工業作業などで使用される

「apron」に関連する用語・表現

「apron」に関連する用語としては、「bib」や「pinafore」がある。「bib」は、特に乳幼児食事をする際に着用する口元から胸元を覆う小さなエプロンを指す。「pinafore」は、女性子供着用するドレスの上に着るエプロンを指す。

「apron」の例文

1. She put on an apron to protect her clothes from stains.(彼女は服が汚れるのを防ぐためにエプロンをつけた。)
2. The chef's apron was splattered with tomato sauce.(シェフのエプロンはトマトソース飛び散っていた。)
3. He wore a leather apron while working in the blacksmith's shop.(彼は鍛冶屋で働く際、革のエプロンを着用した。)
4. The child's apron was covered in paint.(子供のエプロンは絵の具覆われていた。)
5. The waitress tied her apron around her waist.(ウェイトレスはエプロンを腰に巻いた。)
6. The apron is made of a waterproof material.(そのエプロンは防水素材作られている。)
7. He took off his apron and hung it on the hook.(彼はエプロンを脱いでフック掛けた。)
8. The apron has a pocket for holding utensils.(そのエプロンには道具入れるためのポケットついている。)
9. The apron is designed to be easily adjustable.(そのエプロンは簡単に調節できるように設計されている。)
10. The apron should be washed separately to avoid staining other clothes.(他の衣類汚さないように、エプロンは別々に洗うべきである。)

エプロン【apron】

読み方:えぷろん

衣服汚れを防ぐため、胸からひざ、または腰から下を覆う洋風前掛け

飛行場で、旅客乗降貨物積み降ろし整備点検などを行うため、航空機停留する区域

ゴルフで、フェアウェーからグリーンへの入り口になっている斜面花道

エプロンステージ」の略。


【エプロン】(えぷろん)

空港・飛行場における、航空機駐機させておくためのスペースのこと。
機体簡易な整備燃料補給乗客・乗員搭乗などが行われる。

設備整っている空港では、地下燃料パイプライン高圧空気ライン電気配線通っている。
後者は、駐機中にAPU作動させることによる大気汚染考慮したもので、欧州空港で主に採用されている。

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エプロン

浴槽外周立ち上がり部分(垂直部分)のうち、浴槽と同じ仕上げ施されている部分。エプロンのつき方で、1方半エプロン・2方半エプロン・1方全エプロン・2方全エプロン・エプロンなしなどの種類がある。2方半エプロンとは、半埋込タイプ浴槽用で浴槽外周4面のうち、2面にエプロンがついているもの。→浴槽

エプロン

作者梅田千津

収載図書瀬戸際オンナたち
出版社熊本日日新聞社
刊行年月2005.11


エプロン (Apron) (英語)


エプロン

読み方:えぷろん

  1. 若い美しい女のことをいふ。よくエプロンを掛けて居るから。〔情事語〕

分類 情事

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エプロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/01 09:32 UTC 版)

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エプロン
着物にエプロン姿。武内桂舟画。1913年

エプロンは、衣服の汚れを防ぐために着用される前掛けである[1]。胸当て付きのものもある[1]衛生面から着られるほか、その下の服が傷付いたり汚れたりすることを防ぐ目的でも着られる。大小様々なポケットが付いた製品も大変便利であり、調理食事、手工業、美術制作などの場で用いられることが多い。

英語のエプロン (apron) は、"a napron"(ナプロン)が "an apron" の綴りであるとの誤解が広まったために生まれた言葉であるが、語源となった言葉は現在は使われていない。

用途

エプロンは様々な職業制服としても用いられており、ウェイトレス看護師メイドなどが着ている。また、ファッションとして身につける場合もある。用途に応じて様々な型があり、下腹部から膝上までのものや、胸部から下半身全体を覆うものなど様々である。腰紐、それに長さに応じて肩紐を使用して身につける。肩紐と腰紐が一体化してエプロンの重さが均等に体に分散する(重さが首に集中しない)タイプが快適と考えられている。

生地

一般的に使用されるエプロンは、で作られるが、必要に応じて他の素材からも作られる。

  • 危険な化学薬品を取り扱う職業の人は、ゴムでできたエプロンを用い、万が一、体にかかっても、皮膚を傷つけることがないようにしている。
  • X線写真機など放射性物質を取り扱う技術者は、が縫いこまれたエプロンを身につけ、被曝を避ける。
  • 水産物を扱う人は、ゴム・ビニール製で胸当て付きのものが使用される。
  • ジンギスカン専門店などの外食店では、油跳ね防止の専用のビニール製の簡易エプロンがある。紙製の使い捨てのものもある。

スタイル

エプロンには目的用途に応じて様々なスタイルがあるが、基本的な分類としては、腰から下の下半身を覆うウエスト・エプロンと、胸当てが付き、上半身と下半身の両方を覆うビブ[注釈 1]・エプロンがある。

通常、エプロンはリボンのような布片によって背中で結ばれて固定される。 ビブ・エプロンには首を通す1本の紐が付いている(おそらく今日これが最も一般的である)か、あるいは、背中で交差して腰紐と繋がる二本の肩紐が付いている。

前者のデザインには、簡単に着用出来るという利点があるが、少々動きにくいという欠点がある。また、後者のデザインには、着用しにくい反面、着心地をより快適にするという利点がある。

他のタイプのエプロンとしてはピナフォア(pinafore)やコブラー(Cobbler)・エプロンなどがあり、さらに、これらのエプロンには袖を覆うタイプもある。

ピナフォアは胸当てが付いている点でビブ・エプロンと共通するが、主に肩紐に大きなフリルのついたメイド風のエプロンのことを指す。

日本では、ウエスト・エプロンをサロン・エプロン(Salon/Sarong Apron)と呼ぶことも多いようだが、英語圏においてこのような表現はなく、日本国内のみで通じる和製英語と考えられる。

現代のエプロンには、これらの分類には含まれないユニークなデザインがある。特に近年の日本ではメイドカフェのブームによって、コスチュームとしてのメイド服が見直されており、その中で実に様々なエプロンがデザインされている。

文化

エジプト第5王朝のレリーフ

古代エジプトの多くの壁画や彫像には、男性が三角形のエプロンを身につけている姿が数多く確認できる[2]。このファッションは古王国時代ごろから始まり、丈長の衣服が現れる新王国時代まで、階級を問わず行われていた。

中世以後の西欧では、聖職者や上流階級の婦人のあいだで豪華な飾りエプロンが流行した。その後、近代に近づくにつれて用途に応じて形や素材、色相などが多様化し、次第にエプロンには身分や階層といった記号性が付与されていった。清潔な実用エプロンはメイドや女中のユニフォームとなり、女中そのものを表象するアイテムとなった[3]

18-19世紀の西欧では暗黙裡にエプロンに「支配者に陵辱される身体」というエロティックな身体記号が付与されるようになり、文学を中心に影響を与えた[3]。このエプロンに付与されたイメージは、20世紀初頭のアメリカから発した女中を持たない専業主婦文化によって一旦封じ込められた。

西欧文化の流入が盛んだった明治時代の日本にメイドのエプロンが紹介されたが、庶民には同時期に現れた割烹着のほうが受け入れられ、広まることはなかった。大正時代になりカフェーの流行とともに、サロンエプロンが女給の着衣として流行し始める。戦前の文学などに登場するカフェ女給のイメージには、西欧で確立したエロティックな身体記号を含んでいるものが多い。

戦後の日本では、エプロンはプロパガンダの小道具として活用された。GHQ主導の啓蒙教化運動のなかで、女性解放のイメージとして白いエプロンを着用した洋装の主婦の図像が多用された[3]。婦人誌のグラビアや映画などでも、新生活や若い世代の象徴として白いエプロンが盛んに使用された。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ Bib(英):胸当て、よだれ掛けの意味。

出典

  1. ^ a b 意匠分類定義カード(B1) 特許庁
  2. ^ 今井和也 『カタチの歴史:建築とファッションのただならぬ関係』2003年 新曜社 ISBN 4788508346 p.19-23.
  3. ^ a b c 身崎 2012, pp. 362-377.

参考文献

  • 身崎とめこ「戦後女性の着衣・割烹着と白いエプロン」『着衣する身体と女性の周縁化』、恩文閣出版、2012年、 ISBN 9784784216161

関連項目


エプロン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:26 UTC 版)

わしゃがなTV」の記事における「エプロン」の解説

中村悠一がいつも着用している。番組当初から衣装として登場スクウェア・エニックスより発売されているスマイルスライムエプロンを使用している。また、MOTHER缶バッジ付けている。おそらく色々なものを広げていくスタイルのため、服が汚れないように着ているものと思われる。[独自研究?]梶田着用していない。番組グッズ第2弾ではオリジナルエプロンが登場した

※この「エプロン」の解説は、「わしゃがなTV」の解説の一部です。
「エプロン」を含む「わしゃがなTV」の記事については、「わしゃがなTV」の概要を参照ください。

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エプロン

出典:『Wiktionary』 (2021/11/16 22:16 UTC 版)

語源

発音

名詞

エプロン

  1. (衣類) 調理の際などに着用する前掛け
  2. (舞台) 舞台のうち緞帳よりも客席側にある部分張り出し舞台
  3. (格闘技) リングロープより外側にある縁の部分転じてラウンドアバウト中央島外周
  4. (乗り物) 自動車鉄道車両車体前面下部外板
  5. (飛行場) 飛行機駐機場
  6. (カメラ) ライカタイプのカメラボディにおける、レンズマウントその周辺
  7. (ゴルフ) グリーン手前短く刈ってある部分
  8. (機械) 旋盤で、前部下側部分取り付けられている歯車箱。

派生語

翻訳


「エプロン」の例文・使い方・用例・文例

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