おあんものがたり【おあむ物語】
おあん物語
(おあむ物語 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 06:42 UTC 版)
『おあん物語』(おあんものがたり)は、江戸時代前期に老尼から聞き書きした戦国時代の体験記。表題は『おあむ物語』、『御庵物語』とも表記される。石田三成の家臣・山田去暦の娘であった老尼が、少女時代に体験した関ヶ原の戦いの頃の様子を子供たちに語った話の筆録で[1]、 正徳年間(1711年 - 1716年)の成立とされる[1]。表題の「おあん」(お庵)は老尼の敬称である[1]。戦国時代の武家の暮らしを女性の立場から描写した貴重な史料とされる[2][3]。
- ^ a b c おあむ物語 オアンモノガタリ - コトバンク
- ^ a b ある戦国女性の生活(おあん物語) 菊池寛『わが愛読文章』非凡閣、1944年
- ^ a b c おあん コトバンク
- ^ a b 日本文章史の一節 八波則吉『国語教育大道』東洋図書、1933年。
- ^ 大垣城にあるおあむの松はいつ植えられたか レファレンス協同データベース 2016年6月18日
- ^ a b 「おあむの松」がすっきり姿を見せました(公財)大垣市文化事業団 2015年12月16日
- ^ 大垣観光協会「水の都おおがき舟下り/たらい舟」
- 1 おあん物語とは
- 2 おあん物語の概要
- おあむ物語のページへのリンク