ふたりのイーダ
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『ふたりのイーダ』は、日本の児童文学作品。著者は児童文学作家の松谷みよ子。戦争や公害などの社会の暗部に光を当て続けた『直樹とゆう子の物語』シリーズ全5部作の第1作である[1][2][3]。幼い兄妹と、動き回って言葉を話す不思議な椅子との交流を通じて、原子爆弾の悲劇を伝える作品である[4]。1969年（昭和44年）に講談社より「児童文学創作シリーズ」の1巻として刊行[5]。1976年（昭和51年）には松山善三と山田洋次により、同名の映画として公開された[6]。
注釈
出典
- ^ 瀬川たくみ. “直樹とゆう子の物語”. 松谷みよ子公式ホームページ. 松谷みよ子事務所. 2021年2月28日閲覧。
- ^ a b 伊藤 2004, pp. 86–87
- ^ a b 水間他 2017, pp. 64–65
- ^ “ふたりのイーダ（新装版）”. 講談社. 2021年2月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g 水田 1995, pp. 56–59
- ^ a b c “ふたりのイーダ”. 日本映画情報システム. 文化庁 (2014年). 2020年11月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年2月28日閲覧。
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- ^ a b c 越智 1989, pp. 117–127
- ^ 水田 1995, p. 69.
- ^ a b c 水田 1995, pp. 62–63
- ^ 水田 1995, pp. 64–65.
- ^ a b c 水田 1995, pp. 65–66
- ^ a b c d 安藤 1977, pp. 63–65
- ^ 水田 1995, p. 66.
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- ^ a b 浜野 1974, pp. 148–149
- ^ a b c d 松谷 1981, pp. 46–49
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- ^ 伊藤 2004, pp. 97–99.
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- ^ 松谷みよ子「きりとり保育資料 童話 もうひとつのおうち」『幼児と保育』第13巻第6号、小学館、1967年7月1日、56-57頁、NCID AN00245854。
- ^ 松谷みよ子「きりとり保育資料 童話 にげだしたオバケ」『幼児と保育』第13巻第7号、1967年8月1日、54-55頁。
- ^ a b 松谷 1976a, p. 16
- ^ 松谷 1983, p. 269.
- ^ a b 松谷 1983, pp. 270–271
- ^ 水田 1995, pp. 67–68.
- ^ a b 砂田 1979, pp. 88–89
- ^ 馬見塚昭久・三浦正雄「民話における怪異と児童文学における神秘をつなぐもの『ふたりのイーダ』にみる異界への回路」『小田原短期大学研究紀要』第45号、小田原短期大学、2015年、23-24頁、CRID 1520853832212878336。
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- ^ a b 中島 1985, pp. 62–64
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- ^ a b 関 1969, pp. 57–58
- ^ a b c d 堀畑 2006, pp. 67–69
- ^ 西本鶏介『子どもの本の作家たち 現代の児童文学』東京書籍、1982年6月5日、219頁。ISBN 978-4-487-74006-2。
- ^ a b c 浜野 1974, pp. 146–147
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- ^ 中島 1985, pp. 56–58
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- ^ a b 上田 2000, p. 138
- ^ AVエクスプレス 編『映画大全集』メタモル出版、1998年11月26日、1134頁。ISBN 978-4-89595-216-3。
- ^ a b c d e f g h i j “ふたりのイーダ : 作品情報”. 映画.com. 2021年2月28日閲覧。
- ^ a b c d e f 瓜生 1976, pp. 20–21
- ^ a b c d e f 松山 & 山田 1976, p. 138
- ^ a b 松谷 1976b, pp. 18–19
- ^ a b c d e 屋代 1976, pp. 32–33
- ^ a b 山口 1976, pp. 12–13
- ^ a b 浜田 1995, pp. 277–278
- ^ 「ふたりのイーダ」『映画テレビ技術』第291号、日本映画テレビ技術協会、1976年11月1日、3頁、NCID AN0037682X。
- ^ a b c 子どもの文化 1984, p. 77
- ^ a b 福岡 1976, pp. 158–159
- ^ a b c 岩沢 1977, p. 32
- ^ 荻昌弘「荻昌弘の映画劇場 ふたりのイーダ」『サンデー毎日』第55巻第52号、毎日新聞出版、1976年11月21日、35頁、大宅壮一文庫所蔵:100036234。
- ^ “日本映画技術賞 受賞一覧”. 日本映画テレビ技術協会 (2000年). 2021年2月28日閲覧。
- ^ a b 「劇団仲間が「ふたりのイーダ」舞台化 20-24日、東京・池袋で」『読売新聞』読売新聞社、2002年2月18日、東京夕刊、17面。
- ^ 「「劇団仲間」の公演「ふたりのイーダ」来月21日、宇都宮・県教育会館」『毎日新聞』毎日新聞社、2003年6月18日、地方版 栃木、24面。
- ^ 「「ふたりのイーダ」上演 来月5日 児童文学を舞台化 こぶし保育所運営父母会」『北海道新聞』北海道新聞社、2003年6月30日、札B朝刊、31面。
- ^ 「夏休み、親子で劇場行こう 名 古屋などで公演」『朝日新聞』朝日新聞社、2004年7月3日、名古屋朝刊、19面。
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