コンテナ船
国際規格の海上コンテナに貨物を収納して運ぶ船です。路線バスの様にあらかじめルートとスケジュールを設定して、定期的に決まった港に寄港します。また、コンテナ化された貨物はトラックや鉄道への積み替えが容易なため、荷役の迅速化とともに海陸一貫によるドアツードアの輸送を実現しています。 構造・特徴 |
コンテナ船
コンテナ船
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 08:25 UTC 版)
1969年、ブリティッシュ・アンド・コモンウェルス・シッピング(British and Commonwealth Shipping)、ファーネス・ホイッティー(Furness, Withy & Co Ltd)、オーシャン・スチームシップ・カンパニー(The Ocean Steamship Company)、そしてP&Oといったイギリスの大手船会社が、物流のコンテナ化に対応するためにコンテナ船会社オーバーシーズ・コンテナーズ・リミテッド(Overseas Containers Limited, OCL)を設立した。 1970年代初頭にはP&Oはイギリスの船会社ストリック・ライン(Strick Line)とハイン=ノース(Hain-Nourse)を買収している。1980年代初頭までにP&Oのドライカーゴの定期船路線はすべてコンテナ船に置きかえられ、1986年にはP&OがOCLに出資している他社の持分を買収し、OCLをP&Oコンテナ(P&O Containers Limited, P&OCL)へと改名した。 P&OCLは1996年にオランダのコンテナ船会社ネドロイド(Nedlloyd)と合併してP&Oネドロイド(P&O Nedlloyd)となった。しかし2005年にP&Oネドロイドはデンマークの海運会社A.P. モラー・マースクに買収された。
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