首級とは? わかりやすく解説

しるし【首/首級】

読み方:しるし

《「印」と同語源》討ち取った首。しゅきゅう


しゅ‐きゅう〔‐キフ〕【首級】

読み方:しゅきゅう

中国戦国時代、秦の法で、敵の首を一つ取ると1階上がったところから》討ち取った首。しるし。「敵将の—を挙げる


首級

読み方:シルシ(shirushi)

くび


首級

作者大友幸

収載図書幻の義人
出版社杜陵高速印刷出版部
刊行年月2001.6


首実検

(首級 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/20 14:49 UTC 版)

首実検(くびじっけん)とは、前近代、配下の武士が戦場で討ちとった敵方の首級(くび・しるし)の身元を大将が判定し、その配下の武士の論功行賞の重要な判定材料とするために行われた作業。本当に申告した本人の戦功かどうかの詮議の場でもあった。夏期においては穂垂首(損傷の著しい首)は軍監による確認に止め、大将には見せない場合もあった。


  1. ^ 二木謙一『関ケ原合戦―戦国のいちばん長い日―』(中央公論社、1982年)178頁
  2. ^ 二木謙一『関ケ原合戦―戦国のいちばん長い日―』(中央公論社、1982年)178頁
  3. ^ おあむ物語
  4. ^ 『軍用記』七 「首の拵様(くひ仮粧と云ひ又首装束とも云ふ)髪は常より高くゆひ候なり首の髪をゆふには初より水を付右よりくしをつかひそのくしのみねにてたてゝ元ゆひを櫛にて四ツたゝきて結ひ納る也されはたゝの時櫛のみねをかみに当つへからすまた歯を黒めたる首にはかねを付けけ志やうしたるくひにはけ志やうする也」。『越後軍記』三 景虎問頸実検之法式事「一 実検ノ前額ノ左ノ方ニ我手ヲアテ三度摩ルヲ頸ヲ化粧スルト云フナリ(改行)一 頸ヲ洗ニハ首ヲ北向ニシテ酒ヲ以テ洗エノ油ヲ面ニ塗事アリ梟首スル時モ如是スル事アリ」
  5. ^ 桑田忠親『淀君』(吉川弘文館、1958年)25頁
  6. ^ 宮本義己『誰も知らなかった江』(毎日コミュニケーションズ、2010年)61-62頁


「首実検」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「首級」の関連用語

首級のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



首級のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの首実検 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS