軍団とは? わかりやすく解説

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ぐん‐だん【軍団】

読み方:ぐんだん

軍隊編制単位の一。歩兵2個師団上の編制で、軍と師団との中間の規模のもの。

律令制諸国常置された軍事組織正丁3分の1徴発され軍毅統率した。一軍団は約1000人、一国二、三軍団が置かれた。延暦11年(792)廃止代わりに健児(こんでい)が設置された。

比喩的に実力のある人を中心にした集団。または、共通の目的をもつ人々

軍団の画像
軍団(2)
「軍団」に似た言葉

軍団

読み方:グンダン(gundan)

律令制5000人から1000人の兵士よりなる国司指揮下の軍事・警察機構


軍団―凌辱は場所を選ばない

作者飯干晃一

収載図書生贄
出版社祥伝社
刊行年月1986.2
シリーズ名ノン・ポシェット

収載図書生贄
出版社徳間書店
刊行年月1994.5
シリーズ名徳間文庫


軍団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/03 05:01 UTC 版)

NATOの軍団を表す兵科記号

軍団(ぐんだん、: corps, army corps)は、陸軍の編成上の単位のひとつである。

概要

指揮官は軍団長。中将または大将の職席である。2から4個師団と独立混成旅団(師団隷下になく、複数の機能を持ち独立戦闘能力を有する旅団)、独立部隊(師団旅団に属さず軍団長直轄で、特命に従事する連隊大隊)によって構成されており、数万から十万程度の兵員を擁する。2個以上の軍団がまとまったものがである。ただし、大日本帝国陸軍では軍団を編成せず、師団の上に軍を直接置いた。陸上自衛隊も軍団は置かず(他に軍集団、総軍など「軍」のつく部隊は自衛隊に一切存在しない。自衛隊用語を参照)、師団等の上位は軍相当の方面隊である。

軍団はナポレオン・ボナパルトが19世紀初頭にいくつかの師団をまとめて作ったのが最初である。ヨーロッパ各国でもフランス共和国軍にならって編成され、軍団長には通常中将大将あるいは軍団将軍が就いた。軍団はその師団を組み合わせてある程度の戦場、戦域で活動を行えるように編成された作戦単位であり、同種の師団によって構成されることが多い(例:海兵軍団)。通常軍団司令部は作戦指導のみの機能しか持たず、人事、兵站の管理機能は持たない。

米軍再編のなかで、アメリカ陸軍は軍団について再定義し、これにより、軍団司令部は、司令部部隊であるUEx(Unit of Employment X)のうち中将によって指揮されるものとされた。一方、UExのうち少将によって指揮されるものが師団司令部である。なお、UExは米軍再編計画の策定時に使われた書面上の名前であり、実際に使用される名前としては、従来通りに軍団という名称が採用された。

派生して、ビートたけし率いるたけし軍団石原プロモーション所属俳優に対しての石原軍団、 日光猿軍団オスカー美女軍団のように、影響力の強い人物の元に結束した集団に対しても用いられる。

関連項目


軍団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:47 UTC 版)

赤軍」の記事における「軍団」の解説

狙撃軍団と機械化軍団戦略単位として設置されることがある機械化軍団は2個戦車師団と1個自動車化狙撃師団オートバイ連隊基幹とし後方支援用の通信工作支援大隊を持つ。独ソ開戦時単位巨大さから運用困難さ指摘され1941年7月解体された。1943年復活

※この「軍団」の解説は、「赤軍」の解説の一部です。
「軍団」を含む「赤軍」の記事については、「赤軍」の概要を参照ください。

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軍団

出典:『Wiktionary』 (2021/07/23 08:34 UTC 版)

名詞

ぐんだん

  1. 軍の集団
  2. 軍隊編制上の単位一つ師団の上の下。

関連語

翻訳


「軍団」の例文・使い方・用例・文例

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