うらんのうしゅくとは? わかりやすく解説

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ウラン‐のうしゅく【ウラン濃縮】

読み方:うらんのうしゅく

天然ウラン中のウラン235割合人工的に大きくし、核分裂しやすい濃縮ウラン作ること。方法には、ガス拡散法ガス遠心分離法などがある。


ウラン濃縮

読み方:うらんのうしゅく
英語表記uranium enrichment

天然ウラン中には核分裂をするウラン-235が約0.7%程度しか含まれていないため、これを軽水原子力発電所使用するには、ウラン-235割合を2~4%に高め必要があるので、天然ウランから目的とするウラン-235含有量高めることをウラン濃縮という。
この濃縮法には、ウラン-235ウラン-238わずかな質量差を利用した遠心分離法ガス拡散法レーザ法、化学交換法等がある。我が国のウラン濃縮は、遠心分離法行われている。
天然ウランとは、ウラン-234存在比0.005%)、ウラン-235(同0.72%)、ウラン-238(同99.275%)と質量数3種類の同位元素同位体集まりからなる混合物である。


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