存在比とは? わかりやすく解説

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存在比 abundance


存在比

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 14:12 UTC 版)

ツリウム」の記事における「存在比」の解説

自然界純粋な形で見られることはないが、他の希土類とともに鉱物中に少量含まれている。イットリウムガドリニウムを含む鉱物一緒に見られることが多い。特に、ガドリン石という鉱物含まれるが、モナズ石ゼノタイムユークセン石という鉱物にも含まれている。他の希土類比べて広い範囲鉱物見られるわけではない地球の地殻における存在量重量にして0.5 mg/kgであり、モルで50ppbである。土壌の約0.4-0.8ppmを構成する海水の250ppq(1000分の1)を構成する太陽系においては重量にして200ppt、モルで1pptの濃度存在するツリウム鉱石中国で最も一般的に見られるが、オーストラリアブラジルグリーンランドインドタンザニアおよびアメリカ合衆国にも大量に埋蔵されている。総埋蔵量は約10万トンである。放射性プロメチウム除き地球上で最も少なランタノイドである。

※この「存在比」の解説は、「ツリウム」の解説の一部です。
「存在比」を含む「ツリウム」の記事については、「ツリウム」の概要を参照ください。

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