ふ‐とう【×埠頭】
埠頭
埠頭
埠頭
埠頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/06 13:36 UTC 版)

埠頭(ふとう, Wharf)は、港湾施設のうち係留施設、荷さばき施設、臨港道路、上屋、倉庫など陸上の設備を含めた港湾施設の総体[1]。「埠」が常用漢字に入っていない字であるため、ふ頭と表記されることも多い。
機能
埠頭には、船舶が接岸する岸壁・物揚場(係留施設)、それらの上面であるエプロンや貨物を荷役するガントリークレーン(荷役施設)、荷さばきを行う上屋(荷さばき施設)、貨物などを仮置きする野積場(保管施設)、貨物運送などのための臨港道路、乗客が乗降するフェリーターミナル(旅客施設)などが含まれ、これらを総称して埠頭という。また、波止場(はとば)とも呼ばれる。
分類
埠頭は形態により公共埠頭と専用埠頭に分けられる[1]。
船舶と埠頭
コンテナ埠頭
コンテナ船用の埠頭は特にコンテナ埠頭(コンテナターミナル)と呼ばれる。日本では五大港(東京港、横浜港、名古屋港、大阪港、神戸港)を初めとする大規模・中規模港湾に存在する。多数のコンテナを蔵置できるコンテナヤード、コンテナを迅速にコンテナ船に積み下ろしできるガントリークレーンなどの施設を有し、現代の港湾で最も重要な機能となっており、港湾におけるコンテナ取り扱い個数は、各国の経済力・国力を測る指標のひとつに挙げられている。
フェリー埠頭
フェリー専用の埠頭は特にフェリー埠頭と呼ばれる。日本では函館港、苫小牧港、小樽港、室蘭港、青森港、仙台港、両津港、東京港、名古屋港、大阪港、神戸港、高松港、土庄港、北九州港、博多港などに代表的なフェリー埠頭がある。
脚注
関連項目
埠頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/14 22:52 UTC 版)
現在東1から東20及び北2から北6など25バースが稼働している。コンテナ埠頭:4バース 石油及び雑貨埠頭:16バース 海巡埠頭:3バース 港勤埠頭:2バース
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「埠頭」の例文・使い方・用例・文例
- 彼はボートを埠頭の方に向けた
- 彼は埠頭に座っていた。
- 突然船は埠頭を離れた。
- 時間までに埠頭に着けないよ。近道しよう。
- ジムは埠頭へ釣りに行った。
- ボートは埠頭(ふとう)にゴツンゴツンとぶつかった.
- ぽーぽーと汽笛を鳴らすと汽船は間もなく埠頭から離れる.
- 外遊者を埠頭に送る
- 今にもくずれそうな古い埠頭
- (係船索を取り付けるために波止場、埠頭、または船にある)強い柱
- 船の荷物が積まれたり降ろされたりする、あるいは修理される埠頭の隣の港の着陸
- 川の着陸場を提供する埠頭
- 船に荷を積んでいる間船と埠頭の間にかけられている網
- 埠頭の端
- (波止場や埠頭のように)水域のそばにある都市の地域
- 波止場または埠頭の使用料
- 埠頭渡しという,商品を埠頭に陸揚げするまでの費用を売り手が負担する売買契約
- >> 「埠頭」を含む用語の索引
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