森林破壊とは? わかりやすく解説

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森林破壊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 23:49 UTC 版)

森林破壊(しんりんはかい)とは、自然の回復力を超える樹木の伐採により森林が減少もしくは存在しなくなる状況を指す。国連食糧農業機関の統計によれば、全世界の森林面積は1990年には4,236,433,000haであったが、2020年には4,058,931,000haとなった。すなわち、この間に177,502,000haの森林が消滅した(全世界の4.1%にあたる)[1][2]。 森林面積の変化は地域の差がある。東アジアは増加、ヨーロッパは微増、しかし東南アジアやアフリカや南アメリカでは大きく減少している。すなわち、熱帯雨林の森林減少が地球規模で進行している[3]


注釈

  1. ^ 世界の家畜の50%が飼育されている場所は作物の育ちにくい乾燥地帯であり、94%が開発途上国である[21]

出典

  1. ^ 広軌鉄道は1キロあたり1200本の木材を必要とした[72]
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「森林破壊」の続きの解説一覧

森林破壊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:42 UTC 版)

」の記事における「森林破壊」の解説

は主に発展途上国における燃料として使われており、そのために森林伐採されている。再生可能エネルギーではあるが、人口増加に伴う消費量の増大森林回復スピード上回っており、森林破壊や砂漠化進行する原因となっている。

※この「森林破壊」の解説は、「薪」の解説の一部です。
「森林破壊」を含む「薪」の記事については、「薪」の概要を参照ください。


森林破壊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 14:29 UTC 版)

薪ストーブ」の記事における「森林破壊」の解説

木質燃料である再生可能エネルギーとして位置づけられ、カーボンニュートラルでありCO2負荷小さく持続可能であるとされる。しかしそれは無尽蔵であることや無条件持続可能であることを意味せず、消費速度再生速度上回った場合森林破壊を引き起こし最終的に枯渇する人類による需要対し森林総面積小さく、また人類による燃料としての消費速度対し森林再生速度(樹木成長速度)は遅く世界森林面積は急速な減少続けている。貧困のために燃料として使用している発展途上国ではすでに森林崩壊進みカーボンニュートラル持続可能性成立していない。。よって薪ストーブ使用することは森林破壊の加速意味している。そのため、持続可能な森林管理(en:Sustainable forest management)に基づいた認証制度必要性認識されているが、フランスなどのごく僅かな国が実施する計画建てているのみで、持続可能なアクセスする手段極めて限られる。(#フランス参照) 「森林破壊」および「はげ山」も参照 インドネシア違法に伐採され丸太を運ぶ労働者 のために大量に伐採され積み上げられ丸太 はげ山化した斜面。ブラジル・リオデジャネイロ

※この「森林破壊」の解説は、「薪ストーブ」の解説の一部です。
「森林破壊」を含む「薪ストーブ」の記事については、「薪ストーブ」の概要を参照ください。


森林破壊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 09:06 UTC 版)

第26回気候変動枠組条約締約国会議」の記事における「森林破壊」の解説

世界森林面積の85%を占め100か国以上(カナダ・ロシア連邦アメリカ合衆国コンゴ民主共和国など)が2030年までに終了することで合意

※この「森林破壊」の解説は、「第26回気候変動枠組条約締約国会議」の解説の一部です。
「森林破壊」を含む「第26回気候変動枠組条約締約国会議」の記事については、「第26回気候変動枠組条約締約国会議」の概要を参照ください。

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