原爆の日と核廃絶についての主張とは? わかりやすく解説

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原爆の日と核廃絶についての主張

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 06:56 UTC 版)

古森義久」の記事における「原爆の日と核廃絶についての主張」の解説

秋葉忠利広島市長2002年10月13日から10月20日までアメリカ出張し10月16日アメリカン大学で「拡大する脅威」と題するスピーチ行った際、北朝鮮前日ウラン濃縮による核兵器開発認めたことに、触れなかったことについて、古森は『産経新聞』(2002年12月29日)において、「米国日本反核主張しながら、北朝鮮核兵器には無反応だった」として秋葉批判した秋葉日本に帰国後2002年10月22日には北朝鮮に対して抗議文を送っている。 2003年、2004年2005年平和宣言においては核兵器開発疑惑強くもたれていた北朝鮮にも言及するようになり、長崎市2006年から核保有国全て言及するようになった。 しかし、北朝鮮核実験行った2006年以降2007年、2008年秋葉市長平和宣言北朝鮮言及せず、核保有国への批判米国ブッシュ政権集中するようになった古森や『産経新聞』は2009年8月5日社説主張」などで秋葉態度批判し、また『読売新聞』も社説にて同様の批判おこなった結果的に2009年8月6日平和宣言秋葉は再び北朝鮮言及するようになった。ただし、広島市北朝鮮の核実験をまったく批判していないわけではなく核実験行ったに対しては、その都度抗議行っている。 古森は米側に対して日本対す二度原爆投下批判している。1994年12月CNN討論番組クロスファイア出演し司会のジョン・スヌヌ元大統領首席補佐官政治評論家のマイク・キンズレー(英語版)、チャールズ・スウィーニー退役少将歴史学者ガー・アルペロビッツ論争繰り広げた古森が「原爆投下時点では米側はもう日本の降伏確実視していた。ソ連の参戦もあり、とくに2発目の長崎への投下戦争早期終結目的ならば不必要だった。もし日本側に原爆威力を示すことが目的ならば、無人島にでも過疎地にでも投下すれば、十分だっただろう。合計20上の民間人の犠牲戦争継続場合戦死者予測数では正当化できない」と米側の原爆投下正当論を批判すると、スヌヌやキンズレーは日本軍真珠湾奇襲攻撃中国などアジア各地での殺戮行為言及し、「もし日本軍原爆保有していれば、間違いなく使っただろう」「だから原爆投下やむを得ず、正当でさえあった」と反論した古森持論変えなかったものの、スヌヌらの主張も「『米側に立てば、それはそうだろうと』内心思った」と『産経新聞』(2007年7月28日)に書いた

※この「原爆の日と核廃絶についての主張」の解説は、「古森義久」の解説の一部です。
「原爆の日と核廃絶についての主張」を含む「古森義久」の記事については、「古森義久」の概要を参照ください。

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