じつ‐りょく【実力】
実力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/26 14:13 UTC 版)
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実力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 03:12 UTC 版)
上層部からは失敗続きのためかあまり良い評価をされておらず、『1$マネーウォーズ』で一度出した辞表を撤回しようとした際には「もういらない」「役立たず」とまで言われており、ICPOは銭形がいつまで経ってもルパンを逮捕できないことに業を煮やし、ルパン抹殺という強行手段に打って出たことも何度かある(だが、結局は失敗に終わっている)。挙句の果てに『グッバイ・パートナー』では「実はルパンと共謀している」というデマを流され、共謀罪の容疑で逮捕までされている。 しかしそれは「ルパン一味の実力が相対的に見て余りに高過ぎる」ためであって、PART5第23話で八咫烏五郎はルパン三世専任捜査官である銭形の立場を「絶対に売れない商品を押し付けられた営業マン(実現不可能な仕事をやらされている)」と例え、世間の銭形に対する評価は間違っていると抗弁している。つまり、銭形は決して無能という訳ではなく、むしろその腕は確かなものなのである。事実、『TV第1シリーズ』のOPナレーションではルパンから「警視庁の敏腕刑事」「俺の最も苦手なとっつぁんだ」と説明されており、『TV第1シリーズ』第4話「脱獄のチャンスは一度」ではルパンを完璧な罠にかけて逮捕し、『TV第2シリーズ』第37話「ジンギスカンの埋蔵金」ではジンギスカンに変装して立ち去ろうとしたルパンに対して「そっちはルパン用の特別製の扉」と別の扉へ誘導することでルパンを扉の中(実は護送車の中)に捕らえ、第57話「コンピューターかルパンか」では後述の生け捕り術や射撃を駆使して五ェ門、次元、ルパンを次々と圧倒的な強さで負かし、『炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜』では作中の冒頭・中盤・結末の三度に亘ってルパンを罠に嵌めたりもしている。 もしルパン一味の面々が単独で勝負すれば誰も銭形には敵わないとされ、「ルパンのことは何もかも知り尽くしているからな、殺す気で来るとなると手強い相手だぜ」(お互いに殺し合おうとは思っていない為、心底本気を出した状態ではない)と次元も述べており、前述の『TV第2シリーズ』第57話及び第97話「ルパン一世の秘宝を探せ」ではルパン、次元、五ェ門の3人に本気を出して1対1で対決し立て続けに勝利し、『PartIII』第37話「父っつぁん大いに怒る」でルパンに殺害された哀れな少女・アンの仇を討とうとした際には容易く五ェ門を退け、ルパンとの生死を賭けた決闘(ICPOにはルパン射殺許可を申請していた)で互角の攻防を繰り広げている。 時には事件の真の黒幕を逮捕したり、犯罪組織やテロ組織を壊滅するという功績が数多くあり、特に劇場版『カリオストロの城』ではカリオストロ公国によるゴート札(中世以来ヨーロッパの動乱に必ず関わり、世界経済に影響を与えている偽札)の製造を摘発する為に不二子と協力して衛星中継で全世界に公表する、『ワルサーP38』ではルパンから提供された情報を基に世界各国の首脳が密かに公認する暗殺組織タランチュラの本拠地に報道機関を多数引き連れて乗り込む等、「ICPOが及び腰になる程の巨悪の実態を白日の下に晒す」という偉業さえも成し遂げている。その実力を買われ、ルパン逮捕以外にも美術品や現金・金塊の輸送、要人警護の任務に就くこともあり、TVスペシャル『the Last Job』では後任の捜査官がルパンと全く勝負にならなかったこと等から一部のICPOの捜査官や上層部の幹部達からはルパンを追い続けてきた故の経験と実力を買われている描写があり、『くたばれ!ノストラダムス』ではICPO代表としてダグラスに招聘されている。 失敗ばかりが続いている印象があるが、実際には前述の例を含めルパン達を捕まえることに成功した事例も数多くあり、最終的に逃げられてしまうのはルパンを収監しても脱獄されてしまう拘置所の管理体制の不備のせいでもある。銭形自身はルパンを何度も捕まえていることに内心では自負があり、「ルパンを捕まえられるのは、私以外にいません!」(『ルパンVS複製人間』より)とたびたび豪語したり、『TV第2シリーズ』第72話では「ルパンを100回捕まえた」と自慢げに語っており(しかし、「100回捕まえて、100回逃げられた」と揶揄されている)、『TV第2シリーズ』第38話「ICPOの甘い罠」では自分に代わってルパン担当の捜査官に就任した不二子に「ルパンを捕まえさせたくない」という思いから、彼女の罠に嵌められたルパンを逃がすことに協力したり、確保されたルパンを強引に連れ出したりまでしている(ルパンから「警察をクビになっちまうぞ」と忠告までされている)。 ある意味ではルパンの実力や恐ろしさを最もよく知っているのが銭形であり、銭形がルパンに盗みの予告状を出された人物やルパンを収監する刑務所に対して対策(警備を厳重にするなど)を提案するも、大丈夫だと高をくくられて却下され最終的にはルパンに盗まれる・逃げられるという展開も非常に多い。また、銭形はほんの僅かな違和感でルパンの変装を瞬時に見破り「コイツはルパンだ!」と主張するが、周囲がそれを信じてくれないという描写も多々ある(ルパンも銭形にばれることを見越し、簡単には顔の変装が取れない対策を施していることもある)。ルパンの手口を熟知している為、PART5第20話で記憶喪失になり偶然出会った泥棒達に保護されていた際にはルパンの模倣犯「怪盗モニエタ(ロシア語で硬貨=お金、銭の意)」として猛威を振るい、「俺の手口を盗んだ最高の泥棒」と最後はルパンからも腕を認められている。対するルパンも銭形の言動や仕草を熟知している為、頻繁に銭形の姿に変装し情報収集や潜入、逃走及び攪乱等に活用しているが、何故か銭形本人と鉢合わせしてしまうことが多く、『TV第2シリーズ』第10話「ファイルM123を盗め」では次元と五ェ門が変装した銭形も現れたことで4人の銭形が一堂に会するという珍事が起きている。 生け捕り術(銭形流逮捕術) 手錠を投げて相手を捕縛する「投げ手錠」を使った生け捕り術の達人で、次元や五ェ門をいとも簡単に木の枝に吊したり、投げた素振りすら見せず相手が気づかぬうちに手錠をかけたりするほどの腕前であり、TVスペシャル『ロシアより愛をこめて』では投げた手錠がブーメランのように手元に戻ってくるという離れ業まで見せている。手錠付き投げ縄も多用し、鉤縄のように使用してヘリや飛行機に引っ掛け乗り移る、相手の武器を奪ったり引き寄せたりするなどの独特の立ち回りを披露し、TVスペシャル『天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』では格闘術と併用しテロリスト集団を圧倒していた。しかし、ルパンには手錠を掛けても即座に外されたり抜け出される場合が多く、躱された挙句に別人や自分自身に手錠をかけてしまったりもしている。また、『TV第2シリーズ』第97話「ルパン一世の秘宝を探せ」では、ルパン一世の秘宝を狙う米英ソ三国がルパン殺害のために殺しのエージェントを送り込んだことを知ってルパン達の身を案じ、アジトに乗り込んで対決を迫る形でそれとなく自らの生け捕り術を伝授している。 射撃 原作では「拳銃の腕は次元以上かもしれない」といった形の解説をなされており、時には次元と早撃ちで互角に渡り合ったり牽制したりすることもある。ルパンがヘリコプターで持ち去ろうとした巨大金庫を吊るす電磁アンカーのケーブルをかなり遠距離から狙い撃って切断する、脱獄犯の手から叩き落したニューナンブをとっさに拾い上げて犯人のナイフを狙い撃つなど凄腕であることが窺い知れ、曲芸のような体勢で射撃し、射撃場の全ての的の左胸部分に命中させるという離れ業まで行っている。TVスペシャル『天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』においては、テロリスト集団との銃撃戦で共闘するルパンをして「腕は衰えてねえ」と言わしめており、「警視庁からの叩き上げだ」と銭形は返答している。 格闘術 素手の格闘にも長けており、スラム街で集団に襲われた際にたった1人で返り討ちにしたり、『カリオストロの城』でルパンと共闘した際には多数の衛士を相手に全く引けを取らず、劇場版『DEAD OR ALIVE』でもズフ国の屈強な警官達を相手に一方的な立ち回りを演じている。実写ドラマ版では柔道が特技という設定となっており、柔道場で稽古をしたり、犯人を背負い投げで一気呵成に投げ飛ばすシーンがある。しかし『TV第2シリーズ』第39話「香港の夜空にダイヤは消えた」で香港マフィアの舎弟たちに叩きのめされ海に投げ捨てられたり、第82話「とっつあん人質救出作戦」でテロリストにあっけなくやられてしまったりする場面などもある。 身体能力 常人離れした超人レベルの驚異的な体力や馬鹿力を発揮したり、ルパンに劣らぬ不死身ぶりを見せたのは枚挙に暇が無い。代表的な例として、TVスペシャル『ヘミングウェイ・ペーパーの謎』では離陸しようと加速するセスナ機に走って追いついた上に飛び乗り、TVスペシャル『ハリマオの財宝を追え!!』ではユーロトンネル崩落事故に巻き込まれ海中に投げ出されるもドーバー海峡を泳いでイギリスに上陸し、TVスペシャル『ルパン三世VS名探偵コナン』においては江戸川コナンに象でも30分は眠っているはずの麻酔を撃たれたにも関わらず僅か30秒(眠ってから起きるまでのシーンの長さが同一)で目を覚まし、「化け物かよ!?」とコナンを驚愕させた。さらにTVスペシャル『ワルサーP38』においては左胸を銃撃され、病院に担ぎ込まれ驚異的な生命力で持ちこたえるも遂に死亡が確認されたが、臨終の際に居合わせたICPO長官が発した「ルパン」の名を聞いた途端に飛び起き(直後に気絶したものの)、奇跡の復活を遂げている。またTVスペシャル『the Last Job』では序盤で死んだと思われたが中盤で埋葬された墓場から蘇生(神楽坂飛鳥によって仮死状態にされていた)し、墓参りに来ていた部下達を驚かせた。 操縦技術 自動車やオートバイ、船舶の他に航空機の操縦もでき、TVスペシャル『天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜』では米軍のF-15戦闘機(複座型)まで操縦しており(その際耐Gスーツなしという非常に危険な装備で操縦していた)、『ロシアより愛をこめて』でもAn-225の操縦をこなしている。また『カリオストロの城』では、オートジャイロの操縦を「やったことない」と言いつつも無難にこなし、被弾しながらも負傷したルパンの元に向かい、不二子と共にルパンの救出に成功している。 その他 変装の腕や演技力もかなりのもので、たびたびルパン達を欺いており、『TV第2シリーズ』第139話では「貴様を逮捕するためならば、なんだってやってやる」と女装までしてルパンを誘惑し捕らえている(ただし、この時のルパンは脳組織電送交換手術によって人格を老富豪スチールと入れ替えられていた)。 ルパン逮捕の装置やアイテムの考案・自作も手掛けており、『燃えよ斬鉄剣』では飛行船に巨大なUFOキャッチャーを取り付けた「ルパンキャッチャー」、『くたばれ!ノストラダムス』では「ルパン探知機」 や「ルパン一味を一度に逮捕できる手錠(4つの手錠を繋げただけ)」が登場している。 原作では交響曲を作曲・指揮しており(実際に作曲しているのかどうかは不明)、アニメでも『PartIII』においてカジノ船で開かれたコンサートの指揮者に扮し、同じ場で演奏者に変装していたルパンと次元に気付かれることなく演奏を完璧に終了させている。 包丁で手を切ってしまうなど料理は苦手なようである。しかしその後の話でルパンが脱獄しないように一人で見張りを行った際には、食事も自分で作ったものを渡しており、テントで寝泊まりしていながら鍋と石を積み上げた竈のみでクリームシチューやカレーライスなど、一通りの料理を作り上げる描写もあった。
※この「実力」の解説は、「銭形幸一」の解説の一部です。
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実力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:21 UTC 版)
後述する斬魄刀『鏡花水月』の力に加え、白哉との激戦で消耗していたとはいえ一護の『天鎖斬月』を指一本で受け止め速度でも圧倒し、副隊長級の死神はおろか同じ隊長格の死神(狛村や日番谷など)や上級十刃(ハリベル)を、詠唱破棄した鬼道や斬魄刀の一振りで容易く倒すなど、他の隊長格の死神達を超越した戦闘能力を有し、その実力たるや計り知れない。霊圧は並みの隊長格の2倍はあるらしく、霊圧を発するだけで実力を持つ者の殆どを制圧したり怯ませたりしている。また、戦闘能力だけでなく話術にも長けており、教唆や挑発によって相手の精神に揺さぶりをかけることも多い。市丸は藍染の脅威は『鏡花水月』ではなく、出鱈目な戦闘力を持つ十刃達を従わせる程の強さだと評しており、隊長達が『鏡花水月』の能力を警戒する事を『普通に警戒するだけでは不十分』と否定的に見ている。「見えざる帝国」のトップであるユーハバッハも藍染を「五人の特記戦力」の一人として一目置いている。 また他者を惹きこんでしまうカリスマ性を持ち、藍染自身に殺されかけた元部下の雛森桃さえ当初は「藍染は市丸に利用されているだけ」と現実逃避してしまう程だった。それは本来敵であるはずの虚すら惹きつける程で、アイスリンガーからは「藍染様は我等にとって太陽のような存在」と讃えられていた。
※この「実力」の解説は、「藍染惣右介」の解説の一部です。
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実力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/24 15:18 UTC 版)
「デビスカップカザフスタン代表」の記事における「実力」の解説
カザフスタン代表は目立った強豪選手はいないが、強豪国と互角に戦う実力国である。 2010年のワールドグループプレーオフでスイスを5-0で破ってワールドグループに昇格する。ワールドグループ1年目の2011年、1回戦アウェーでのチェコ戦では第3試合を終えて2-1と王手をかけられるが、第4試合でアンドレイ・ゴルベフが世界ランク7位のトマーシュ・ベルディハを7–5, 5–7, 6–4, 6–2で破り、第5試合でミハイル・ククシュキンがヤン・ハジェクを破り、ワールドグループ初勝利を第4シードの強豪チェコからあげた。 2014年はワールドグループ準々決勝で世界ランク3位で同年の全豪優勝者のスタニスラス・ワウリンカとBIG4のロジャー・フェデラーが率いるスイスとアウェーで対戦。第1試合でゴルベフがワウリンカを7–6(5), 6–2, 3–6, 7–6(5)で破ると、第3試合でもフェデラー/ワウリンカ組をゴルベフ/ネドベソフ組が6-4, 7-6(5), 4-6, 7-6(6)で破り、2-1と王手をかける。しかし、第4,5試合でワウリンカとフェデラーが勝利をあげ、2-3で敗れた。 2015年は1回戦のイタリア戦でククシュキンが2勝をあげ、第5試合でアレクサンドル・ネドベソフがファビオ・フォニーニを7-6(5), 3-6, 4-6, 6-3, 7-5で破り、準々決勝進出。準々決勝のオーストラリア戦では第1,2試合でククシュキンとネドベソフが勝利し、2-0と初の準決勝進出に王手をかける。しかし、レイトン・ヒューイットとサム・グロスの活躍で2-3と逆転を許し、準決勝進出はならなかった。 2016年は1回戦で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチが率いるセルビアと対戦。第1試合はジョコビッチがネドベソフにストレート勝ち。第2試合はククシュキンがビクトル・トロイツキにストレート勝ち。第3試合ではゴルベフ/ネドベソフ組がジョコビッチ/ジモニッチ組にストレートで勝ち、王手をかける。そして第4試合のジョコビッチ対ククシュキンではククシュキンがセットカウント2-1と、あと1セットで勝利まで追い込むが、4時間57分の激戦の末、7-6(6), 6-7(3), 6-4, 3-6, 2-6で逆転負け。第5試合でトロイツキがネドベソフにストレート勝ちし、2-3で敗れた。
※この「実力」の解説は、「デビスカップカザフスタン代表」の解説の一部です。
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実力
「実力」の例文・使い方・用例・文例
- 警察は必要ならば実力行使に出るよう指示された
- 明日の勝負が彼の実力を見せてくれるだろう
- 彼の実力なんてそんなものさ
- 彼に僕たちの実力を見せてやるべきだな
- その映画の出演者は実力者ぞろいだが,話の筋が弱い
- 実力テスト
- 実力を出すために、私はXの必要性を感じた
- 彼はカードの実力が分かっていないから控えめの賭けをするんだ。
- そのテニスプレーヤーは実力を見せつけて彼らをまごつかせた。
- 会社は私の実力が十分であるとしてキャリア採用してくれた。
- 私の大阪支社への移動は、経営陣に実力を示すチャンスだ。
- これが今の実力です。
- 彼の実力を疑った。
- 彼の実力は彼女より劣っている。
- これは私たちの実力を示すチャンスです。
- 日本とフランスでは実力が違いすぎる
- MPEG-4 AVC録画の実力テスト:使いやすさはもとより、画質・音質の実力も高い。
- 50分の模擬試験に挑戦して、試験であなたの実力がどれくらいかがわかります。
- 君の実力なら楽勝だとは思うが、それに驕らず、まずはクラスのみんなと切磋琢磨していって欲しい。
- んじゃ、ほんのり・・・実力を出しましょうかね。
実力と同じ種類の言葉
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