ま‐すい【麻酔/×痲酔】
麻酔
麻酔(ますい)
麻酔
麻酔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 15:36 UTC 版)
痛みは個人により感じ方が異なるため、痛みが激しい場合には麻酔(笑気ガスなど)をしてもらうことで、痛みを大幅に抑えることが可能である。麻酔処置に対応しているクリニックは限られているため、事前に調べておくことが望ましい。
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麻酔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 09:03 UTC 版)
執刀に先立って麻酔が施行される。麻酔の主な目的は、有害な反射の抑制と疼痛のコントロールであり、麻酔担当の医師が術者とは別に付くのが原則である(局所麻酔の手術では術者が麻酔管理を兼ねることもある)。手術において麻酔担当医は患者の全身状態を管理しており、呼吸・循環の管理から体温の調節、薬剤投与、輸液の調節、出血量の監視、輸血に至るまであらゆる処置を一手に担う。また必要に応じて術者にもこれらの情報を提供し、安全な手術が行えるようサポートする。 麻酔には局所麻酔(浸潤麻酔・脊椎麻酔・硬膜外麻酔)と全身麻酔があり、目的により選択される。 局所麻酔:体のある部分のみに効く麻酔。通常は神経の伝達を遮断する薬剤が注射される。目的の部位に直接麻酔薬を注射する(浸潤麻酔)こともあれば、目的の部位を支配する神経に麻酔薬を効かせる(伝達麻酔)こともある。 全身麻酔:全身に効く=意識がなくなる麻酔。通常は鎮痛・鎮静・筋弛緩の3つを得る麻酔を指す。麻酔をかけられるとまず意識がなくなり、やがて自発呼吸も止まる。すると麻酔担当医によって気管内挿管され、人工呼吸器に接続される。手術中は継続的に薬剤が投与され、麻酔が維持される。
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麻酔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 09:21 UTC 版)
いくつかの合成神経ステロイドは、外科手術を行う際の全身麻酔を目的とした鎮静薬として使用されてきた。代表的なものとしては、アルファキソロン(英語版)、アルファドロン(英語版)、ヒドロキシジオン(英語版)、ミナキソロン等が挙げられる。最初に登場したのはヒドロキシジオンで、5β-プレグナンジオンの21-ヒドロキシ誘導体をエステル化したものである。ヒドロキシジオンは安全性が高く、有用な麻酔薬である事が判ったが、水溶性が低い為か、注射すると疼痛や刺激性が感じられた。この為、新しい神経活性ステロイドが開発された。次に発売されたのは、アルファキソロンとアルファドロンの合剤(英語版)であった。この薬は、稀に重篤な毒性反応を示した為、人間への使用は中止されたが、獣医学ではまだ使用されている。次にヒトの医療に導入された神経ステロイド系麻酔薬は、合剤の約3倍の効力を持ち、同合剤で見られた毒性の問題はなく、良好な安全性プロファイルを維持している新薬のミナキソロンであった。しかし、この薬剤も、臨床使用上の問題ではなく、動物実験で発がん性の可能性が示唆され、代替薬がある事から、リスクの可能性が市場に残しておくメリットを上回ると判断され、最終的に販売中止となった。
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麻酔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/09/18 22:54 UTC 版)
オトガイ神経を局所麻酔でブロックすることで、オトガイや下口唇、前歯から第一小臼歯部までの歯や頬粘膜部に麻酔を奏効させることができる(オトガイ孔伝達麻酔・オトガイ孔注射法)。この時、局所麻酔をオトガイ孔周囲の軟組織に浸潤させる。
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麻酔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 04:08 UTC 版)
シクロプロパンは、アメリカの麻酔医ラルフ・ウォーターズによって臨床用途に導入された。ウォーターズは、この高価であった薬剤を保存するために炭酸ガス吸収の閉鎖系を使用した。シクロプロパンは比較的強く、刺激性のない、甘い臭いのする薬剤であり、最小肺胞内濃度は17.5%、血液/ガス分配係数は0.55である。これは、シクロプロパンと酸素の吸引による麻酔の誘導が素早く、不快でないことを意味する。しかしながら、持続的麻酔の結果とし、患者は血圧の突然の低下を起こすことがあり、不整脈を起こす危険性がある。この反応は「シクロプロパンショック」と呼ばれている。この理由と、高い費用と爆発性から、現在のようにほぼ使用されなくなる前は、麻酔の導入にのみ使用されていた。シリンダーとフローメーターはオレンジ色である。
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麻酔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 14:05 UTC 版)
「ジョン・スノウ (医師)」の記事における「麻酔」の解説
ジョン・スノウは、患者が苦痛や痛みを感じることなく外科的および産科的処置を受けることができるように、エーテルとクロロホルムを外科麻酔薬として使用するための投与量を研究および計算した最初の医師の1人である。彼は、エーテルを患者に安全に投与する装置を設計し、クロロホルムを投与するマスクも設計した。彼はまだナイトの称号を得ていなかったが、ビクトリア女王が彼女は9人の子供のうち最後の2人、1853年にレオポルドと1857年にベアトリスを出産した際に直接クロロホルムを投与したため、産科麻酔のより広い社会的受容につながった。スノウは1847年にエーテルについての論文『エーテルの蒸気の吸入について(On the Inhalation of the Vapor of Ether)』を発表した。『クロロホルムとその他の麻酔薬とその作用と投与について(On Chloroform and Other Anaesthetics and Their Action and Administration)』と題された長編版が死後の1858年に出版された。 1843年ロンドン大学で学士号、1844年同MDを取得。以後、ソーホーのフリス・ストリート54番地で外科医兼総合診療医として開業した。ジョン・スノウは麻酔科学を含む幅広い医学的懸念に貢献した。臨床および科学的デモンストレーションを専門とする組織であるウェストミンスター医学会(英語版)の会員だった。スノウは、彼の科学的アイデアの多くを実験し、追求しながら、名声と認知を獲得した。学会の会議で何度も講演し、論文も書いて発表した。特に呼吸器疾患の患者に興味を持ち、動物実験で仮説を検証した。1841年に「窒息について、そして死産児の蘇生について(On Asphyxiation, and on the Resuscitation of Still-Born Children)」という論文を書いた。これは、新生児の呼吸、酸素消費、体温変化の影響に関する彼の生理学的発見について論じたものである。したがって、彼の麻酔と呼吸への関心は1841年から明らかであり、1843年から呼吸への影響を見るためにエーテルの実験をした。エーテルがイギリスに導入されてからわずか1年後の1847年に彼は「エーテルの蒸気の吸入について(On the Inhalation of the Vapor of Ether)」と題した、エーテルの使用の手引きとなる短い論文を出版した。同時に、麻酔の臨床経験を報告する様々な論文に取り組み、反応、手順、実験に注目した。 彼は麻酔薬としてエーテルを徹底的に研究したが、特許を取ろうとはしなかった。その代わりに、自分の観察と研究に関する著作を執筆し発表し続けた。エーテルが導入されてから2年以内にスノウはイギリスで最も熟練した麻酔学者となった。ロンドンの主な外科医たちは急に彼の助けを求めるようになった。 ジョン・スノウは、エーテルと同じくらいクロロホルムも研究した。エーテルは、1847年にスコットランドの産科医ジェームズ・ヤング・シンプソンによって導入された。彼はクロロホルムがはるかに強力であり、それを投与する際により多くの注意と正確さを必要とすることに気付いた。スノウがこのことに最初に気づいたのは、15歳の患者ハンナ・グリーナー(Hannah Greener)が足の爪を切る手術を受けた後、1848年1月28日に死亡したときだった。彼女は、クロロホルムに浸した布で顔を覆って投与された。しかし、すぐに脈を失い死亡した。彼女の死とそれに続く数人の死を調査した後、クロロホルムを慎重に投与しなければならないことに気付き、ザ・ランセットへの書簡で結果を公表した。
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麻酔
出典:『Wiktionary』 (2021/08/06 23:39 UTC 版)
別表記
名詞
発音(?)
- ま↗すい
翻訳
「麻酔」の例文・使い方・用例・文例
- 全身麻酔
- 局部麻酔
- 人々は麻酔学の進展に期待を寄せている。
- 優秀な麻酔医をうちに寄こしてくれないだろうか?
- 麻酔薬の気化器
- 手術は局所麻酔を用いて行われた。
- 麻酔科医は特別に訓練された医者だ。
- 鍼麻酔のメカニズム
- これで麻酔は終了です。
- その手術が行われている間、麻酔で眠っていました。
- 歯の麻酔が嫌いです。
- なかなかその麻酔が効かない。
- 私はあなたに麻酔の注射をします。
- 私はあなたの傷に局所麻酔を打ってから傷を縫合します。
- 私は麻酔科医です。
- 麻酔科医です。
- 彼は歯に麻酔を打たれた。
- 彼は全身麻酔で手術を受けました。
麻酔と同じ種類の言葉
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