カメラボディとは? わかりやすく解説

カメラボディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 03:46 UTC 版)

コンタックスG」の記事における「カメラボディ」の解説

コンタックスブランドではこの以前コンタックスTシリーズという、いわゆる高級コンパクト機があったが、Gシリーズではレンズ交換式とし、より趣味性の高いものとなった当時は、レンズ固定式一般カメラからは距離計が完全に消滅し一眼レフ方式以外のレンズ交換式カメラライカMシリーズ)に代表される距離計式(レンジファインダー)がもっぱらであったため、オートフォーカスレンジファインダーと銘打たれたが、距離計式ではない(なお、Tシリーズ初代モデル距離計式である)。TシリーズGシリーズの関係に似たようなシリーズとして、コニカの「ヘキサー」と「ヘキサーRF」があるが、ヘキサーRF距離計式を採用したGシリーズは、レンズ交換式カメラを、オートフォーカスはじめとして完全電子化するという野心的なシリーズで、ボディ初代コンタックスG1および後継機種コンタックスG2の2機種設計生産された。両機種レンズとも機能性画質デザインといった多くの面で完成度評価高く、また極端な高級路線取りがちなコンタックスブランド製品としては比較現実的な価格多くユーザー受け入れ下地となった一方でコンタックスG1のオートフォーカス光学式ではあるものの、撮影者が2重像(ないし上下像)を確認することはできず、「焦点合わせ結果に不安がある」という、オートフォーカスフィルムカメラの弱点であり距離計式を選ぶ理由となる点について、本シリーズ機に距離計としての利点が無いというのが大きな弱点である。G2ではオートフォーカスの向上のため赤外線によるアクティブオートフォーカス併用となったファインダーいわゆる実像式タイプだが、取り付けられレンズ焦点距離電子認識し自動的に表示範囲調整パララックス補正を行う機能備える。特にコンタックスG2ファインダーズームレンズ画角変化にも逐次追従するなど、高機能ファインダーとなっている。 京セラカメラ事業撤退により、アクセサリを含む全ての製品2005年3月をもって生産終了同年9月出荷完了した。以下本記事中に「希望小売価格」として記載した円建て価格はいずれ発売当時京セラ日本国内提示していた税抜き希望小売価格である。 コンタックスGシリーズボディに共通の不具合として、シャッターボタン横に取り付けられているフィルムカウンター窓の小型液晶パネル内層劣化による滲み起きる、という問題抱えており、中古での購入時にはこの現象起きているか否か、あった場合には枚数表示視認影響がないかを確認する必要があるまた、外装チタンであるものの、内部部品にはプラスチック多用されており、これらの経年劣化損傷起きやすい。 G1/G2の比較コンタックスG1コンタックスG2ファインダー 構造 実像式ズームファインダー 仕様 視野率90%・倍率0.57倍(45mm・視度-1D無限遠場合AEブラケット 対応 オートフォーカス 測距方式 パッシブ パッシブ/アクティブ併用 コンティニュアス 非対応 対応 連続撮影速度 秒2コマ4コマ シャッター 縦走行式フォーカルプレーンシャッター電子制御シャッター速度 絞り優先 1/2000~16秒 1/6000~16マニュアル 1/2000~1秒 1/4000~4秒 フラッシュ同調 1/100秒以下 1/200秒以下 アクセサリーシュー TTL測光連動対応(コンタックスTLAストロボ電源 CR2二本メーカー測定寿命24撮り80本分寸法 133mm×77mm×42mm 139mm×80mm×45mm 重量 460g 560g 日程 発売 1994年9月 1996年10月 生産終了 1996年9月 2005年3月 補修期限 2006年9月 2015年3月 希望小売価格 日本 143000163000米国 1928米ドル 2250米ドル G2ボディカラー通常のチタン地色のものとは別にブラック塗装モデル数量限定生産された。このモデル一般にG2ブラック呼ばれ日本では1000限定1997年9月10日発売された。ボディ合わせて各Gマウントレンズにもブラック塗装モデル用意されたほか、レンズキャップやフードといったアクセサリ類にもブラック塗装品が生産されレンズ本体セット入手できた。

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カメラボディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:23 UTC 版)

ニコン Zシリーズ」の記事における「カメラボディ」の解説

機種一覧機種発売日センサー有効画素数ISO感度シャッター高速連続撮影シャッタースピードファインダー倍率ほか主な装備質量画像処理エンジン特徴FXフォーマット(フルサイズ)Z 92021年12月24日 4571万画ISO 64-25600 約20コマ/秒(約120コマ/秒)1/32000~30秒369ドット約0.8倍 ボディ手ブレ補正チルトモニター液晶Real-Live Viewfinder 約1340g EXPEED 7 縦グリップ一体型フラッグシップモデルEXPEED 7」の採用によりZ 7II比で約10倍の高速処理を実現 CFexpress (Type B)のダブルスロット採用 8K収録など動画面での性能強化されている。 Z 7Z 7II2020年11月12日 4575万画ISO 64-25600 約10コマ/秒1/8000~30秒 ボディ手ブレ補正チルトモニター液晶705g デュアルEXPEED 6 Z 7の性能向上モデル。「デュアルEXPEED 6」の搭載により処理速度向上している。CFexpress (Type B)とSDダブルスロット採用 Z 72018年9月28日 約9コマ/秒1/8000~30秒 約675g EXPEED 6 プロ・ハイアマチュアをメインターゲットとした高画素詳細は「ニコン Z 7」を参照 Z 6Z 6II2020年11月6日 2450万画ISO 100-51200 約14コマ/秒1/8000~30秒705g デュアルEXPEED 6 Z 6の性能向上モデル。「デュアルEXPEED 6」の搭載により処理速度向上している。CFexpress (Type B)とSDダブルスロット採用 Z 62018年11月23日12コマ/秒1/8000~30秒 約675g EXPEED 6 高感度性能にも優れたオールラウンドモデル Z 52020年8月28日 2432万画ISO 100-51200 約4.5コマ/秒1/8000~30秒 ボディ手振れ補正チルトモニター 約675g 携行性を重視したフルサイズミラーレスエントリー機Zシリーズとして唯一SDダブルスロット採用 DXフォーマット(APS-C)Z 502019年11月22日 2088万画ISO 100-51200 約11コマ/秒1/4000~30秒236ドット約1.02倍 チルトモニター内臓フラッシュ450g EXPEED 6 DXフォーマット(APS-C)のミドルレンジ機 Z fc2021年7月23日 2088万画ISO 100-51200 約11コマ/秒1/4000~30秒236ドット約1.02倍 バリアングル式モニター 約445g ニコンFM2インスパイアされたヘリテージデザインのAPS-C機。ボディー人工皮革部分張替対応する。ZマウントAPS-C機として初め動画瞳AF/動物AFType-C端子による給電に対応。

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