ウラン濃縮とは?

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ウラン濃縮(uranium enrichment)

ウラン含まれるウラン235濃度高めること。天然ウラン核分裂起こしにくいウラン238大部分であり、核分裂起こすウラン235割合は0.7%である。これをガス拡散法遠心分離法といった方法により、ウラン235濃度高めることを濃縮という。一般に原子力発電用に用いられるウラン燃料濃縮度は3 ~ 5%であるが、核兵器製造には濃縮90 %以上のウランが必要と言われる。(→「遠心分離法」「高濃縮ウラン参照。)

ウラン濃縮

読み方うらんのうしゅく
英語表記uranium enrichment

天然ウラン中には核分裂をするウラン-235が約0.7%程度しか含まれていないため、これを軽水原子力発電所使用するには、ウラン-235割合を2~4%に高め必要があるので、天然ウランから目的とするウラン-235含有量高めることをウラン濃縮という。
この濃縮法には、ウラン-235ウラン-238のわずかな質量差を利用した遠心分離法ガス拡散法レーザ法、化学交換法等がある。我が国のウラン濃縮は、遠心分離法行われている。
天然ウランとは、ウラン-234存在比0.005%)、ウラン-235(同0.72%)、ウラン-238(同99.275%)と質量数3種類の同位元素同位体集まりからなる混合物である。

ウラン濃縮

天然ウランには、燃えやすい核分裂しやすいウラン-235が約0.7%、燃えにくい(核分裂しにくいウラン-238が約99.3%含まれている。この燃えやすいウラン-235割合増やすことをウラン濃縮という。軽水炉ウラン燃料ウラン-235割合を3~5%に増やした濃縮ウラン使用している。日本では、遠心分離法によりウラン濃縮が行われている。 「ペレット」の項を参照

ウラン濃縮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/08 16:26 UTC 版)

ウラン濃縮(ウランのうしゅく)とは、核分裂性のウラン235の濃度を高めるために行う同位体分離である。


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  2. ^ Becker, E. W.; Ehrfeld, W.; Münchmeyer, D.; Betz, H.; Heuberger, A.; Pongratz, S.; Glashauser, W.; Michel, H. J. et al. (1982). “Production of Separation-Nozzle Systems for Uranium Enrichment by a Combination of X-Ray Lithography and Galvanoplastics”. Naturwissenschaften 69 (11): 520–523. doi:10.1007/BF00463495. 
  3. ^ E. W. Becker; W. Ehrfeld; P. Hagmann; A. Maner; D. Munchmeyer (1986年5月). “Fabrication of microstructures with high aspect ratios and great structural heights by synchrotron radiation lithography, galvanoforming, and plastic moulding (LIGA process)”. Microelectronic Engineering 4 (1): 35-56. doi:10.1016/0167-9317(86)90004-3. 
  4. ^ P. Hagmann; W. Ehrfeld (1989年). “Fabrication of Microstructures of Extreme Structural Heights by Reaction Injection Molding”. International Polymer Processing (Hanser Publishers) 4 (3): 188-195. doi:10.3139/217.890188. 
  5. ^ “日本が開発したウラン濃縮技術『化学法』”. 日経サイエンス: 18-28. (1994年2月号 ). 
  6. ^ エネルギー・資源、13 (1) pp.60-65 (1992)
  7. ^ Nuclear Sci. and Tech., 50, pp.178-186 (1980)
  8. ^ 原子力工業、34 (4) pp.63-69 (1988)
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  10. ^ Journal of Nuclear Science and Technology, 27 (11) pp.983-995 (1990)
  11. ^ Die Angewandte Makromolekulare Chemie, 88 (157) pp.123-136 (1988)


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