ズーム‐レンズ【zoom lens】
ズームレンズ
ズームレンズとは、カメラのレンズのうち、一定範囲内で焦点距離を自由に変えることができ、ピント位置が変化しない(変化が少ない)レンズのことである。
ズームレンズは、焦点距離が変化してもピントがずれないという特徴を持っているため、滑らかなズームイン・ズームアウトが可能である。また、ズームレンズを利用して望遠で撮影すると、カメラを物理的に近づけた場合とは異なる撮影範囲を得ることができるため、被写体のフレーミングを工夫する手段として利用されている。
焦点距離を自由に変えられるレンズの中でも、焦点距離の変更に伴いピント位置が変化するものはバリフォーカルレンズと呼ばれる。また、ズームレンズとは反対に焦点距離が固定されているレンズは、単焦点レンズと呼ばれる。
ズームレンズ
ズームレンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 02:00 UTC 版)
「Lマウントレンズの一覧」の記事における「ズームレンズ」の解説
(35mmフルサイズ) スーパー・バリオ・エルマーSL(Super-Vario-Elmar-SL)16–35 f/3.5–4.5 ASPH. - 12群18枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚) バリオ・エルマリートSL(Vario-Elmarit-SL)24-70 f/2.8 ASPH. - 15群19枚(非球面レンズ6枚)。最短撮影距離0.18m(ワイド端)、最大撮影倍率1:2.9(ワイド端)。 バリオ・エルマリートSL(Vario-Elmarit-SL)24-90 f/2.8-4 ASPH. - 15群18枚(非球面レンズ4枚、EDレンズ11枚)。最短撮影距離0.3m(ワイド端)、最大撮影倍率1:3.8(テレ端)。最大3.5段相当の手ぶれ補正。 アポ・バリオ・エルマリートSL(APO-Vario-Elmarit-SL)90–280 f/2.8–4 - 17群23枚(EDレンズ7枚)。インナーズーム。最大3.5段相当の手ぶれ補正。 (APS-C) スーパー・バリオ・エルマーTL(Super-Vario-Elmar-TL)11–23 f/3.5–4.5 ASPH. - 11群14枚(4面非球面)。最短撮影距離0.2m。 バリオ・エルマーTL(Vario-Elmar-TL)18–56 f/3.5–5.6 ASPH. - 7群10枚。 アポ・バリオ・エルマーTL(APO-Vario-Elmar-TL)55–135 f/3.5–4.5 ASPH. - 10群12枚(1面非球面)
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ズームレンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 02:00 UTC 版)
「Lマウントレンズの一覧」の記事における「ズームレンズ」の解説
S PRO 16-35mm F4 - 9群12枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚、UHRレンズ1枚)。最短撮影距離0.25m、最大撮影倍率0.23倍。ブリージングを抑制する。 S 20-60mm F3.5-5.6 - 9群11枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚)。最短撮影距離0.15m(20〜26mm時)、0.4m(60mm時)、最大撮影倍率0.43倍(26mm時)。 S PRO 24-70mm F2.8 - 16群18枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚)。最短撮影距離0.37m、最大撮影倍率0.25倍。 S 24-105mm F4 MACRO O.I.S. - 13群16枚(非球面EDレンズ2枚、非球面レンズ2枚、UEDレンズ1枚、EDレンズ2枚)。最短撮影距離0.30m、最大撮影倍率0.5倍。Dual I.S.2により最大6.5段相当の手ぶれ補正。 S PRO 70-200mm F2.8 O.I.S. - 17群22枚(非球面レンズ1枚、UEDレンズ2枚、EDレンズ3枚)。最短撮影距離0.95m、最大撮影倍率0.21倍。Dual I.S.2により最大7段相当の手ぶれ補正。Lマウント端子に加えてテレコンバーターとの通信用端子が用意されている。 S PRO 70-200mm F4 O.I.S. - 17群23枚(非球面レンズ1枚、UEDレンズ1枚、EDレンズ3枚、UHRレンズ1枚)。最短撮影距離0.92m、最大撮影倍率0.25倍。Dual I.S.2により最大6段相当の手ぶれ補正。Lマウント端子に加えてテレコンバーターとの通信用端子が用意されている。 S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S. - 11群17枚(UEDレンズ1枚、EDレンズ2枚、UHRレンズ1枚)。最短撮影距離0.54m(70mm時)、0.74m(300mm時)、最大撮影倍率0.25倍。。Dual I.S.2により最大5.5段相当の手ぶれ補正。
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ズームレンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 01:47 UTC 版)
画角(焦点距離)を一定の範囲で連続的に変化させられるもの。かつては、画角の変化にともなってフォーカスの移動が生じないものを特にズームレンズ、生じるものも含めてバリフォーカルレンズ(可変焦点レンズ)と分類することもあったが、近年は特に分類しないことも多い。 ズームにともなうフォーカスの移動の補正には、光学設計の段階で焦点移動を極力少なくした「光学補正式」 (Optical compensation) と精密カムによるレンズ群の非線形な移動で補正する「機械補正式」 (Mechanical compensation) が従前用いられてきた。カメラ本体のオートフォーカス性能の向上に伴って、焦点移動の補正を電子制御に依る「電子補正式」 (Electoronic compensation) も登場した。 ズームレンズは単焦点レンズに比べ、 F値が大きく、暗いレンズが多い。 レンズの構成枚数が多くなるため、大きく重くなりがち。 色収差や画像のゆがみ、ひずみの補正が難しい。 といった難点があったが、光学設計技術の進歩により欠点は縮小傾向にある。 ズーム機構は手動で動作させるものが多いが、動画撮影向けのものには電動モータによってズーム動作する電動ズームがある。 工業用レンズではコンピュータ制御によって正確に倍率制御ができるものがあり、拡大計測においてズーミングごとの寸法補正が必要なくなるなど利便性が向上している。 ズームレンズはその機構上、4群ズームを除いて同じ絞りの大きさでも焦点距離によってF値が変わる。そのため本来は焦点距離ごとに絞りの大きさとF値を換算しなければならないが、カメラ側でこの計算を行い絞りを設定したF値に合わせて自動的に調整する機構が採用されるようになってユーザーはこれを考慮する必要がなくなった。 かつて絞りを手動調整していたころは「F○通し」という呼びは開放F値が全ズーム領域で等しい、すなわち焦点距離ごとのF値の変動のない高級な4群ズームレンズを指したが、絞りが電子制御化されてからは2群や3群ズームでもズーミングによるF値の変動はなくなり、「F○通し」という呼びは単に開放F値が全ズーム領域で等しいレンズを指すものになった。その中でもF2.8通しの14-24/24-70/70-200の3本を「大三元」、F4通しの同レンズ群は「小三元」の通称で呼ばれることがある。 日本においては、ズームレンズは、その普及し始めの時期には安易な道具と捉えられ、単焦点レンズに比べて画質で大きく劣るとされたが(これを名付けてズームレンズ文化包丁論と呼ぶ場合もある)、その後の技術の進歩により、遅くとも2007年頃までには、28-300mm(約10.7倍)のような高倍率ズームレンズであっても、単焦点レンズとの優劣差は一般的にイメージされるよりは小さくなり、プロの仕事道具としての使用にも耐えると評価されるようになっていた。
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ズームレンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 08:13 UTC 版)
「キヤノンEFマウントレンズの一覧」の記事における「ズームレンズ」の解説
スーパー35mm相当サイズ以下のセンサーに対応する。 CN-E14.5-60mm T2.6 L S - 2012年1月発売。約4.5 kg。 CN-E15.5-47mm T2.8 L S - 2012年12月発売。約2.2 kg。 CN-E30-300mm T2.95-3.7 L S - 2012年3月発売。約5.8 kg。 CN-E30-105mm T2.8 L S - 2012年10月発売。約2.2 kg。
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ズームレンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 01:11 UTC 版)
逆望遠型の設計を応用するとズームレンズとすることができる。1970年代から実用化された2群ズームはこの逆望遠の前後間隔を変化することで焦点距離を変える。近年の一眼レフカメラ用の超広角ズームの多くが2群ズームかつ逆望遠である。
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ズームレンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/28 07:32 UTC 版)
「カール・ツァイスのレンズ製品一覧」の記事における「ズームレンズ」の解説
「可変」の意味である接頭語バリオ-(Vario- )を名称に付けている。一般的にツァイスレンズは他社の同スペックのレンズより大型・重量増の傾向があるが、ズームレンズでも同様の傾向は変わらない。単焦点よりさらに重く大型故か、画質重視の傾向が強いユーザーが多いためかツァイスレンズの中でズームレンズの人気は低い傾向にある。
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「ズームレンズ」の例文・使い方・用例・文例
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