石火矢
姓 | 読み方 |
---|---|
石火矢 | せっかや |
石火矢
石火矢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:50 UTC 版)
劇中の石火矢は火銃が発想の源。中国、ヨーロッパのハンドカノンをエボシが改良した石火矢は少し火縄銃のようになっているが、まだ付け火のような棒で火を付けており、火縄銃のようにはいかない。火縄は硝酸を木綿の組み紐に染み込ませてあるもので、火を点けると灯っていき、ゆっくり燃える。それを瞬間的に吹くと、また少し火勢が強くなる。よって火縄銃を撃つ時は、構えてから息を急に吹き掛け、火縄を挟み込み、火蓋を開けて引き金を引くと火縄挟みが落ち、弾が発射される。その段階に到達していないため、後装になっている。弾と火薬が入っているものをそのまま入れて撃つことにより、先から弾を込めなくて済むようになっている。後装は古い大砲にあったものである。弾丸が入った部品に火薬を入れ、砲身に入れる。そして木の楔を打ち込み、点火して撃ち、楔を抜いてこれを引き出し、次弾を装填する。 日本の史実では、鉄砲は南蛮貿易でポルトガルから種子島に伝来したものが発祥(鉄砲伝来)であるとされるが、劇中では中国の明王朝が由来とされる。 通常の火縄銃のライフル銃形態 (エボシがシシ神の首切断で使用、タタラ場から猩々を撃退する攻撃で使用など) だけではなく、大口径で両手持ちの長い柄を持つバズーカ砲形態 (山犬モロ一族に牛飼いが襲われた際の迎撃で使用、地侍との戦で使用など) や火炎放射器形態 (ナゴの守退治で森や猪神たちを焼き払う焼夷弾用途で使用) など、様々な形態が存在する。
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