浸透とは? わかりやすく解説

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しん‐とう【浸透/×滲透】

読み方:しんとう

[名](スル)

などが、しみとおること。「雨水地下に―する」「堤防の―破壊

思想風潮雰囲気などがしだいに広い範囲行きわたること。「新しい生活様式が国民に―する」

ある液体または気体が、半透膜通過して他の液体または気体混じり合い拡散する現象。「―圧」


【浸透】(しんとう)

Infiltration.
一般的には物体隙間すり抜けて液体通過したり、内側に入り込む事。

軍事に関する用語としては、以下の二通りの意味がある。

陸戦における浸透

陸上戦闘においては、敵の警戒網や戦線すり抜けて部隊侵入させる事を指す。
侵入する部隊隠密行動を取るが、その支援として他の部隊飽和攻撃陽動を行う事が多い。
浸透した部隊基地施設司令部などの兵站破壊させ、もって敵の戦線崩壊させる事を目的とする。
兵士浸透する見立てる発想古代からあり、「勝兵は似たり」「兵に常勢無く常形無し」などとも謂う

古来戦争において、そうした浸透作戦騎兵役割とするのが常道であった
歩兵などの主力部隊攻撃仕掛け離れた場所への展開を封じその間隙をすり抜けて浸透するのである
そうした作戦何よりも機動力重要であり騎兵ほどこれ適した兵科はなかった。
また、浸透した部隊長時間に渡って敵中孤立するため、高い練度と、作戦理解する教養必須とされた。
そして中世までの軍隊において練度教養部隊全体にまで要求できるのは騎士騎兵のみであった

しかし、そうした戦術20世紀初頭、機関銃登場によって変質する
浸透を試み騎兵撃滅するのに、事前に掘った塹壕一丁機関銃があれば事足りるようになったからだ。
これは即ち、騎兵という兵科兵器としての馬の役割終焉を迎える事を意味していた。

代わって浸透作戦を行うようになったのは歩兵である。
歩兵何にでも代われ兵科であったし、富国強兵国家総力戦時代にあっては練度教養優れた歩兵部隊編成可能であったからだ。
以降砲兵制圧射撃によって敵軍足止めし、その隙に歩兵斬り込むのが浸透作戦基本となった

現代では、自走砲近接航空支援を行う航空機攻撃ヘリコプター敵軍拘束しその間隙を縫って歩兵戦闘車APC乗った機械化された)歩兵主力戦車援護下に浸透するのが、大規模な陸戦基本形となっている。
より小規模戦線単位では、第一波突撃する主力戦車敵軍拘束しその後ろから歩兵浸透していく場合もある。
そしてもっと小規模な戦闘では、同じ歩兵ある時制圧射撃行いある時浸透し、と、状況に応じて役割入れ替えながら進軍する事もある

情報戦における浸透

情報戦においては日常的な諜報活動により、敵対勢力思想転向させて自勢力有利な思想伝播させることを「浸透」と呼ぶ
具体的には、マスコミインターネットなどで流通する情報統制した上で、自勢力に有利となる一方的なプロパガンダ集中的に配信する
これにより敵対勢力内部に勢力内応する政治家・官僚富豪文化人などの「第五列」を創り出し敵対勢力支配下に影響力行使させて目的を達成するのである


浸透・侵食 (しんとう・しんしょく)


浸透

英訳・(英)同義/類義語:impregnation, osmosis

主に濃度差により外界から内部に物質移動し入り込む現象
「生物学用語辞典」の他の用語
現象や動作行為に関連する概念:  活性化  流動複屈折  浮遊生物  浸透  浸透圧調節  消化  液性調節

浸透

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/21 08:06 UTC 版)

浸透(しんとう)とは、




「浸透」の続きの解説一覧

浸透

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/02 06:38 UTC 版)

拡散」の記事における「浸透」の解説

浸透とは、溶媒半透膜を通して拡散する現象である。

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浸透

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 17:12 UTC 版)

無限の猿定理」の記事における「浸透」の解説

無限の猿定理とそれが喚起するイメージは、確率数理一般向け解説する際の常套句となったため、教育現場でよりはむしろ大衆文化を通じて広く知られるようになったホフマン (Hoffmann) とホフマン (Hofmann) は、2001年論文タイプライターネットワークと——偶発的卓越性理論から見たインターネット」の序章で、この定理地道にしかし広く一般にひろまっていることを注意した2002年ワシントン・ポスト紙記事にはこうある——「少なからぬ人々が、無限の数の無限の数のタイプライター無限の時間かければ、いつかシェイクスピア作品できあがるかもしれないという考え楽しんでいる」。2003年前述のArts Council実在コンピュータのキーボード使った実験出資し、このことは広く報道された。2007年、『WIRED』誌はこの定理を「史上8大思考実験のひとつ挙げた

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浸透

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/29 04:14 UTC 版)

受動輸送」の記事における「浸透」の解説

生体膜水分子などの低分子自由に透過できるが蛋白質などの高分子物質透過不能である細胞内外の溶質の濃度差により水の移動生じ、この現象を浸透 (Osmosis) と呼ぶ水の生体膜浸透により細胞内外の浸透圧一定保たれているが、何らかの要因によって浸透圧変化することがある基本的に水分子浸透圧が低い方から高い方へと移動するため、高張溶液中で水分子細胞外移動する植物細胞では原形質分離生じる。一方浸透圧低くなる水分子細胞内移動するため動物細胞においては細胞破裂生じる。生理食塩水などの等張溶液中で細胞内外を移動する水の量が等しいため細胞見かけ上変化が見られない

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浸透

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 04:09 UTC 版)

名詞

しんとう滲透」の「同音の漢字による書きかえ」)

  1. 液体とおること。
  2. うす液体液体とをへだてる半透膜とおして薄い液体が濃い方へと移動する現象
  3. 思想認知習慣などがひろ内部わたること。

発音(?)

シ↗ントー

関連語

動詞

活用

サ行変格活用
浸透-する

「浸透」の例文・使い方・用例・文例

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