師匠連
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「史上最強の弟子ケンイチ」の記事における「師匠連」の解説
増刊版ではしぐれが登場せず、「旅に出ている師匠」が2人となっている。シルエットからするとそのうち一人がしぐれと思われる。
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師匠連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 02:50 UTC 版)
ジコ坊 物語の序盤、シシ神の森の存在をアシタカに教えた人物。中年の小柄な僧体の男。実は謎の組織「師匠連」の一員で、その命令により、不老不死の力があるとされるシシ神の首を狙っている。唐傘連の頭領。石火矢衆の頭でもあり、狩人(ジバシリ)などをも動かす。 序盤で戦に巻き込まれた際にアシタカが介入した結果、危険を回避できた模様であり、アシタカと出会う時にアシタカがタタラ場に向かう途中の村で米を買う時に代金として砂金の大粒を支払った際に、他の人間が気づかなかった中で砂金であることを見抜きアシタカを助けるなど金品の知識は豊富である。その後も何かとアシタカを気にかけており、多少なりアシタカには好感を持っているようである(同時にアシタカも彼には好感を持ち、終盤で対立した際も「あなたを殺めたくない」と漏らしている)。しかし、敵の猪神軍団のリーダーの乙事主のことを知らず、部下のジバシリの指摘で鎮西から一族を引き連れてやってきたことを知る。 一本歯の高下駄を履きながら、岩から岩へと身軽に跳躍したり、ヤックルと並走できるほどの俊敏さなど高い身体能力を持つ。基本的に率先して戦おうとはせず、実力を隠しているが、緊急時にはアシタカと渡り合えるほどの武術の手練れでもある。シシ神の首を取った際には一晩中走り回り、翌朝未明の日の出寸前までシシ神の体液から生き残ったわずかな部下の唐傘連などの人員とともに逃げ切ったが、アシタカに捕まって押さえ込まれている間にシシ神に追いつかれて逃げ場を無くし、仕方なくシシ神の首をアシタカに渡す。 表立っては飄々とした性格であるが、エボシをシシ神殺しのために利用しようと部下を諭す一面もあるなど(一方のエボシもジコ坊達を信用仕切っていないことをタタラ場の女衆に打ち明けている)、食えない男である。 シシ神の首を運搬する際は夜明け前まで必死で部下の担ぎ手と共に走りまわって逃げ延びてアシタカに制止させられ、さらにシシ神の体液が襲ってきて担ぎ手2名も首桶の神輿(みこし)を置いて脱走し、残った部下は1人のみとなる。 エンディングで最後のセリフの担当であり、アシタカにシシ神の首を返却されてしまった不満もあるが、おかげでシシ神の体液に触れずに済んで部下1名と共に自分の命も助かったので「バカには勝てん」と言い残している。 石火矢衆 詳細は「もののけ姫#タタラ場の民」を参照 唐傘連 ジコ坊に付き従う謎の集団。ジコ坊と同じ赤白の着物及び頭巾の僧体といういでたち。常に巨大な唐傘をたずさえ、暗器や煙玉など忍のような技を使う。唐傘は柄と笠を分離する事ができ、柄は長い吹き矢となって毒針を撃ち込む。彼等が常に唐傘を持っているのは、石火矢の火縄の火が風で吹き消されないようにする為と、火縄と火薬が雨で湿らないようにする為である模様。ジコ坊の指揮下で、シシ神の首を狙って暗躍する。目的のためには手段を選ばない。終盤、飛び散ったシシ神の体液を浴びて多数が命を落とし、生き残った者はジコ坊と行動を共にしていた一人を除いて逃亡した。 乙事主の猪神軍団との戦闘において、味方戦力であるタタラ場の男衆を捨て駒にしたり、タタラ場が侍に襲撃されている事態をエボシに伝えるためにモロの子を救助しようとしていたアシタカに毒針を放つなど、タタラ場とその住民たちを全く顧みない言動のために、男衆の反感を買い、アシタカに加勢した男衆に袋叩きにされた。 猪神軍団との戦闘では、石火矢衆の3人だけが小高い山に居座って石火矢を発砲していたが、猪神軍団の突撃で突き飛ばされてしまい、さらに崖の斜面を登って来る猪神軍団に、唐傘連が震天雷 (しんてんらい) (爆弾) を崖の上から蹴落とした上に、崖の下に仕掛けられた地雷火 (じらいか) (地中に埋めた爆弾) により、崖に向かって突撃してきた猪神軍団自体を吹き飛ばしたので、柵を張り巡らせていて安全なはずの崖の下にいた男衆に、岩石の破片や猪神の死骸が落下している。 ジバシリ(地走り) ジコ坊に雇われた通常の狩人よりも山野の知識に長けた者達。もののけに人と見破られないよう獣の生皮を被ったり、その血を顔に塗るなど、特殊な術を使う。その異相ぶりから、タタラ場の人間達にも気味悪がられていた。シシ神の偵察中、「シシ神の姿を見ると目が潰れる」などとおびえ、ジコ坊にたしなめられた者がいるなど、山の民として神を恐れる傾向が強い。 描写はされていないが、飛び散ったシシ神の体液を浴びて多数が命を落とし、生き残った者たちは、僅かに生き残った石火矢衆や唐傘連と共に一目散に逃亡した。
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