調印とは?

ちょう‐いん〔テウ‐〕【調印】

[名](スル)条約協定などの内容確定したとき、それに関係する当事国の代表者がその公文書署名すること。「平和条約に調印する


ちょう‐いん テウ‥ 【調印】

〔名〕

確認捺印(なついん)をすること。押印(おういん)。

地方凡例録(1794)七「とじ目御老中御調印有之に付」

条約当事国の代表者が、条約文書にその姓名をしるすこと。条約成立の一要件

中外新聞慶応四年(1868二月四日各国帝王の調印を致し候事故


調印

読み方:シラベイン(shirabein)

江戸時代年貢上納のさいの勘定所における最終手続


印章

(調印 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 07:20 UTC 版)

印章(いんしょう、英語: seal)は、象牙金属合成樹脂などを素材として、その一面に文字シンボル彫刻したもの。個人・官職団体の印として公私の文書(公文書や私信など)に押して特有の痕跡(印影・印痕)を残すことにより、その責任や権威を証明する事に用いる。


注釈

  1. ^ 1981年10月1日に常用漢字表が告示されると、行政指導により表外漢字を含む「印顆」は使わないようにという行政指導がなされたが、それ以前にはよく使われていた表現であった[5]
  2. ^ ハンコを「判子」と書くのは当て字である[6]
  3. ^ この意味における「印鑑」という語の用法としては公証人法第21条の「公証人ハ其ノ職印ノ印鑑ニ氏名ヲ自署シ之ヲ其ノ所属スル法務局又ハ地方法務局ニ差出スヘシ」などがある。
  4. ^ 例えば、かつて織田信長は「天下布武」の印章を純金で作らせようとしたものの、これが印材として適さず印影がうまく出なかったため、金と合金を用いることによって解決したという[113]。その一方、金を印材とする金印は古代ギリシア末期や[82]古代ローマ末期[114]の印章、中国から古代日本へと伝わった漢委奴国王印など古くから例があり、その他にも明治時代に作られた大日本國璽など、様々な国の国璽の印材として用いられている。
  5. ^ なお、「印相学」は登録商標である[127][128]

出典

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