麻酔とは? わかりやすく解説

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ま‐すい【麻酔/×痲酔】

読み方:ますい

一時的に神経機能低下させて、痛み感覚をはじめ知覚意識失わせること。外科手術場合、また一般に痛みを除く目的行われ全身麻酔局所麻酔とがある。麻酔薬のほか、冷却・鍼(はり)などの刺激利用される。「—をかける」「—から醒(さ)める」


麻酔

【仮名】ますい
原文anesthesia

感覚意識喪失引き起こす薬物または物質局所麻酔薬使用すると、身体の一部分感覚失わせることができる。全身麻酔薬使用すると、人を眠らせることができる。

麻酔(ますい)

痛み感覚をなくし、生体の機能守りながら、治療手術などによる身体への負担から患者さんを守るための処置大きく分けて特定の神経だけをマヒさせる局所麻酔と、意識なくなって眠ったような状態になる全身麻酔2つがある。

麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 09:17 UTC 版)

麻酔(ますい)とは、ヒトまたは動物を対象として誘発される、感覚または意識の制御された一時的な喪失の状態を指す。




「麻酔」の続きの解説一覧

麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 15:36 UTC 版)

レーザー脱毛」の記事における「麻酔」の解説

痛み個人により感じ方異なるため、痛み激し場合には麻酔(笑気ガスなど)をしてもらうことで、痛み大幅に抑えることが可能である。麻酔処置対応しているクリニック限られているため、事前に調べておくことが望ましい。

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麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:03 UTC 版)

手術」の記事における「麻酔」の解説

執刀先立って麻酔が施行される。麻酔の主な目的は、有害な反射抑制疼痛コントロールであり、麻酔担当医師術者とは別に付くのが原則である(局所麻酔の手術では術者が麻酔管理兼ねることもある)。手術において麻酔担当医患者全身状態管理しており、呼吸循環管理から体温調節薬剤投与輸液調節出血量の監視輸血に至るまであらゆる処置一手に担う。また必要に応じて術者にもこれらの情報提供し安全な手術が行えるようサポートする。 麻酔には局所麻酔浸潤麻酔・脊椎麻酔硬膜外麻酔)と全身麻酔があり、目的により選択される局所麻酔:体のある部分のみに効く麻酔。通常神経の伝達遮断する薬剤注射される目的部位直接麻酔薬注射する浸潤麻酔)こともあれば、目的部位支配する神経麻酔薬効かせる伝達麻酔)こともある。 全身麻酔全身に効く=意識がなくなる麻酔。通常鎮痛鎮静筋弛緩3つを得る麻酔を指す。麻酔をかけられるとまず意識なくなり、やがて自発呼吸止まる。すると麻酔担当医によって気管内挿管され、人工呼吸器接続される手術中継続的に薬剤投与され、麻酔が維持される

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麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 09:21 UTC 版)

神経ステロイド」の記事における「麻酔」の解説

いくつかの合成神経ステロイドは、外科手術を行う際の全身麻酔目的とした鎮静薬として使用されてきた。代表的なものとしては、アルファキソロン(英語版)、アルファドロン英語版)、ヒドロキシジオン(英語版)、ミナキソロン等が挙げられる最初に登場したのはヒドロキシジオンで、5β-プレグナンジオンの21-ヒドロキシ誘導体エステル化したものである。ヒドロキシジオンは安全性高く有用な麻酔薬である事が判ったが、水溶性が低い為か、注射する疼痛刺激性感じられた。この為新し神経活性ステロイド開発された。次に発売されたのは、アルファキソロンとアルファドロン合剤英語版であった。このは、稀に重篤毒性反応示した為、人間への使用中止されたが、獣医学ではまだ使用されている。次にヒト医療導入され神経ステロイド麻酔薬は、合剤の約3倍の効力持ち、同合剤見られ毒性の問題はなく、良好な安全性プロファイル維持している新薬ミナキソロンであった。しかし、この薬剤も、臨床使用上の問題ではなく動物実験発がん性可能性示唆され代替薬がある事から、リスク可能性市場残しておくメリット上回る判断され最終的に販売中止となった

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麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/18 22:54 UTC 版)

オトガイ神経」の記事における「麻酔」の解説

オトガイ神経局所麻酔ブロックすることで、オトガイ下口唇、前歯から第一小臼歯部までの歯や頬粘膜部に麻酔を奏効させることができる(オトガイ孔伝達麻酔オトガイ孔注射法)。この時、局所麻酔オトガイ孔周囲軟組織浸潤させる。

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麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 04:08 UTC 版)

シクロプロパン」の記事における「麻酔」の解説

シクロプロパンは、アメリカ麻酔医ラルフ・ウォーターズによって臨床用途導入された。ウォーターズは、この高価であった薬剤保存するために炭酸ガス吸収閉鎖系使用したシクロプロパン比較強く刺激性のない、甘い臭いのする薬剤であり、最小肺胞内濃度は17.5%、血液/ガス分配係数は0.55である。これは、シクロプロパン酸素吸引による麻酔の誘導素早く不快でないことを意味するしかしながら持続的麻酔の結果とし、患者血圧の突然の低下起こすことがあり、不整脈起こす危険性がある。この反応は「シクロプロパンショック」と呼ばれている。この理由と、高い費用爆発性から、現在のようにほぼ使用されなくなる前は、麻酔の導入にのみ使用されていた。シリンダーとフローメーターはオレンジ色である。

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麻酔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 14:05 UTC 版)

ジョン・スノウ (医師)」の記事における「麻酔」の解説

ジョン・スノウは、患者苦痛痛み感じことなく外科的および産科処置を受けることができるように、エーテルクロロホルム外科麻酔薬として使用するための投与量研究および計算した最初医師1人である。彼は、エーテル患者安全に投与する装置設計しクロロホルム投与するマスク設計した。彼はまだナイト称号得ていなかったが、ビクトリア女王が彼女は9人の子供のうち最後2人1853年レオポルド1857年ベアトリス出産した際に直接クロロホルム投与したため、産科麻酔のより広い社会的受容つながったスノウ1847年エーテルについての論文エーテル蒸気吸入について(On the Inhalation of the Vapor of Ether)』を発表した。『クロロホルムその他の麻酔薬とその作用投与について(On Chloroform and Other Anaesthetics and Their Action and Administration)』と題され長編版死後の1858年出版された。 1843年ロンドン大学学士号1844年MD取得以後ソーホーフリス・ストリート54番地外科医総合診療医として開業したジョン・スノウ麻酔科学を含む幅広い医学的懸念貢献した臨床および科学的デモンストレーション専門とする組織であるウェストミンスター医学会(英語版)の会員だった。スノウは、彼の科学的アイデア多く実験し追求しながら、名声認知獲得した学会会議何度も講演し論文書いて発表した。特に呼吸器疾患患者興味持ち動物実験仮説検証した1841年に「窒息について、そして死産児蘇生について(On Asphyxiation, and on the Resuscitation of Still-Born Children)」という論文書いた。これは、新生児呼吸酸素消費体温変化影響に関する彼の生理学的発見について論じたのである。したがって彼の麻酔と呼吸への関心1841年から明らかであり、1843年から呼吸への影響を見るためにエーテル実験をした。エーテルイギリス導入されてからわずか1年後1847年に彼は「エーテル蒸気吸入について(On the Inhalation of the Vapor of Ether)」と題したエーテル使用の手引きとなる短い論文出版した同時に、麻酔の臨床経験報告する様々な論文取り組み反応手順実験注目した。 彼は麻酔薬としてエーテル徹底的に研究したが、特許取ろうとはしなかった。その代わりに、自分観察研究に関する著作執筆し発表し続けたエーテル導入されてから2年以内スノウイギリスで最も熟練した麻酔学となったロンドン主な外科医たちは急に彼の助け求めようになったジョン・スノウは、エーテル同じくらいクロロホルム研究したエーテルは、1847年スコットランド産科医ジェームズ・ヤング・シンプソンによって導入された。彼はクロロホルムはるかに強力であり、それを投与する際により多く注意正確さを必要とすることに気付いたスノウがこのことに最初に気づいたのは、15歳患者ハンナ・グリーナー(Hannah Greener)が足の爪を切る手術受けた後、1848年1月28日死亡したきだった。彼女は、クロロホルム浸した布で顔を覆って投与された。しかし、すぐに脈を失い死亡した。彼女の死とそれに続く数人の死を調査した後、クロロホルム慎重に投与しなければならないことに気付き、ザ・ランセットへの書簡結果公表した

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麻酔

出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 23:39 UTC 版)

別表記

名詞

(ますい)

  1. 外科手術などの際の痛み取り除くため使って一時的知覚失わせること。

発音(?)

ま↗すい

翻訳


「麻酔」の例文・使い方・用例・文例

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