蒸発散量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/16 16:27 UTC 版)
ETで表されることが多い。単位はmm/日あるいはmm/d。日本の水田では平均6 - 8mm/日という資料がある。 蒸発散量ETは、次のような水文学的収支の式を基に、ET以外の変数に数値を当てはめて算出できる。 E T = − F + B I + P − S − R − I A − B O {\displaystyle ET=-F+B_{I}+P-S-R-I_{A}-B_{O}} F は浸透量。体積(容量)または長さで指定できる。 B I {\displaystyle B_{I}} は、対象とする土壌の塊に、他の土壌から流入する量。 B O {\displaystyle B_{O}} は、対象とする土壌の塊から、他の土壌に流入する量。 P は降水量。 S は保水量。 I A {\displaystyle I_{A}} は水溜りなど、土壌に染み込む前に除外される水の量。 R は土壌表面の流水などの表面流出。
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