みなみ‐たいへいよう〔‐タイヘイヤウ〕【南太平洋】
みなみたいへいよう〔みなみタイヘイヤウ〕【南太平洋】
南太平洋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/14 22:30 UTC 版)


南太平洋(みなみたいへいよう、英語: South SeasまたはSouth Pacific[1])、西欧では南の海(South Sea)という用語が使われた地域で、赤道より南の太平洋の部分を指すのが最も一般的である[2]。この南の海という用語は、オセアニアと同義に使われることもあり、さらに狭義にはポリネシア、またはハワイ諸島、ニュージーランド、イースター島に囲まれたポリネシアン・トライアングルを指すこともある。太平洋諸島の住民は一般的に、特にオーストラリアでは、南洋諸島民(South Sea Islanders)と呼ばれている。
歴史
「南の海」という言葉は、1513年にスペインの征服者のバスコ・ヌーニェス・デ・バルボアによって「Mar de Sur」(南の海)として初めて作られ、現在の太平洋全域に適用された。1520年、フェルディナンド・マゼランが同じ海を太平洋と命名し、時を経てマゼランの名の方がより知られるようになった。
文化作品
南太平洋に関する文学と映画
南太平洋に関する文学や映画のジャンルが発展してきて、南太平洋はしばしば世界の理想化されたロマンチックな地域として見られてきた。
- ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィルの世界周航旅行記
- マーク・トゥエインの『ハワイ通信』
など
南太平洋に関する絵画
関連項目
脚注
外部リンク
南太平洋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 07:46 UTC 版)
南太平洋非核地帯条約(ラロトンガ条約)1985年8月6日調印、1986年12月に発効。ムルロア環礁で行われていたフランスの核実験を強く意識。 域内の加盟国は、太平洋諸島フォーラム加盟の16の国と地域(自治領)のうち13が批准。域内の未加盟国はミクロネシア、マーシャル諸島、パラオ。 五大国も署名。2011年時点ではフランス、中国、イギリス、ロシアが批准。アメリカは署名のみで批准していない。
※この「南太平洋」の解説は、「非核兵器地帯」の解説の一部です。
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「南太平洋」の例文・使い方・用例・文例
- その祭りは南太平洋の島から来たものだと信じられている。
- その二つの艦隊は南太平洋で激突した.
- 台風 19 号が南太平洋上に発生.
- タカラガイの一種で、南太平洋やアフリカの一部では殻が貨幣として使用される
- 南太平洋の暗礁に生息して、最大500ポンドの重さがある大きい二枚貝
- 特に南太平洋島での不敬な使用に禁じられている
- 転覆を防ぐために舷外浮材をつけた(南太平洋の)遠洋航海用のカヌー
- 南太平洋地域でタパの樹皮を搗いて作られる紙に似た布
- (特にポリネシアや他の南太平洋諸島で)その神聖さにより、言及や使用を禁ずる偏見
- 南太平洋海岸のアンデス山脈の西の傾斜にある南アメリカ南部の共和国
- メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアを含む(さらにオーストララシア、マレー諸島を含むこともある)南太平洋の島の集まり
- オーストラリア、ニュージーランドと南太平洋の近辺の島
- 中央と南太平洋の島(インドネシア、メラネシアとミクロネシアとポリネシア)
- 南太平洋のノースアイランドとサウスアイランドとその隣接する小さな島々
- 南太平洋のフランスの海外領土
- 南太平洋上の島
- 南太平洋、サモアの東にある仏領ポリネシアの群島
- 南太平洋上、ハワイとオーストラリアの中間にある火山島群
- 南太平洋のサモア諸島西部を占める立憲君主国
- 南太平洋のポリネシア諸島の君主国家
南太平洋と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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