フンババ
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フンババ(アッカド語:Humbaba、シュメール語:Huwawa フワワ)は、メソポタミア神話の『ギルガメシュ叙事詩』に登場するレバノン杉を守る森の番人[1]。至高神エンリルに名を受け、太陽神ウトゥにより育てられた巨人 (伝説の生物)[2][注 1]。
注釈
- ^ a b c 池上(2006)p.191
- ^ "Utu, I never knew a mother who bore me, nor a father who brought me up! I was born in the mountains—you brought me up!" (Gilgamesh and Huwawa, version A Archived 2006年12月30日, at the Wayback Machine.), or "The mother who bore me was in a cave in the mountains. The father who engendered me was a cave in the hills. Utu left me to live all alone in the mountains!" (Gilgamesh and Huwawa, version B Archived 2007年6月29日, at the Wayback Machine.)
- ^ a b c d 岡田・小林(2008)p.237
- ^ 矢島(1998)p.189
- ^ 岡田・小林(2008)p.233
- ^ Gilgamesh and Huwawa, version A
- ^ a b Epic of Gilgamesh, Tablet II.
- ^ Stephanie Dalley, Myths From Mesopotamia, (Oxford University Press) 1989; S. Smith, "The face of Huwawa," Journal of the Royal Asiatic Society 26 (1926:440–42).
- ^ 岡田・小林(2008)pp.237-238
- ^ 月本(1996)pp.29,58
- ^ 月本(1996)p.207
- ^ 岡田・小林(2008)p.232
- ^ Nungal, the goddess of prisoners.
- ^ [1](lines 140–150)
- ^ "The death of Gilgamesh" Segment F from Me-Turan Archived 2006年12月30日, at the Wayback Machine.
- ^ 岡田・小林(2008)p.238
- ^ 矢島(1998)p.189
- ^ Noted at an early date by Clark Hopkins, "Assyrian elements in the Perseus–Gorgon story," American Journal of Archaeology 38 (1934:341-ff).
- ^ Judith McKenzie, A.T. Reyes and A. Schmidt-Colinet, "Faces in the rock at Petra and Medain Saleh," Palestine Exploration Quarterly 130 (1998) 37, 39 with references. Not all decapitation scenes are identifiable as Gilgamesh and Humbaba: in 1928 C. Opfer claimed to find only one (Opfer, "Der Tod des Humbaba," Altorientalische Forschungen 5 (1928:207ff).
- ^ Judith S. McKenzie, "Keys from Egypt and the East: Observations on Nabataean Culture in the Light of Recent Discoveries" Bulletin of the American Schools of Oriental Research, No. 324, Nabataean Petra (November 2001:97–112) especially p 107f.
- ^ フンババを森番に定めたのはエンリルだが、杉森自体の管轄権はウトゥ(シャマシュ)にあった。ウトゥはギルガメシュらが森へ遠征する際、合成獣と思しき道案内を遣わしたという。更に自身の支配地である杉森にフンババを置いており、一説にはウトゥは、合成獣を掌握する神でもあったと言われている。 岡田・小林(2008)p.239
- ^ シャマシュ/ウトゥは合成獣を掌握するというが、『ギルガメシュ叙事詩』ではフンババのことを良く思っていないとみられる叙述がある。 月本(1996)p.36
- ^ ここで捧げるのは姉妹に限ったことではなく、異本では「神々に相応しい食物や奇石」とする例もある。 月本(1996)p.13
- ^ マトゥルはギルガメシュの実の妹と思われる女神だが、もう1人の姉妹の名は「エンメバラゲシ」というキシュの王と同名であった。つまり姉とされる人物は架空で、エンメバラゲシの名を借りただけであったとされている。 岡田・小林(2008)p.238
フンババ
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「スライムタクティクス」の記事における「フンババ」の解説
防御力が高いが村まで来ると怒り出し、攻撃力が上がる代わりにダメージが通りやすくなる。
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フンババ
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「攻めCOMダンジョン ドルルルアーガ」の記事における「フンババ」の解説
老婆の姿をした森と生命の女神。リビルの森の巨木に住み、使い鳥イムドーグを差し向けてギルスを試す。カード召喚された際には同室全クリーチャーの最大HPを増やす。
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