原爆の図
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 14:09 UTC 版)
1950年に丸木位里・丸木俊の共作により、「第1部・幽霊」が発表された。最後は1982年の「第15部・長崎」であり、この作品のみ長崎原爆資料館が所蔵。初期の3作については、作者自らによる「再制作版」があり、そちらは広島市現代美術館が所蔵している。それ以外の14作品が原爆の図丸木美術館に所蔵され、巡回展に出る以外は常設展示されている。「幽霊」の発表当時は占領下で原爆被害の報道規制があり、その中で被爆者の姿を初めて広めた絵として評価されている。経年劣化が進行し、日本画などの修復で実績がある愛知県立芸術大学が修復を担当する。
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