銃撃戦とは? わかりやすく解説

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銃撃戦

読み方:じゅうげきせん

銃の撃ち合いによる戦闘のこと。拳銃機関銃使用して相手攻撃することを指す語。

銃撃戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/18 17:18 UTC 版)

2014年にカリフォルニア州ストックトンで発生した銀行強盗事件英語版で、警察と犯人が銃撃戦を繰り広げた直後

銃撃戦(じゅうげきせん、shootoutfirefightgunfight)とは、銃火器を使って武装した戦闘員同士が撃ち合う(銃撃)ことである。

解説

この用語は、そのような戦闘を表現する際に使われるが、一般的には軍隊が関与しないか、銃器のみが関与する戦闘を表すのに使われている(したがって、重火器戦闘車両武装航空機爆発物による戦闘は除外される)。

銃撃戦は法執行機関英語版犯罪者の間で行われることが多いが、敵対するギャング同士や民兵、個人間など法執行機関以外の集団が関与することもある。一方で、軍事的な戦闘状況が「銃撃戦」と呼ばれることはほとんどなく、ほとんどの場合、戦闘交戦小競り合いとみなされる。

アクション映画西部劇ビデオゲームなどでは、「銃撃戦」が描かれることが多い[1]

米国および準州における著名な銃撃戦・銃乱射事件

ブランチ・ダビディアン事件

1993年2月28日 - 4月19日:テキサス州ウェーコ近郊に、ブランチ・ダビディアンの重武装したメンバーが、拠点となる屋敷に立て籠もり、FBIによる51日間の包囲が開始される中、ATFの連邦捜査官との間で激しい銃撃戦が繰り広げられた。

死者数 - ブランチ・ダビディアン:6名(4月19日には76名); BATF:4名

ワシントンD.C.首都警察本部襲撃事件

1994年11月22日:半自動拳銃のCobray MAC-11英語版で武装した、元囚人のベニー・リー・ローソンがワシントンD.C.首都警察本部のコールド・ケース班の部屋に侵入した。そして、MAC-11を発砲し、FBI特別捜査官のマーサ・ディクソン・マルティネスとマイケル・ミラー、DC首都警察のヘンリー・デイリー巡査部長を殺害すると(その際、FBI特別捜査官のジョン・クチタが負傷し重体となった)[2]、 その後、自殺した。

死者数 - 警察:1名; FBI:2名; 容疑者:1名

ノースハリウッド銃乱射事件

1997年2月28日:カリフォルニア州ロサンゼルスノースハリウッド英語版で銀行強盗に失敗した、ラリー・フィリップス・ジュニアとエミール・マタサレヌの2人が数丁のアサルトライフルで武装して、駆けつけたロサンゼルス市警察の警官隊に発砲した。この銃撃戦は44分間続き、双方から合わせて2000発以上の弾丸が発射された。

死者数 - 容疑者:2名(負傷者数 - 警察官:12名; 民間人:8名)

関連項目

脚注

  1. ^ Samson, Karl (2010). “Frommer's Arizona and the Grand Canyon 2011”. Frommer's Color Complete (Wiley) 824: 43. ISBN 978-0470607503. 
  2. ^ “[https://www.fbi.gov/news/stories/honoring-the-fallen-on-20-year-anniversary Honoring the Fallen 20 Years Since Shooting Killed Two Agents, Police Sergeant]”. FBI. 2023年1月18日閲覧。

外部リンク


銃撃戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 06:16 UTC 版)

ジュノー埠頭の銃撃戦」の記事における「銃撃戦」の解説

市民委員会最初会合で、ゴールデン・ノース・ホテルのトマス・ウィッテンが議長選出されていた。彼は「いかがわしい人物会合審議妨害することが認められないためにドックへの接近を防ぐために」("to guard the approach to the dock in order that no objectionable characters might be admitted to disturb the deliberations of the meeting")男4人を任命した。彼らはフランク・H・リード、キャプテン・ジョシアス・マーティン・タナー、ジェシー・マーフィー、およびジョン・ランダースであった。彼らは、警備員らの明らかなリーダー リード除いて武装していなかった。彼はわが身に.38回転式拳銃持っていた[要ページ番号]。 リードオレゴン州在住54歳スミス支配下にある賭博場クロンダイク・サルーンでバーテンダーとして働いていた。彼は都市工学者になり、鉱夫らに分譲地販売行なったタナー48歳、スカグウェイを発着するはしけ複数汽船複数船長であった。銃撃戦の後、彼は副保安官任命された。ジェシー・マーフィーは、新しく到着したWhite Pass and Yukon Railwayアイルランド人従業員であった。ジョン・ランダースについてはほとんど知られていない1898年7月8日晩、午後9時ころ、ソーピー・スミスはSmith's Parlorにいて飲んでいると、『Daily Alaskan』記者ウィリアム・ "ビル"・サポータス(William "Bill" Saportas)とソーピー・ギャングの1人スミスのもとに来て彼に群衆怒っています、もしあなたが何かをしたいのなら、それを素早くしてください。 [署名]S」("'the crowd is angry, if you want to do anything do it quick.' ... [signed] 'S'")という短い手紙渡したスミスは短い手紙ポケット詰め込み、ウィンチェスター・モデル1892 .44-40ライフルを、ことによるとコルト・モデル1889・ニュー・アーミー .41ロング・コルト・ダブル-アクション回転式拳銃をも、ひっつかみ、自警団会合出席することに決めた彼の男らの6人か7人がやや離れて追っていて、彼はホリーを西に歩きステート・ストリート行き、6ブロック離れたジュノー埠頭向かって南に曲がった埠頭湾内に半マイル(約804.672メートル近く伸びていた。幅は15-20フィート(約4.572メートル-約6.096メートル)であり、泥と砂利ビーチの上を高さ6-10フィート(約1.8288メートル-約3.048メートル)でまっすぐに来た。埠頭入り口で、ジョン・ランダースが別の男と話していた。埠頭を約60フィート(約18.288メートル下ったところで西の手すりによりかかって、ジョシアス・タナーとジェシー・マーフィーがたがいの近く立っていた。フランク・リードはもっと先に一人立っていた。 彼らの仕事は、ソープ・ギャングのメンバー特定し、そのメンバー会議参加できないようにすることであった午後9時と9時30分の間に、スミス埠頭入り口に近づいた。彼はライフル銃口を上と後ろ向けて右肩かついでいた。彼は入り口で、自分に続く男らにそこにとどまるように命じ埠頭中央一人進んだスミスランダースともう1人の男に近づき、彼らに埠頭から離れるよう命じた。彼らは横を跳び越えて約6フィート(約1.8288メートル)下のビーチ降りたスミス続けて話しかけずにタナーマーフィーの横を通りながら、彼らも抵抗しなかった。スミスリード向かって続けたリードは「止まれ、そこに下りて行けないぞ」("Halt, you can't go down there")と叫んだ目撃者らは、リードスミス互いにののしり合いながら、数秒間口論した、と主張した。 この時点で、リード回転式拳銃をまだ隠しスミスウィンチェスターかついでいたと一般に信じられているが、しかし銃撃が始まる数秒前に何が起こったのかについては、話複数大きく異なる。リード最初に武器抜いた主張する人もいれば、スミスが彼を撃とうとしてようやくリード抜いた主張する人もいる[要ページ番号]。 男2人移動し、数フィート以内たがいに向かい合った。 ある時点で、スミスは突然ライフルを肩から振り下ろしリードめがけてなぐった。彼がその瞬間に撃つつもりだったのか、それとも棍棒がわりに使いリードを横に払うつもりだったのかははっきりしないリード左腕上げすばやく近づく銃身をふせいだ。それは彼の腕に当たり、切り傷を負わせたが、しかし彼はなんとかして銃身をひっつかみ、それを頭部一般的な方向からぐいとひっぱり、それを圧しさげた[要ページ番号]。『Daily Alaskan』は、リード切り傷負わずライフル銃身ひっつかんだが、しかし格闘最中スミスが引き、自由にし、リードの腕を打ちリードめがけてまたライフル振るったと書いた。 リード左手ライフル銃身をひっつかみ、圧し下げ、(もしまだ抜かれてないならば右手回転式拳銃抜きスミス向けたその瞬間に、スミスは「"My God, don't shoot!"」と叫んだと言われている。リード引き金引いたが、しかし撃鉄欠陥カートリッジ当たったリードがふたたび撃とうとしたとき、スミスライフルリード死に物狂い握りからぐいとひったくり、それをすぐにリード方向動かした[要ページ番号]。 多く報告は、男は両者ともにほぼ完全な斉射発砲した、と述べている。それはあたかも1発発射されたかのように聞こえと言う人もいた。「ある目撃者は、あたかも銃が同時に火を吐いているかのように見えと言った。」("One witness said it looked as if the guns were spitting fire at the same time.")その後さまざまな証言によると、5発ないし9発の発砲続いた。諸報告は、この男2人の射入傷合わせて5か所について記述しており、発砲数は最小で5回でなければならない応酬すばやく行われたリード片脚弾丸1発を受けたリードはさらに2発発射し、1発はスミス左腕をかすめ、もう1発は左膝の上太ももに当り貫通したスミスウィンチェスター装填しリード下腹部鼠径部弾丸1発を送ったリードは、重傷負って板張りの上うつぶせ倒れた[要ページ番号]。スミス立ったままでいたのか、それとも彼もまた倒れたのかは不明である。 最初銃撃応酬から数秒後に、スミスの男らは、武器抜き負傷したリーダー向かって走り始めたマーフィー急いでスミス駆け寄り両手からウィンチェスターをもぎ取りライフルスミス方に向けた。 これが、スミスが「"My God, don't shoot"」と叫んだ時だったと信じられているもう一つ瞬間であるが、しかしマーフィー引き金を引き、心臓弾丸を1発撃ち即座に彼を殺したマーフィーその後突進するギャングメンバーらと向き合いライフルを彼らに向けて上げ狙い定めた。 ギャング・メンバー W・Hジャクソン回転式拳銃タナー向けた。彼はジャクソンは「ことによると20フィート(約6.096メートル)か30フィート(約9.144メートル)」("possibly twenty or thirty feet")離れていた、と証言したタナー武装しておらず、何もできなかった。ジャクソン十中八九マーフィーが今死んだボスライフル彼の方向に向けていることに気づいたであろう。 これが、銃撃音で会合を早すぎに終わらせた市民委員会からの男らの急接近あいまってひょっとするとジャクソンに、タナーねらってピストル発砲しないよう確信させたかもしれない。だれかがスミスの男らに向かって叫んだ「やつらがソーピー殺した、もしおまえらがすぐに立ち去らないなら、やつらはおまえらをも殺すぞ」("They have killed Soapy, and if you don't clear out quick they will kill you too")。ギャング自分たちが圧倒的に数でまさる銃撃戦にかかわりたくなくて、逃げた

※この「銃撃戦」の解説は、「ジュノー埠頭の銃撃戦」の解説の一部です。
「銃撃戦」を含む「ジュノー埠頭の銃撃戦」の記事については、「ジュノー埠頭の銃撃戦」の概要を参照ください。

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銃撃戦

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 03:29 UTC 版)

名詞

じゅうげきせん

  1. 撃ち合う戦闘

語源

翻訳


「銃撃戦」の例文・使い方・用例・文例

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