シシ神(ディダラボッチ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:50 UTC 版)
「もののけ姫」の記事における「シシ神(ディダラボッチ)」の解説
生命の授与と奪取を行う森の神。イメージボードでは鹿神(ししがみ)。夜に命を奪ったり、命を与えたりしている。夜そのもので、神の中では下級に位置する。新月の時に生まれ、月の満ち欠けと共に誕生と死を繰り返す。その首に不老不死の力があると信じられている。昼の姿は枝分かれした、樹木の角が無数に頭頂部から生えた猿のように赤い人面の鹿(猫のような丸い瞳 (色は赤) と鼻、ヤギのような耳、猪のように前身が発達した胴体、長い体毛で毛色は背中は薄い茶色、胸から腹にかけては白、小さな犬のような尾、3つの蹄のある鳥のような脚といった無数の動物の様態を持つ)のような生き物で、水面を浮いて歩く。地面では歩く度、足下で植物が一斉に成長しては枯れる。夜の姿は頭と背中にとげのようなものがついたディダラボッチで、独特の黒い模様と半透明な体を持つ。身長十数mの巨人。体内で青い光を放ちながら、夜の森を徘徊し、森を育てている。人語を話す事はできない。アシタカが受けた石火矢の傷を癒した。また、エボシに新石火矢で二回目に撃たれそうになった時に、新石火矢を見て木の部分に枝葉を生やし撃てないようにしようとした。
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