スペック
英語:spec
スペックとは、性能、仕様、仕様諸元(諸々の性能を記載した仕様書・諸元表)という意味で用いられる表現。
スペックという語は、もともとは英語の specification (スペシフィケーション)の省略形である。ただし日本語独自の省略形というわけではなく、英語でも specification(s) を略してspec(s) と略することがある。たとえばソフトウェア開発の分野における「機能仕様」は英語では functional specifications といい、略して functional specs ともいう。
スペックは、日本語の中では、PCやスマートフォンなどの電子機器や、あるいは自動車を筆頭とする工業製品について、よく用いられる。工業製品におけるスペックは消費者(購入検討者)に提示する諸元表という意味合いが強い。重量、排気量、燃費といった要素の集合がスペックであり、これが購入者の使用感や満足度を大きく左右する。そして価格にも直結する。
スペックの関連表現として、「ハイスペック」という表現もよく用いられる。ハイスペックは「性能(スペック)が総じて良い」「高性能である」といった意味合いである。英語でも high-spec (high-specification)という表現はある。ちなみに、英語では spec の語は名詞だが、high spec は形容詞として用いられる。
ハイスペックの対義語として、「性能が悪い」「ポンコツである」という意味で「ロースペック」(low spec)と表現する言い方もあるが、これは「ハイスペック」に比べると使われる場面は少ない。
スペックの関連表現としては「カタログスペック」という表現もある。カタログスペックとは「カタログ上のスペック」であり、つまり、販売元が提示した「理想的な環境で動作させた場合のスペック」である。実際に入手して動かしたらカタログスペックとは程遠いポンコツ具合だったというような状況もあり得るということを念頭においた言い方といえる。
実在の人物や創作におけるキャラクターに対して「スペック」もしくは「ハイスペック」の語を用いる場合もある。この場合のスペックは性能というよりは「有能さ」と言い換えた方が意味合いが近い。容姿が端麗である、プロポーション(体の均整)がよい、才能に豊んでいる、コミュニケーション能力に秀でている、多方面で才能を発揮している、といった長所を(いくつも)兼ね備えているような者を「ハイスペック」と形容する場合が多い。創作においては作中世界で際だった有能さを発揮しているキャラクターを「ハイスペック」と評することが多い。
specの語そのものは名詞だがhigh specは形容詞として扱われる。ハイスペックとは逆に性能が悪い・ポンコツであるという意味ではロースペック(low spec)と表現できるが、これは「ハイスペック」ほど用いられる場面は多くない。
スペックとは、性能、仕様、仕様諸元(諸々の性能を記載した仕様書・諸元表)という意味で用いられる表現。
スペックという語は、もともとは英語の specification (スペシフィケーション)の省略形である。ただし日本語独自の省略形というわけではなく、英語でも specification(s) を略してspec(s) と略することがある。たとえばソフトウェア開発の分野における「機能仕様」は英語では functional specifications といい、略して functional specs ともいう。
スペックは、日本語の中では、PCやスマートフォンなどの電子機器や、あるいは自動車を筆頭とする工業製品について、よく用いられる。工業製品におけるスペックは消費者(購入検討者)に提示する諸元表という意味合いが強い。重量、排気量、燃費といった要素の集合がスペックであり、これが購入者の使用感や満足度を大きく左右する。そして価格にも直結する。
スペックの関連表現として、「ハイスペック」という表現もよく用いられる。ハイスペックは「性能(スペック)が総じて良い」「高性能である」といった意味合いである。英語でも high-spec (high-specification)という表現はある。ちなみに、英語では spec の語は名詞だが、high spec は形容詞として用いられる。
ハイスペックの対義語として、「性能が悪い」「ポンコツである」という意味で「ロースペック」(low spec)と表現する言い方もあるが、これは「ハイスペック」に比べると使われる場面は少ない。
スペックの関連表現としては「カタログスペック」という表現もある。カタログスペックとは「カタログ上のスペック」であり、つまり、販売元が提示した「理想的な環境で動作させた場合のスペック」である。実際に入手して動かしたらカタログスペックとは程遠いポンコツ具合だったというような状況もあり得るということを念頭においた言い方といえる。
実在の人物や創作におけるキャラクターに対して「スペック」もしくは「ハイスペック」の語を用いる場合もある。この場合のスペックは性能というよりは「有能さ」と言い換えた方が意味合いが近い。容姿が端麗である、プロポーション(体の均整)がよい、才能に豊んでいる、コミュニケーション能力に秀でている、多方面で才能を発揮している、といった長所を(いくつも)兼ね備えているような者を「ハイスペック」と形容する場合が多い。創作においては作中世界で際だった有能さを発揮しているキャラクターを「ハイスペック」と評することが多い。
specの語そのものは名詞だがhigh specは形容詞として扱われる。ハイスペックとは逆に性能が悪い・ポンコツであるという意味ではロースペック(low spec)と表現できるが、これは「ハイスペック」ほど用いられる場面は多くない。
スペック【SPEC】
スペック【spec】
スペック
「スペック」に関係したコラム
-
ネット証券に口座を開設するには、一定の基準をクリアしなければなりません。以下は、ネット証券の口座開設の一般的な基準です。ネット証券と証券会社との口座開設の基準の違いは、インターネット利用環境があるかど...
- スペックのページへのリンク