希土類とは? わかりやすく解説

希土類元素

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 14:45 UTC 版)

希土類元素(きどるいげんそ、: rare-earth elements・REE)またはレアアースは、31鉱種あるレアメタルの中の1鉱種で[1]スカンジウム 21Sc、イットリウム 39Yの2元素と、ランタン 57La からルテチウム 71Lu までの15元素(ランタノイド)の計17元素の総称である(元素記号の左下は原子番号)。周期表の位置では、第3族のうちアクチノイドを除く第4周期から第6周期までの元素を包含する。なお、希土類希土と略しており、かつて稀土類稀土とも書き、それらは英語名の直訳であり、比較的希な鉱物から得られた酸化物から分離されたことに由来している。


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希土類

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電気自動車」の記事における「希土類」の解説

軽量小型大出力の電動機であるネオジム永久磁石同期電動機作るには、希少元素であるネオジムジスプロシウムといった希土類が使用され価格の高騰などの影響を受けやすい。磁石メーカーリサイクル技術確立力を入れている。電動機メーカーは希土類を用いない電動機開発力を入れていて、2008年平成20年)に日立ジスプロシウム使用しないモーター開発成功した。 あるいは、誘導電動機採用することで希少元素使わずに済む。誘導電動機は、高速域と低負荷効率良いため、制御高度化すれば、総合効率ネオジム永久磁石同期電動機勝るとも劣らない。さらに、誘導電動機は、複数モーター設置して単一コントローラで済む利点がある。実際にテスラ社の「ロードスター」や「モデルS」は誘導電動機用いている。特に初期の「モデルS」は後輪の間に誘導電動機コントローラ設置しその上に通常のトランクルームがあるだけでなく、そのすぐ後方には子供用の2座のジャンプシート収納され7人乗りにできたうえに、フロントボンネット内にもトランクルームがある。すなわちネオジム永久磁石同期電動機は、設置スペース少なハイブリッド車インホイールモーター必要なだけで、純電気自動車にはエンジン変速機代わりスペースがあるため、車載型誘導電動機で十分である。 あるいは、希土類磁石不要な電動機としてスイッチトリラクタンスモータ開発進行中である。通常の永久磁石電動機電磁石吸引力反発力両方使用して回転するに対して、この電動機ステッピングモータのように回転子吸引力のみで回転する。 既に永久磁石同期電動機スイッチトリラクタンスモータハイブリッド電動機広くハイブリッド車動力として利用中である。このハイブリッド電動機永久磁石使用量を減らす効果がある。

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希土類

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南鳥島」の記事における「希土類」の解説

2012年6月28日東京大学加藤泰浩ら研究チーム当地付近海底5,600メートルにおいて、日本消費する230年分に相当する希土類(レア・アース)を発見した発表日本の排他的経済水域である南鳥島沖海底の泥に、希土類の中でも特に希少ハイブリッド車 (HV) の電動機などに使われるジスプロシウムが、国内消費量の約230年分あるという推定なされた。これにより、掘削技術提供している三井海洋開発共同深海底からの泥の回収技術の開発目指す2013年3月21日海洋研究開発機構東京大学研究チームは、深海底黒泥中には高で中国鉱山30倍超の高濃度希土類があることが判った発表今回調査で、同大学の加藤泰浩は「230年分以上、数百年分埋蔵している可能性がある」と話している。なお、陸上の希土類鉱山問題になる放射性トリウム深海底黒泥中には含まれていなかった。 世界の希土類の現在の主な輸出国である中華人民共和国は、日本による2013年当地域の希土類に関する報道について、「我が国煽り立て牽制けんせい)することが目的だった可能性がある」とした。アドバンストマテリアルジャパン社長中村繁夫は、南鳥島の希土類採掘経済合理性欠けており、一連の報道単なる牽制目的なのではないか述べた経済産業省2013年度から3年間、南鳥島周辺排他的経済水域内において、希土類を含む海底堆積物分布状況調査して評価行い商用化向けた技術開発行っている。 2020年7月JOGMEC南鳥島南方排他的経済水域内の水深930メートルにおいて世界で初めコバルトリッチクラスト掘削試験実施し、649キログラム回収した掘削試験をした拓洋第5海山頂部には、日本年間消費量の約88年分のコバルト、約12年分のニッケル存在期待されている。

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